防カビ塗料のおすすめ6選|室内で使用できる塗料も紹介!

防カビ塗料の使用方法と注意点!塗料選びのポイントもあわせて紹介

防カビ塗料は、室内の壁や外壁にカビが生えないようにするために塗布する塗料で、多くの住宅に使われています。しかし、どの防カビ塗料を使えばいいのか、よくわからない方は多いのではないでしょうか。

そこで当記事では、室内と外壁別におすすめの防カビ塗料について紹介しています。防カビ塗料の選び方や使用方法、注意点についても解説しているので、防カビ塗料で塗装を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 防カビ塗料の基礎知識
  • おすすめの防カビ塗料
  • 防カビ塗料の選ぶポイント
  • 防カビ塗料を使用方法と注意点
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防カビ塗料はカビやコケを防ぐ塗料

防カビ塗料とは?
防カビ塗料とは、カビやコケが生えにくい性質をもつ塗料です。カビ・コケの原因となる菌の発生を防ぐカビ防止成分が配合されています。

塗るだけで、予防としてカビやコケが発生を防げるので、外壁や浴室などのカビが生えやすい箇所に塗布するのがおすすめです。

室内塗装におすすめの防カビ塗料

エスケー化研「エコフレッシュクリーン」

エコフレッシュクリーンは、エスケー化研が販売している防カビ塗料です。住宅やマンションの内装に塗布できるので、室内のカビ発生を防げます。

室内に塗布する塗料なので、汚染物質をほとんど含んでいないので、人に優しいように設計されています。また、室内の壁に塗布しても、臭いが少ないので、塗装直後から快適に生活することができる点も魅力の1つです。

価格は1平方メートルあたり1,520円となっています。防カビ塗料を探している方は、ぜひ試してみてください。

塗布可能な箇所
  • 住宅
  • マンション
  • ホテル
  • 病院
  • 学校
  • 商業ビル など
  • 上記の内装壁面

アトムペイント「無臭かべ」

無臭かべは、アトムペイントが販売している防カビ塗料で、室内や浴室の壁に塗布できるのが特徴です。

また、ホルムアルデヒド等の人体に悪影響を与える成分も非常に少ないので、安心して室内の塗装に使用できます。

価格は1平方メートルあたり1,090円です。

塗布可能な箇所
  • 浴室
  • トイレ
  • 台所
  • 洗面所
  • リビング
  • コンクリート
  • モルタル
  • 漆喰
  • 木部
  • ビニルクロス
  • 砂かべ
  • 繊維かべ

アサヒペン「NEW水性インテリアカラー」

NEW水性インテリアカラーは、アサヒペンが販売している防カビ塗料で、キッチンや浴室などの壁、天井に塗布できるのが特徴です。

臭いがしない無臭タイプで1回塗るだけで仕上がるので、手軽に塗装できます。

価格は2,580円から購入できます。室内のカビが気になる方は、ぜひ試してみてください。

塗布可能な箇所
  • リビング
  • 寝室
  • 子供部屋などの室内壁や天井
  • 窓枠などの木部
  • 和室壁や天井
  • 浴室
  • キッチン
  • 洗面所
  • トイレなどの壁や天井

外壁におすすめの防カビ塗料

アステックペイント「アステック・プラスSW」

アステック・プラスSWは、アステックペイントが販売している防カビ塗料で、カビなどの原因となる2,000種類もの菌の発生を防いでくれます。

塗布する時もアステックペイントの既存製品や他社製品に添加して使用できるので、外壁や倉庫などでしつこくカビが生えてくるという場合にはアステック・プラスSWを添加しましょう。

価格はアステックペイントに加盟している塗装業者にのみ、販売しているため非公開なので、気になる方はお近くの加盟業者に聞いてみましょう。

適用可能な下地
  • 窯業系サイディング
  • リシン
  • 金属屋根
  • カラーベスト
  • セメント瓦
  • コンクリート
  • モルタル
  • 吹付けタイル
  • スタッコ

日本ペイント「水性ケンエース」

水性ケンエースは、日本ペイントが販売する室内でも安全に使えるほど環境に優しい防カビ性能を備えた塗料です。

つや消し効果があるため、落ち着いた上品な外観を実現できる点や、汚れがつきにくく落としやすい点が人気です。

価格は1平方メートルあたり1,470〜1,880円ほどです。

適用可能な下地
  • コンクリート
  • モルタル
  • ボード類

エスケー化研「バイオタイト#10」

バイオタイト#10は、エスケー化研が販売している防かび、防藻型の水性塗料として人気を集めている塗料です。

一般的な防カビ塗料は5~6年ほどで塗り直しが必要になるのに対して、バイオタイト#10は耐用年数が8~10年と長い点も魅力的です。

価格は1平方メートルあたり2,150円です。

適用可能な下地
  • コンクリート
  • セメントモルタル
  • スレート板
  • ALCパネル
  • 各種乾式ボード
  • 各種旧塗(滑膜)

防カビ塗料を選ぶときのポイント

防カビ塗料を選ぶときのポイント

塗料を選ぶときのポイント
  • 防カビ剤が多く含まれているものを選ぶ
  • 使用する外壁に適しているものを選ぶ

防カビ剤が多く含まれているものを選ぶ

防カビ塗料は、防カビ剤が多く含まれている塗料を選びましょう。防カビ成分が、わずかにでも含まれている塗料であれば防カビ塗料として販売できるため、防カビ塗料と記載されていても、防カビ性能が低い場合があります。

防カビ塗料を選ぶ場合は、カタログや口コミを確認し、防カビ性能が高い塗料かどうかを調べてから選びましょう。

使用する外壁に適しているものを選ぶ

塗装
塗料には、それぞれ素材との相性の良し悪しがあるため、ご自宅の外壁が防カビ塗料の適用下地であるかどうかを確認する必要があります。

適用下地でない場合、防カビ塗料を使用したことが原因で鉄部が錆びたり、ひび割れなどのトラブルを起こしたりするので要注意です。

防カビ塗料の使用方法

防カビ塗料の使用方法

手順 使用方法
使用前に必ずテストを行う
カビや汚れを除去する
下塗りをする
中塗り・上塗りをする

①使用前に必ずテストを行う

外壁全体に塗装をする前に、必ず使用テストを行いましょう。一部だけ防カビ塗料を塗装してしばらく様子見をして、既存の外壁が漂白されてしまうといった問題が起こらないか確認してください。

特に、溶剤系塗料を使う場合はこうしたトラブルが生じやすいので、注意しましょう。

②カビや汚れを除去する

防カビ塗料を塗布する前に、高圧洗浄機やブラシなどを使って、外壁にこびりついたカビやコケなどを除去しておきましょう。外壁を綺麗にする時は、カビ用の漂白洗剤や高圧洗浄機を使用することをおすすめします。

外壁の表面にカビや汚れが付着しており、十分に除去されない状態で防カビ塗料を塗装しても十分に効果を発揮できません。

また、洗浄後はしっかりと乾燥させることも大切です。外壁に水分が含まれた状態で防カビ塗料を塗装しても、カビの再発リスクが高くなってしまうので注意しましょう。

③下塗りをする

カビや汚れの除去が完了したら、下塗りをおこないましょう。面積の広い部分はローラーを、ローラーでは塗装が難しい境目や細かい部分はハケなどを使用して、カビ防止用の下塗り在を使用します。

下塗り作業は、後から使用する防カビ塗料の密着度と耐久性を高めるために重要です。下塗りは中塗り・上塗りの仕上がりに影響するので、塗り残しやムラがないように丁寧におこないましょう。

④中塗り・上塗りをする

下塗りが完了したら、十分に下塗りの塗料が乾いたことを確認してから、カビ防止用の仕上げ塗料として中塗り・上塗りをおこないましょう。

下塗りの塗料が十分に乾燥していない状態で中塗りをおこなうと、膨れや剥がれなどのトラブルが生じてしまうので注意が必要です。

仕上げ塗りにおいても、ムラや塗り残しがないようにローラーとハケなどを使用して丁寧に塗装をおこなってください。

防カビ塗料を使用する際の注意点!

防カビ塗料を使用する際の注意点!

必ずカビを除去してから使用する

防カビ塗料を使用する箇所のカビや汚れは、全部取り除いてから使用しましょう。カビやコケなどが残ったままの状態で上から防カビ塗料を塗布しても、内部からカビが繁殖してくる恐れがあります。

防カビ塗料がきちんとその効果を発揮できるよう、適切に洗浄をおこないましょう。

カビが生えない塗料はない

デメリット

防カビ塗料を塗布しても、カビが必ず生えないというわけではありません。塗料に有機成分が含まれている以上、遅かれ早かれカビはいつか生えてしまいます。

カビやコケの生えない綺麗な外壁を維持する場合は、定期的に防カビ塗料を塗り直すメンテナンスを行いましょう。

防カビ塗料でカビやコケを未然に防げる

防カビ塗料は、カビが生える前に塗布しておくことで、カビが発生する前に予防できる塗料です。カビやコケは家の外観を損ねるだけでなく、耐久性にも悪影響を及ぼしてしまうものなので、事前に対策しておきましょう。

ただし、防カビ塗料にも耐用年数があるため、定期的に塗り直しをおこなっていつまでもカビの生えない綺麗な状態をキープしましょう。

 
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