外壁のひび割れは放っておくと危険!?原因や修理方法を詳しく解説!

あなたのお家の外壁、ひび割れていませんか?外壁のひび割れを放っておくと、お家全体の寿命を縮める深刻な状態にまで陥ってしまう可能性があります。

しかし、ひとくくりに「ひび割れ」といってもその種類や原因はさまざま。この記事では、外壁がひび割れてしまう原因やひび割れの種類を解説するとともに、ひび割れの種類に応じた補修方法を紹介します。

ひび割れを補修する際の業者の選び方についても詳しくご紹介しますので、外壁のひび割れを補修したいという方は必見です!

この記事でわかること
  • ひびわれの危険性や種類・原因
  • ひびわれやすい外壁の種類とポイント
  • ひび割れの補修方法
  • 業者に依頼する際の注意点

目次

外壁のひび割れ、その危険性とは?

見出し画像(外壁のひび割れその危険性とは?)

ひび割れを放置するとどうなる?

家の外壁が最近ひび割れをしてきたな…とお困りの方。実は、外壁のひび割れを放置しておくと隙間から雨水が侵入して雨漏りの原因となったり、紫外線や雨水によって外壁内部が腐食する危険性があるのです。

最悪の場合、建物自体が劣化して建て直しになってしまう危険性もあります。ひび割れの種類や深刻度に応じて対処法が異なるため、初めにひび割れの種類とその原因について見ていきましょう。

「外壁のひび割れ」その種類と原因

見出し画像(ひび割れの種類と原因)ひび割れの種類は2種類のタイプがあり、外壁の表面が割れるタイプと外壁内部が割れるタイプに分かれています。

より詳しくひび割れの種類と原因について確認していきましょう。

ヘアークラック

幅が0.3mm以下のひび割れはヘアークラックと呼ばれています。現段階での大きな影響はありませんが、放置しておくとひび割れが深くなってしまい雨漏りを引き起こす危険性が考えられます。

原因は塗膜性能による劣化・凍結と融解などの環境変化・地震による震度などと判断されます。

乾燥クラック

外壁のひびわれを直す業者

外壁塗装の際に塗料の水分の乾燥によって起こるひび割れは乾燥クラックと言われており、ひび割れ幅が狭いのが特徴です。

原因は塗装環境・業者の技術による問題などが考えられます。

構造クラック

外壁ひびわれ(構造クラック)

建物の構造の基礎部分に起こるひび割れを構造クラックと呼ばれています。特徴として幅が0.3mm以上、深さが5mm以上の場合は構造クラシックの場合が多いです。

原因は地震や地盤沈下、建物の歪みで引き起こされ壁の内部から割れている場合は、割れ具合によっては外壁材の交換が必要な場合もあります。

縁切れクラック

塗装作業を途中でやめてしまい乾燥してから続きを塗った場合の塗り合わせ部分に見られるクラックを縁切れクラックと言います。

原因は塗るタイミングを変えてしまい、つなぎ目の部分がひび割れやすくなるからです。

まとめると…
  • ヘアークラックは表面の幅が0.3mm以下のひび割れ、原因は環境変化によるもの
  • 乾燥クラックは塗装後に乾燥してできたひび割れ、原因は塗装環境・業者の技術
  • 構造クラックは建物の構造が原因でおこるひび割れ、原因は地震・地盤沈下建物の歪み
  • 縁切れクラックは作業途中で再開した時に起こるひび割れ、原因は塗るタイミング

うちの外壁は大丈夫?特にひび割れやすいポイント

見出し画像(ひび割れやすいポイントとは)

サイディングのシーリング部分

サイディングはサイディングパネルの略で、パネルを貼り作成したものです。サイディングの継ぎ目を埋め合わせるために使用されるゴム状の目地材をシーリング(またはシール)と呼ばれます。

業者に頼まれるのが一番多い部分で、サイディングのシーリング部分はゴム状の材料が使用されており、シーリング部分はサイディング素材より寿命が短く、傷みやすくひび割れがしやすいのが特徴です。

放置しすぎるとシーリングは剥がれ落ち、サイディング材は劣化する可能性もあり、基本的に8年~10年程度にシーリング補修や塗装などを行ってひび割れを補修する必要があります。

前回補修した場所

外壁ひび割れを前回補修した部分

過去にひび割れをしていた部分は再度ひび割れがしやすくなっている場所なので注意が必要です。根本的に改善する場合は本格的な修理、外壁材の交換が必須とされています。

環境変化が激しい地域

温度変化が激しい、湿度が高くなりやすい、海が近くて塩害が起こりやすい地域ではひび割れが多々見られます。温度の変化によるひび割れは主に内部拘束、外部拘束の2種類に分かれており、

内部拘束は部材中心部の温度と表面部の温度差により発生するもので引張応力がコンクリートの引張強度以上になった場合に発生するひび割れです。

一方、外部拘束はコンクリートの下部にある既設コンクリートや強固な地盤に拘束されていると発生するもので引張応力が内部拘束同様コンクリートの引張強度に以上になると発生するひび割れです。

まとめると…
  • サイディングのシーリング部分は8~10年ごとに補修が必要
  • 前回補修した場所はひび割れしやすくなっているため要注意
  • 環境変化が激しい地域のひびわれは、内部拘束と外部拘束の2種類に分かれる

外壁の種類によってひび割れやすさは違うの?

見出し画像(ひび割れやすさは外壁の種類で変わる)

サイディング

サイディングは表面の部分のひび割れと目地のシーリング部分が割れやすく、雨水、夏の暑さ・冬場の凍結などの環境変化によりサイディング材も劣化して割れる可能性が考慮されます。色あせ、塗装の剥がれなどの状態が見られる場合は早急に業者に依頼して塗装工事を行い、日々のメンテナンス等も怠らないようにしてください。

一般的に10年おきにシーリング補修や塗装などを行ってひび割れを補修する必要があります。

モルタル

外壁ひび割れ/外壁の種類(モルタル)

モルタルはセメントと砂と水で作られている外壁で非常に割れやすい外壁素材で作られており、防水性が低く建物内部を腐食させてしまいます。

その一方で、弾力性がある「弾性塗料」を使うことで防水性が高まりひび割れを抑制可能です。モルタルのひび割れは隙間を穴埋めすることで多くの場合は補修可能となっています。

コンクリート

外壁ひび割れ/外壁の種類(コンクリート)コンクリートはひび割れが起こりやすい外壁素材です。コンクリートのひび割れは隙間を穴埋めすることで多くの場合は補修可能となっており、深い場合はコンクリートを削って補修材を注入して補修します。ひび割れの種類によって内部が劣化している場合は表面的な補修だけでは対処できないこともあります。

タイル

タイルは耐久性が高く、ほとんどひび割れはしません。しかし、建物の歪みや地震などによってひび割れすることはあるのでひび割れをした場合には早急に交換をしてください。外壁タイルのひび割れを放置すると雨水が住まいに侵入してタイルの剝落を引き起こす可能性があります

まとめると…
  • サイディングは10年おきにシーリング補修や塗装などでひびわれを補修する必要がある
  • モルタルのひび割れは隙間を穴埋めにすれば修復可能
  • コンクリートはひび割れが起こりやすいが穴埋めで修復可能。深い場合はコンクリートを削り補修材で修復できる
  • タイルは基本的にひび割れはしないが、地震などで割れてしまった場合は早急に交換が必要とされる

外壁のひび割れの進行度別・補修方法

見出し画像(進行度別ひび割れの補修方法)

 

補修が必要なひび割れはどう判断する?

基本的にひび割れは目視で確認することができます。ひび割れの幅によって対処が異なり、小さなひび割れでも補修を行ってください。内部がわずかでも見えるようなクラックは早急に補修が必要とされています。

幅が0.3mm以下のクラックの対処

塗装表面だけに発生した軽度のクラックです。今すぐ深刻な症状を引き起こす可能性は低いが補修が望ましい状態で、再塗装で対処が可能です。

幅が0.3mm〜1mm以下のクラックの対処

外壁ひび割れ(0.1~0.3㎜以下のクラック)中度のクラックでモルタルまでひび割れの状態です。放置すると外壁材の劣化を招く可能性があります。外壁の複数の箇所で発生していた場合は全体的な塗替えを検討することが必要です。一部だけの補修の場合はコーキングなどの充填剤を使って隙間を埋めてから塗装します。

幅が1mmを超えるクラックの対処

深刻なクラックで外壁材に深刻な影響を及ぼすひび割れのため、早急に補修をしなければ外壁材の寿命を縮める危険性があります。一般的にVカット工法を行い、機械を使いひび割れを20cmまで削りシーリング材を注入してひび割れを治し、微弾性フィラーで下塗りをしてから塗装します。指が入るほどの幅があるクラックの場合はコーキングや塗装だけでの補修は難しく、外壁材の交換が必要なケースが多いです。

DIYでひび割れの補修はできるのか?

外壁ひび割れを補修する道具結論からいうと、0.3mm以下のひび割れであれば対処が可能です。ただし、適切な技術がない人が補修をすると失敗して再発する可能性が高くなるため、軽度なものでも再発の恐れがあるため基本的には業者に依頼するほうがおすすめです。

まとめると…
  • ひび割れは目視で確認可能。幅に応じて対処方法が異なる
  • 幅が0.3mm以下の場合 再塗装で対処が可能
  • 幅が0.3mm~1mm以下の場合 複数の箇所なら全体的な塗り替え。一部の場合はコーキングなどの充填剤を使い隙間を埋め塗装する
  • 幅が1mm以上の場合 外壁材の交換が必要
  • DIYでの補修は0.3mm以下の場合は可能、0.3mm以上の場合は業者に依頼するほうがよい!

外壁ひび割れの応急処置!DIYの補修方法

見出し画像(ひび割れDIY補修方法)

DIYで補修できる範囲

DIYで補修できるは範囲は0.3mm以下のひび割れの場合です。それ以上のひび割れの場合はコーキングなどの充填剤が必要で高い技術が求められるているため、業者に依頼するほうがよいです。サイディングの目地部分のシーリング補修も難易度が高いため、業者に依頼するのががおすすめです。

DIYの具体的な補修方法

DIYの補修に必要な道具は高圧洗浄機、マスキングテープ、コーキング、コーキングガン(コーキングを打ち出す道具)、ヘラ塗装が必要な場合は、塗料やハケ、ローラー、ローラーバケット、養生用マスカーも必要です。

高所での作業には足場が必要なケースが多く、足場は業者でなければ設置できないため足場専門業者に依頼する必要があります。

作業の手順
  1. 高圧洗浄機や、ホースによる放水でひび割れ部位を洗浄する
  2. ひび割れにコーキングを充填する
  3. ヘラで平らにして余分なコーキングを取り除く
  4. 塗装が必要な場合は塗装する

DIYで補修するメリット・デメリット

DIYを表現する画像DIYで補修するメリットは費用が安く、自分で楽しみながら取り組むことが可能です。しかし、時間がかかり手間も多く、再発しやすいなどのデメリットも存在します。DIYに自信が無い方は業者に一度頼んでみるのも良いかもしれません。

DIYのメリット

・費用が安い(1〜5割程度の節約が可能)

・自分の家なので楽しみながらすることができる

・悪徳業者などのトラブルがない

DIYのデメリット
・時間がかかる

・再発しやすい

・手間がかかる

業者にお願いするべき外壁ひび割れの範囲とは?

見出し画像(業者にお願いすべきひび割れの範囲)

0.3mmを超えるクラック

外壁ひび割れ(0.3㎜を超えるクラック)0.3mmを超えるひび割れは自分で修復が難しい場合が多く、自分で修復しようとすると失敗して再発する可能性が高いため、業者に依頼したほうが仕上がりが良く安心です。

サイディングの目地の部分のひび割れ

サイディングの目地部分のひび割れはタイルの下地まで劣化が進んでいる場合があるので業者に依頼することを推奨します。サイディングは劣化が早くメンテナンスも大変なので年に1~2回点検&掃除をしてもらいひび割れを確認してもらうのがおすすめです。

足場がないと届かないような高い場所のひび割れ

外壁ひびわれの高所の補修足場がない高い場所は、足場業者に依頼することも可能ですが、費用がかかり怪我などの危険性を考慮した場合、業者に依頼するのが一番ベストな選択です。

業者に依頼するメリット

業者依頼するメリットは確実性が高く、塗料の性能がいい、時間短縮ができる、手間が一切かからないなどがあります。デメリットは費用が高いというところですが保証などもついてくるので安心して業者に頼んでみてはいかがでしょうか?

業者に依頼するメリット

・確実性が高い

・塗料の機能によっては断熱性効果、遮熱効果などがある

・工事期間が短い

・手間がかからない

業者に依頼するデメリット

・費用がかかること

業者に依頼する場合、費用の相場はどのくらい?

業者によって相場の変化はありますが、一般的に一部分だけの補修で1〜20万円で足場を設置する場合はさらに5〜20万円がかかります。補修箇所単位が1㎡単位かは業者で異なるので、複数の業者を調べてみてください。外壁全体の補修だと塗装も必要なため70〜100万円が相場となっています。

まとめると…
  • 0.3㎜を超えるものやサイディングの目地部分、高所のひびわれは業者に任せた方が安心
  • 業者に依頼する場合の費用は、一部の補修で1~20万、外壁全体だと70~100万が相場
  • メリットとデメリットを踏まえて業者に依頼するか検討しよう

外壁のひび割れ補修を業者に依頼する場合の注意点

見出し画像(ひび割れを業者に頼む際の注意点)

 

まずは保証・保険がないか確認!

業者に依頼する際の注意点に保証・保険があるか確認をしてください。

具体的には、修理後に再発した場合の無償での対応・会社が倒産した場合の保証・保険による保証です。

塗装業者に依頼した場合、保証が一般的にはついていますが、塗装メーカーの保証は塗装そのものに対する保証でひび割れは対象外な場合があり、保証期間も業者ごとに1年間~10年間と差があるのでよく確認してください。

第三者機関による瑕疵保証と記載されている場合は、仮に会社が倒産しても保証を受けることができます。

ひび割れの保険は2種類の火災保険・地震保険があり、火災保険では自然災害に対するもので壁にひび割れが入ってしてまった場合のみで工事費用が保証されるのは20万円以上の場合となっており、自然災害発生後の3年間以内が申請期間となっております。

一方、地震保険では、全損、半損、一部損と分かれおり、保証の基準が定められています。全損の場合は保険の金額の全額、半損の場合は半額、一部損は5%で、構造物の基礎部分・屋根や外壁が対象となっています。地震発生以内の10日以内に申請が必要などの条件もあります。

訪問営業の会社には依頼しない

外壁ひびわれの訪問業者訪問営業の会社には依頼しないのが一番です。訪問営業の会社はほとんどが悪徳業者であり、悪いところがなくても傷んでいるなどという場合もあり、最悪の場合は訪問営業会社が傷ませてから作業を交渉してくるケースもあります。注意点としては「今すぐ工事が必要です」などと言われても一旦保留にして冷静に考えることが大切です。

見積もり内容の具体性をチェックする

外壁ひびわれの見積書業者の見積もり内容でチェックするべきところは項目(工事名・商品のメーカー商品名)、単位(枚数・範囲などの単位)、数量(実際に修理が必要な範囲)、単価(1枚・1mなど範囲の金額)、金額(数量×単価で計算された修理費用)です。見積書の内容が簡潔すぎたり、使う補修材や塗料の商品名が記載されていない場合は後で高額請求をされる場合があるので要注意です。

歴史があって地域に密着した業者が望ましい

20年以上の歴史があり、同じ地域で経営を続けている会社のほうが地域の特性を理解しており、地域の口コミ評判などがあり安心できる業者に依頼するのがおすすめです。

まとめると…
  • 業者に依頼する際には、保証や保険があるかよく確認する
  • 悪質な訪問業者には要注意
  • 見積内容は項目・単位・数量・単価・金額を必ずチェックする

まとめ

外壁のひび割れには表面まで割れている場合と内部が割れている場合があり、表面だけの場合で幅が0.3mm以下の場合はDIY可能だが、内部まで割れており幅が0.3mm以上の場合は業者に頼むほうが良い。

業者に頼む場合も複数の業者を確認して、訪問会社には依頼せず、見積もりの内容・保証・保険をチェックして地域に密着している業者に依頼をするのがおすすめ。

外壁のひび割れが気になっている方は、ぜひ一度信頼できるプロに相談してみてはいかがでしょうか?

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