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アレスダイナミックTOPとは?特徴やメリット・デメリットを大公開

アレスダイナミックTOPとは?特徴やメリット・デメリットを大公開

「雨の日には外壁塗装ができない」とお考えの方も多いことでしょう。確かに、ほとんどの塗料は雨が降っている場合はもちろん、湿度が高い場合にも塗装ができません。

時間を置いても塗料が十分に乾燥しない上に、雨水が混じるなどして施工不良を起こしやすいからです。こうした常識を大きく覆したのが、「アレスダイナミックTOP」です。

関西ペイントから販売されているアレスダイナミックTOPは、業界でも唯一雨の日でも塗装ができる画期的な外壁塗料になります。

ただ、販売からあまり年数がたっておらず実績も少ないため、「アレスダイナミックTOPに興味があるけれど、どのようなメリットやデメリットがあるのかよくわからない」と感じている方も少なくないことでしょう。

そこでこの記事ではアレスダイナミックTOPの基礎知識に加えて、そのメリット・デメリットや積極的に使用をおすすめしたいケースについて徹底解説しています。

外壁の塗料選びで迷っている方は、ぜひ参考としてご覧ください。

この記事でわかること
  • アレスダイナミックTOPとはどのような塗料?
  • アレスダイナミックTOPのメリット・デメリットとは?
  • アレスダイナミックTOP使用時の注意点とは?
  • どのような人にアレスダイナミックTOPがおすすめ?
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この記事の監修者
  • 高城 和幸
    和やか株式会社 想いを形に工房 代表
  • 30年の現場経験からお客様に寄り添った提案を心掛けている。お客様に寄り添った提案を心掛ける。 2022年に『一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会』の会員となり、正しい塗装工事を地域に広める活動を続けている。
    外壁塗装ほっとらいん編集部
  • 荒尾 薫
    外壁塗装ほっとらいんの相談・執筆担当
    ・外壁塗装業界でのアドバイザー10年以上
    ・12,000件以上のリフォーム相談に対応
  • 外壁塗装ほっとらいんは全国650社以上の優良塗装業者が加盟する塗装ネットワーク。塗装業者選びに悩む方のための中立的な紹介サービスです。

    目次

    アレスダイナミックTOPってどんな塗料?

    アレスダイナミックTOPってどんな塗料?
    住宅・塗装関係の仕事でもしていなければ、「アレスダイナミックTOP」という言葉を聞いても何のことかわからないという方も多いことでしょう。

    そもそも、アレスダイナミックTOPとはどのような塗料なのでしょうか?ここではまず、アレスダイナミックTOPについての基礎知識をご紹介していきます

    アレスダイナミックTOPとは

    アレスダイナミックTOPとは、関西ペイントが販売する水性ラジカル制御形シリコン塗料です。

    塗料グレードはシリコン塗料をラジカル制御した「ラジカル塗料」に分類され、耐用年数は15年ほど。

    高性能な塗料のため、塗装費用は下塗りを含む3回塗りで1平方メートルあたり3,700円と、一般的なラジカル塗料よりもややお高めです。

    また、雨でも塗装するためには、必ず下塗り・上塗り塗料の両方に強化剤を混ぜる必要があります。

    販売元 関西ペイント株式会社
    塗料の種類 水性ラジカル制御型シリコン塗料
    塗料グレード ラジカル塗料
    年数 15年
    価格 1平方メートルあたり3,700円〜(下塗り込み3回塗り)
    強化剤 1平方メートルあたり300円〜

    アレスダイナミックTOPの特徴

    知識
    アレスダイナミックTOPの最大の特徴は、雨でも塗装できる外壁塗料であるという点にあります。

    一般的に外壁塗料は雨水が混じると施工不良を起こす上に、十分に乾燥できないため、晴れか曇りの日にしか塗装できません。

    ですが、アレスダイナミックTOPは数ある塗料の中でもほぼ唯一、雨の日でも塗装が可能なのです。天候に左右されずに塗装できるという点において、画期的な塗料だと言えるでしょう。

    ラジカル制御形塗料について

    アレスダイナミックTOPは水性ラジカル制御形シリコン塗料の一種ですが、これはどのようなものなのでしょうか?

    ラジカル制御型とは、塗料の劣化の原因であるラジカル因子を抑制して劣化しにくくした塗料の総称のことです。

    なお、塗料には主にウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素の4種類があります。

    塗料の種類 耐用年数
    ウレタン 6~10年
    シリコン 10~15年
    ラジカル 14~16年
    フッ素 15~20年

    ウレタンは最も低価格ですが、その分耐用年数も10年以下と短くなっています。他方でフッ素は最も高耐久であるがゆえに、非常に高価格です。

    シリコン系塗料はウレタン以上、ラジカル未満の価格でコストパフォーマンスがよいと言えるでしょう。

    ラジカル塗料はシリコンよりわずかに価格が高いものの、耐用年数が長くコストパフォーマンスが最も高い塗料になります。

    まとめると…
    • アレスダイナミックTOPとは水性ラジカル制御形シリコン塗料の一種
    • 業界で唯一、雨の日でも塗装が可能な外壁塗料
    • ラジカル塗料ゆえのコストパフォーマンスの高さも魅力的

    アレスダイナミックTOPのメリット

    アレスダイナミックTOPのメリット
    販売開始から熱い注目と人気を集めているアレスダイナミックTOPですが、そもそもほかの塗料と比べてどのような点が優れているのでしょうか?

    以下では、アレスダイナミックTOPならではのメリットを4つピックアップしてご紹介していきます。

    雨でも塗装できる

    アレスダイナミックTOPの最大のメリットは、雨でも塗装が可能であるということでしょう。

    雨の日でも塗装ができるのは、外壁用仕上げ塗料業界の中でもアレスダイナミックTOPのみです。

    天候に左右されずに塗装ができるため、雨天によって工期が遅れることなく、予定通りに工事を終わらせられると評判です。

    チョーキングの発生を抑える

    塗料を劣化させるラジカル因子を抑制できる水性ラジカル制御形シリコン塗料であるため、チョーキングの発生をを遅らせることが期待できます

    「メンテナンスの手間がかからない塗料がいい」というニーズに応えてくれる塗料だと言えるでしょう。

    耐用年数が長い

    耐用年数が長い
    シリコン塗料に比べて耐用年数が格段に長いため、塗り直しなどメンテナンスにかかる費用をおさえることができます。

    費用がシリコン塗料とさほど変わらないという点も、アレスダイナミックTOPの魅力でしょう。

    コストパフォーマンスが高い

    短期的な安さを重視するならばウレタン塗料が選ばれやすいですが、すぐに塗り直しが必要になってしまうため、長期的なコストパフォーマンスを重視する方にはアレスダイナミックTOPがおすすめです。

    また、シンナーを含む有機溶剤は刺激臭・悪臭が強い上に、使用方法を誤ると健康被害を招くリスクもあります。

    その点、アレスダイナミックTOPは水性塗料で刺激が少なく、安全性が高いため安心して使えるでしょう。

    まとめると…
    • 業界で唯一、雨天でも塗装ができる外壁用塗料
    • チョーキングが起こりにくい
    • 耐用年数が長くメンテナンスの手間が省ける
    • 有機溶剤よりも安全性が高く刺激臭が少ない

    アレスダイナミックTOPのデメリットは?

    アレスダイナミックTOPのデメリットは?
    ここまで見てきたように、アレスダイナミックTOPにはこれまでの外壁用塗料にはなかった機能や多くの利点があります。

    ですが、デメリットがないわけではありません。以下では、塗料選びにあたって知っておきたいアレスダイナミックTOPのデメリットについて解説していきます

    初期費用が高め

    高性能なだけに、一般的なラジカル塗料に比べるとやや価格が高いというデメリットがあります。「初期費用をできるだけ抑えたい」という方には、あまりおすすめできないでしょう。

    ただし、耐用年数は非常に長いため、長期的に見るとほかの塗料よりもお得だと言えます。

    実績が少ない

    アレスダイナミックTOPは比較的新しい塗料であるため、ラジカル塗料の耐用年数を超えた例がほとんどありません

    耐用年数が高いと評判ではありますが、いまだ実績が少ないことも知っておく必要があります。

    白や薄い色でなければ性能を発揮しにくい

    バツ
    ラジカル因子は塗料を劣化させる要因のひとつです。アレスダイナミックTOPはラジカル因子の発生を抑える機能がありますが、色によっては十分にその機能を果たすことができません。

    ラジカル因子の発生源であるチタンが含まれやすい薄い色や白でなければラジカル制御ができず、耐用年数が延びににくくなってしまいます

    ツヤなしでは雨の日に塗装できない

    アレスダイナミックTOPにはツヤありとツヤなしの2種類がありますが、雨天時に塗装が可能なのはツヤありのみです。

    ツヤなしは、仕様によって雨の日に塗装ができないことに注意が必要でしょう。

    まとめると…
    • ほかの塗料と比べると初期費用が高い
    • まだ実績数が少ない
    • 薄い色でなければ耐用年数が延びにくい
    • ツヤなしは雨天時の塗装が不可

    アレスダイナミックTOPと相性がいい外壁材

    アレスダイナミックTOPと相性がいい外壁材
    塗料によって、外壁材との相性のよしが異なってきます。高性能・高耐久な塗料であっても、相性の悪い外壁材に塗装すると十分にその機能を発揮できず、すぐにメンテナンスが必要になってしまうことも…。

    そこでここからは、アレスダイナミックTOPと相性がよいおすすめの外壁材の種類をご紹介していきます

    モルタル

    モルタルは耐久性が高い外壁材であるため、高耐久のアレスダイナミックTOPに適しています

    この2つを組み合わせつことで、外壁のメンテナンスの頻度や費用を低くおさえることができるでしょう。

    コンクリート

    モルタル同様に耐久性が高いため、コンクリートも超耐久のアレスダイナミックTOPと相性がよいです。

    窯業系サイディング

    工事 サイディング
    アレスダイナミックTOPは、薄いボードをつなぎ合わせていくサイディング外壁にも適しています

    窯業系サイディングは値段の割に耐久性が高く、デザインやカラーのバリエーションが豊富というメリットも。

    ALC

    ALCとは、軽量気泡コンクリートのことです。断熱性や耐火性に優れており、ほかの外壁材よりも軽量であるという特徴をもっています。

    アレスダイナミックTOPは、パネルをつなぎ合わせていくALC外壁にも適しています

    相性が悪い外壁材は?

    アレスダイナミックTOPはモルタルやコンクリートなど、さまざまな外壁材と相性がよいものの、使用を避けたほうがよいものもあります。

    金属製品や木製品には適していないため、鉄部や木部への塗装は控える必要があるでしょう。

    外壁塗装をおこなう前に、専門業者にアレスダイナミックTOPとご自宅の外壁材との相性のよしあしをしっかりと確認してもらうことをおすすめします。

    外壁材の種類 アレスダイナミックTOPとの相性
    モルタル
    コンクリート
    窯業系サイディング
    ALC
    鉄部(金属製品) ×
    木部(木製品) ×

    アレスダイナミックTOPと他塗料を徹底比較

    アレスダイナミックTOPと他塗料を徹底比較
    数ある塗料の中でも、アレスダイナミックTOPを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか?評判のよい優れた塗料であっても、メリットもあればデメリットもあります。

    納得の外壁塗装工事を実現するためには、ほかの塗料と総合的に比較することが大切でしょう。

    以下ではアレスダイナミックTOPとほかの塗料を徹底比較しているので、塗料選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

    汎用塗料との違い

    塗料の種類 耐用年数 コストパフォーマンス 価格
    アレスダイナミック 高い
    シリコン やや高い
    フッ素 やや低い

    シリコン塗料と比べると、アレスダイナミックTOPのようなラジカル塗料のほうが耐用年数が長いい分、価格もやや高くなります。

    ラジカル塗料は実績は少ないものの、メンテナンスにかかるトータルコストは安くなるため、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

    また、フッ素塗料と比べると、ラジカル塗料のほうが耐用年数が短く、価格もやや低いと言えます。

    そのため、アレスダイナミックTOPのほうがフッ素系よりもメンテナンスにかかるトータルコストは高くなりやすいでしょう。

    他のラジカル塗料との違い

    選ぶ
    他のラジカル塗料と比べると、アレスダイナミックTOPには雨の日でも塗装できるという特徴があります

    雨が降っておらずとも湿度が高く、普通の塗料の塗装ができないような状態でも使用が可能です。

    このように高性能であるため、ほかのラジカル塗料よりもやや価格が高い傾向にあります。

    アレスダイナミックTOPの使用方法

    アレスダイナミックTOPの使用方法
    アレスダイナミックTOPはどのような流れで塗装するのでしょうか?ここからは、アレスダイナミックTOPの使用方法について解説していきます

    準備するもの

    アレスダイナミックスTOPの塗装時に使用するのは、一般的な塗料と同様のアイテムです。

    • 下塗り塗料
    • ハケやローラー
    • 養生道具
    • ケレン道具

    塗装前に、マスキングテープやマスカーといったアイテムを使って養生作業をおこない、塗装箇所以外に塗料が飛散するのを防ぎます。

    塗り直しの場合は、サンドペーパーやスクレーバー、ヘラなどのケレン道具を使って、外壁表面に付着した汚れやサビなどを除去し、塗料が密着しやすい状態を整えることが必須。

    面積の大きい部分はローラーで、塗りムラが起こりやすい凹凸のある箇所や細部などはハケを使って塗装をします。

    希釈について

    塗装
    アレスダイナミックTOPは、水で3〜5%希釈して使用します。希釈率を誤ると、塗りムラなどの施工トラブルが起こりやすくなることに注意が必要です。

    塗装の流れ

    塗装の流れは以下のとおりです。

    • 高圧洗浄
    • 下地処理
    • 下塗り
    • 上塗り2回

    汚れやカビなどが付着していると、塗装しても定着せずにすぐに剥がれてしまうため、高圧洗浄機などを使用して表面の汚れを除去します。

    ヘラやサンドペーパーなどを用いて劣化した塗膜を剥がす下地処理も必要です。塗装に適した状態を整えたならば、専用の下塗りで塗装した後、アレスダイナミックTOPを2回塗装し、しっかりと乾燥させれば作業完了になります。

    塗装する際のポイント

    アレスダイナミックTOPの塗装は1回のみだと十分な性能が得られないため、2回おこなうことが必要。

    重ね塗りする場合は。23度の気温で2時間以上7日以内の乾燥時間を設けます。下塗り材は種類によって、8~16時間以上7日以内の乾燥時間になります。

    まとめると…
    • 水で3~5%希釈して使用する
    • 塗膜に厚みを出すために、塗装回数は2回必要

    下塗り材アレスダイナミックフィラーとは?

    下塗り材アレスダイナミックフィラーとは?
    アレスダイナミックTOPの機能をより引き出すためには、また耐用年数を最大限に延ばすためには、相性のよい下塗り材を使用することが大切です。

    そこで以下では、おすすめの下塗り材であるアレスダイナミックフィラーについて詳しく見ていきましょう

    アレスダイナミックフィラーとは

    アレスダイナミックフィラーとは、アレスダイナミックTOPで使用する下塗り材です。

    特にサイディング材に適している下塗り材ですが、別途下塗りをすることでコンクリートやモルタル塗装にも使用ができます

    アレスダイナミックフィラーと強化剤

    ?
    アレスダイナミックフィラーと併せて強化剤を利用すれば、雨の日でも塗装が可能です。天候によって左右されずに予定通りに工期をすすめられます。

    まとめると…
    • アレスダイナミックTOPの下塗り時にはアレスダイナミックフィラーがおすすめ
    • 強化剤と併せて使用すれば雨天時や湿度が高い時にも塗装ができる

    アレスダイナミックTOPの塗装の注意点

    アレスダイナミックTOPの塗装の注意点
    「耐用年数が高い」と評判のアレスダイナミックTOPですが、正しい知識や一定の技術力なしに塗装してしまうと、十分にその性能を発揮できなくなってしまいます

    以下では、アレスダイナミックTOPの塗装時に注意すべきポイントについて解説していきます。

    下地処置をしっかり行う

    下地処理が不十分だと、塗料が密着せずにすぐに剥がれてしまうことに注意が必要です。高圧洗浄やケレン作業をつうじて、しっかりと汚れやサビ・カビや既存の塗料を除去しましょう。

    ただし、大きなひび割れが起きているなど劣化症状が激しい場合には、高圧洗浄機の使用によって状態が悪化してしまう可能性があることに要注意。

    水圧を調整したり、スポンジなどを使って手作業で汚れを落としたりすることになります。

    優良業者に依頼する

    業者 ポイント
    雨の日にも塗装可能な新しい塗料であるため、実績がある業者に依頼しないと失敗するおそれがあります

    だからこそ、数社から見積もりをとってその費用や施工内容、見積もりの記載方法などを比較するなどして、信頼できる優良業者を見極めることが必要です。

    地元密着型で、長年地域の人から多くの工事を請け負ってきた業者は比較的信頼度が高い傾向にあるでしょう。

    ただし、優良業者であってもアレスダイナミックTOPの塗装実績がないと不安要素が高いため、実績数が多い業者を中心に検討してみることも大切。

    業者によっては自社のホームページ上に、使用実績のある塗料の説明や実際の施工写真などを掲載しているところもあります。

    どの業者に塗装を依頼すればよいか迷ったときには、インターネット検索でアレスダイナミックTOPの施工実績豊富な業者を検索してみるのもよいでしょう。

    雨が降ってから強化剤入りに切り替えることはできない

    最初から雨対応塗料として発注しなければ、雨の日に塗装はできないことにも注意が必要です。急に強化剤入りに切り替えようと思っても、時間も準備も要するため対処できません。

    また、雨用塗料として発注していても、塗装時に晴れていた場合は費用の無駄となります。

    「結局雨が降らなかったから、雨用塗料として支払った過剰分を返してほしい」と言っても、雨対応塗料の発注の契約がすでに締結されているため、支払費用を減額することもできません。

    耐用年数は変わる恐れがある

    チェック
    ラジカル塗料自体が実績不足のため、耐用年数が15年と言われているものの、実際にはもっと短いおそれもあります

    また、立地条件によって外壁にあたる紫外線や雨水の程度も変わってくるもの。同じアレスダイナミックTOPを使用していても、外壁の種類や周囲の環境などによって耐用年数が長くなる場合もあれば、短くなる場合もあるでしょう。

    「絶対に15年はもつ」と思っていると、予想よりも早く劣化症状が出たときにそのサインを見逃してしまいやすくなるため、耐用年数を過信しすぎないようにしたいところです。

    できれば定期的に業者に点検を依頼し、異常や劣化症状などがないかどうかをチェックしてもらうとよいでしょう。

    まとめると…
    • 雨対応塗料を発注しなければ雨天時に塗装ができない
    • 塗装時に晴れていると、雨対応塗料の費用が無駄になる
    • 耐用年数が規定(15年)よりも短くなる可能性がある

    アレスダイナミックTOPはこんな人にオススメ!

    アレスダイナミックTOPのはこんな人にオススメ!
    外壁用塗料にはさまざまな種類のものがあり、それぞれ特徴も耐用年数・機能も異なってきます。

    では、どのような場合にアレスダイナミックTOPを使用するとよいのでしょうか?以下では、アレスダイナミックTOPをおすすめしたい事例をご紹介していきます

    外壁を長持ちさせたい

    アレスダイナミックTOPは塗料の中でも特に耐久性が高いため、「外壁のメンテナンス頻度を少なくしたい」という方におすすめです。15年ほどは塗替えをせずに済みます。

    天候を気にせず施工したい

    緑
    一般的な塗料は雨天時はもちろん、湿度が高い日も塗装をおこなうことができません。アレスダイナミックTOPは雨天時でも唯一塗装が可能な塗料ですので、雨の日でも施工したい方に向いています

    降雨量が多い地域にお住まいで、なおかつ雨が降りやすい梅雨の時期に外壁塗装をお考えならば、アレスダイナミックTOPの使用を検討してみる価値は十分にあるでしょう。

    工期を延ばしたくない人

    雨でも塗装が可能なため、アレスダイナミックTOPを使用すれば予期せぬ工期の延長を防げるでしょう。ただし、台風や強風時には対処できないことに注意が必要です。

    オススメできない人も

    雨の降りやすい梅雨の時期にどうしても塗装工事をおこないたい場合は、雨に備えてアレスダイナミックTOPを発注するとよいでしょう。

    ただ、塗装時に必ず雨が降るとは限りません。その場合、本来ならば必要のなかった費用を支払うことになるため、もったいなく感じる方も多いはず。

    雨が降った時のためだけに費用を出したくないという方には、アレスダイナミックTOpはおすすめできません

    まとめると…
    • より長持ちする外壁をお望みの方におすすめ
    • 天候に左右されずに予定通り塗装工事を終わらせたい方にもおすすめ
    • 「雨が降らなかった場合の費用が無駄」と感じる方にはおすすめできない

    外壁塗装の優良業者の見抜き方

    外壁塗装の優良業者の見抜き方
    外壁塗装業者と一口に言っても、ピンからキリまであります。顧客目線で誠実に施工してくれる優良業者もいれば、手抜きをしたり必要のない契約を結ばせたりする悪質業者も…。

    「必要のない工事を高額で施工された」「安い工事費用に飛びついたけれど技術力のない業者であり、塗装後すぐに施工不良が起こってしまった」といったトラブルも起こっています。

    満足のいく外壁塗装工事を実現するためには、塗料選びはもちろんのこと、業者選びが重要です。では、どうすれば優良業者を見つけられるのでしょうか?

    以下では、優良な外壁塗装業者を見抜くコツについてご紹介していきます。外壁塗装工事をお考えの方は、業者選びの参考としてぜひチェックしてみてください。

    塗布量を守っているか

    塗料コストを少しでもカットして純利益を上げるために、意図的に規定よりも少ない量を塗布する悪質な業者もいます。

    塗布量が少ない場合、塗膜に厚みがでないため耐久性が低下してすぐに施工不良を起こしたり、塗料が有する機能を十分に発揮できなくなったりしてしまうでしょう。

    反対に、優良な業者は塗装コストをケチらず、決められた塗布量をおおよそ守ってくれます

    ただし、素人が目視では適切な塗布量かどうかを判断するのが難しいもの。直接営業マンなどに質問をして、納得のいく誠実な回答をしてくれるかどうかチェックしてみましょう。

    乾燥時間を守って塗装しているか

    アレスダイナミックTOPの耐用年数は15年ほどと言われていますが、これは正しい方法で塗装がおこなわれた場合の話です。

    業者の中には人件費を節約したり工期を短くしたりするために、十分に塗料を乾燥させずに上塗りをしてしまうところもあります。

    定められた乾燥時間は、塗料によって異なります。規定の乾燥時間を守れていないと塗りムラや剥がれ、膨れなどさまざまな施工不良の原因となるため注意が必要でしょう。

    見積もりの記載が丁寧であるか

    見積
    信頼できる業者は見積もりの記載が丁寧であるため、どのような施工内容にどれくらいの費用がかかるのかが素人にもわかりやすいものです。

    反対に、「〇〇一式」といったように大雑把に見積もりを記載している業者には要注意。見積もりに記載されている工事が本当に必要なものなのか、また妥当な価格帯であるのかをあえて判断しにくくしている可能性があります。

    たとえばアレスダイナミックスTOPは下塗りと上塗り2回の計3回の塗装が必須ですが、「外壁塗装一式」とだけ書かれた見積もりでは、下塗り材の使用をせずに上塗りも1回だけに省くことも可能なのです。

    このように手抜き工事をしていながら、計3回の塗装をした場合の相場費用を請求してくる悪質な手口もあることに注意しておきたいものでしょう。

    質問に対してきちんと答えてくれるか

    営業マンの態度も、優良業者かどうかを見極める際のひとつの指標となりえます。外壁塗装工事にはお金も時間もかかりますし、失敗するとさらなる支出を余儀なくされるため、疑問点があれば遠慮せずに質問をしてみてください。

    質問に対してきちんと納得のいく説明をしてくれるか、その態度が誠実かどうかをチェックしてみましょう。説明をごまかす業者には警戒心をもったほうがベター

    訪問営業には一定の警戒心が必要

    悪徳
    アポなしで突然訪問営業をしてくる業者にも注意したほうがよいでしょう。もちろん、優良業者が訪問営業をする場合もあります。

    ですが悪質業者も少なくなく、「今ならお得なキャンペーンが受けられる」といった誘い文句を使ってその場で強引に契約をとろうとするケースも…。

    訪問営業による詐欺やトラブルに関する相談は、ここ10年ほど消費者センターなどの公的機関に多く寄せられています。

    単身の高齢者世帯がターゲットにされやすいため、特にシニア世代は慎重に業者選びをおこなうこと、その場ですぐに契約をしないことが大切です。

    まとめると…
    • ポイント1:適切な量を塗布しているかどうか
    • ポイント2:乾燥時間を守ってから上塗りしているかどうか
    • ポイント3:見積もりが丁寧でわかりやすい記載になっているかどうか
    • ポイント4:誠実な対応をしてくれるかどうか
    • ポイント5:強引に契約を迫らず、検討する時間をくれるかどうか

    アレスダイナミックTOPなら雨天時でも塗装が可能!

    今回は関西ペイント株式会社が販売する人気塗料「アレスダイナミックTOP」について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。

    数ある塗料の中でも、アレスダイナミックTOPは「雨の日でも塗装が可能」という唯一無二の特徴をもっています

    加えて、シリコン塗料とさほど費用が変わらないのに耐用年数が格段に高く、シンナーを含まない水性塗料ゆえに安全性が高いというのもアレスダイナミックTOPならではのメリットだと言えるでしょう。

    他方で、高性能な塗料ゆえに初期費用が高く、カラーが白や薄い色に限定されるといったデメリットもあります。

    塗装工事にはお金も時間もかかるため、こうしたメリット・デメリットの両方をきちんと知った上で塗料選びをおこないたいもの。

    「天候に左右されることなく短期間で確実に塗装工事を終わらせたい」「耐用年数の高い塗料を使いたい」という方は、ぜひアレスダイナミックTOPの使用を検討してみてはどうでしょうか。

     
    外壁塗装 あなたの地域の相場はいくら?▶▶︎▶︎