外壁材の種類の選び方は?メーカー、人気ランキングまで詳しく紹介!

外壁材には様々な種類があるので、選び方に迷うときがありますよね。外壁を選ぶ時は、外壁材の持つ特徴、メリットやデメリットを知って自分に合う外壁材を選ぶことが大切です。

今回の記事では外壁材の特徴やメリットデメリットの他、価格や向き不向きなどについてもお伝えしていきます。

外壁材の人気ランキングベスト3

外壁材の人気ランキングベスト3

外壁材は、窯業系サイディング、ガルバリウム、モルタルの順に人気があります。窯業系サイディングは軽量でお手頃な価格なので約7割の住宅で使われています。

ガルバリウムも軽量かつ安価で窯業系よりも美観が保ちやすいという特徴があります。モルタルはデザイン性が高く、オリジナリティのある外壁にすることが可能です。

第1位 窯業系サイディング

窯業系サイディングの家

  • 軽くて安価なので使い勝手が良く、デザインの幅も広い
  • 価格は1平方メートルあたり3,500円から5,000円ほど
  • シェア率は約7割

第2位 ガルバリウム

ガルバリウム外壁の家

  • 軽くて扱いやすく、水が建物内部に入りにくい
  • 価格は1平方メートルあたり4,000円から6,000円ほど
  • シェア率は約1.5割

第3位 モルタル

モルタル外壁の家

  • オリジナリティのある外壁ができる
  • 価格は1平方メートルあたり1,500円から4,000円ほど
  • シェア率は約0.5割

外壁材の種類9選!特徴と価格を紹介

外壁材の種類9選!特徴と価格を紹介

種類 1平方メートルあたりの価格 耐用年数
窯業系サイディング 3,000〜10,000円 30〜40年
金属系サイディング 3,500〜8,500円 30〜40年
木質系サイディング 5,500〜10,000円 30〜40年
樹脂系サイディング 3,400〜9,000円 30〜40年
モルタル 2,000〜8,000円 30〜40年
タイル 9,000〜30,000円 40年以上
ALC 5,500〜10,000円 50年以上
漆喰 6,000〜20,000円 50年以上
板張り 1,000円〜(材質や加工方法によって変動) 30〜50年

外壁材には様々な種類がありますが、主な外壁材9種類の特徴や価格をご紹介していきます。

外壁材の種類①窯業系サイディング

窯業系サイディングの外壁

窯業系サイディングはシェア率が高い外壁材です。

窯業系サイディングの材質・特徴とは?

窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を主な材料として板状にした外壁材です。軽くて比較的価格も安価なので多くの住宅で利用されています。

窯業系サイディングのメリット

窯業系サイディングの主なメリットは、外壁素材としては価格が安いため気軽に利用できるという点です。また、デザイン性が高いため様々な外壁を作ることができます。

耐火性や耐熱性に優れいているという特徴もあるため、夏場の室温の上昇を防ぎやすいというメリットも。

窯業系サイディングのデメリット

窯業系サイディングのデメリットは、他の外壁素材に比べると耐用年数が短い点です。また、塗装を定期的に塗り替えないと劣化が早くなるというデメリットもあります。

窯業系サイディングの費用・耐用年数

窯業系サイディングの費用は、1平方メートルあたりの材料費は3,000〜10,000円、耐用年数は30年~40年です。塗装に関しては10年おきに塗り直しが必要となります。

耐用年数を迎えるころには、サイディング自体の張り替えも必要です。塗装メンテナンスの費用は1平方メートルあたり、5,000円から12,000円程度となっています。

代表的なメーカー

窯業系サイディングの家

  • ニチハ
  • ケイミュー
  • 旭トステム外装

外壁材の種類②ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の外壁

ガルバリウム鋼板は金属系の人気外壁材です。

ガルバリウムの材質・特徴とは?

ガルバリウムは、金属系サイディングの中の一つで、鉄板にアルミニウムを55%、亜鉛をおよそ43%、ケイ素をおよそ2%の割合で吹き付けてメッキ加工した外壁材です。金属サイディングの中でも人気が高く、窯業系サイディングに次いでよく使われています

ガルバリウムのメリット

ガルバリウムのメリットは、つなぎ目が少なく、内部に水が入りにくいという点です。そのほか、金属の中でも錆に強い、汚れにくいため美観を維持しやすいというメリットもあります。

ガルバリウムのデメリット

ガルバリウムのデメリットとしては、錆びる可能性があるという点です。また、素材が金属のためデザインが限られます。

ガルバリウムの費用・耐用年数

ガルバリウムの費用は、1平方メートルあたり5,500〜7,500円で、耐用年数は20〜25年です。10年おきに塗装などのメンテナンスが必要になります。

外壁材の耐用年数が過ぎたら、サイディング自体を張り替えます。塗装にかかる費用は、1平方メートルあたり5,000〜12,000円程度です。

代表的なメーカー

ガルバリウム鋼板の外壁の家

  • アイジー工業
  • ニチハ
  • 旭トステム外装

外壁材の種類③その他のサイディング

樹脂系サイディングの外壁

木質系サイディング、樹脂系サイディングの材質・特徴とは?

木材を使った外壁材が木質系サイディング、樹脂を使った外壁材が樹脂系サイディングといいます。どちらも利用頻度は低い です。

木質系サイディングのメリット

木質系サイディングの主なメリットは、木材独特の落ち着いたデザインが得られるという点です。

木質系サイディングのデメリット

木質系サイディングの主なデメリットは、耐水性能、耐火性能がほとんどなく、他の外壁材に比べて劣化しやすいという点と、価格が高いという点です。

樹脂系サイディングのメリット

樹脂系サイディングのメリットは、耐久性が高くメンテナンスの手間がほとんどないという点です。

樹脂系サイディングのデメリット

樹脂系サイディングのデメリットは、施工難易度が高く、工事ができる業者が少ないという点です。

木質系サイディング、樹脂系サイディングの費用・耐用年数

木質系サイディング 樹脂系サイディング
価格 1平方メートルあたり5,500〜10,000円 1平方メートルあたり3,400〜9,000円
耐用年数 30〜40年 30〜40年
必要なメンテナンス 8〜10年おきに塗装が必要
耐用年数になったら張替え
10〜20年おきに塗装が必要
耐用年数になったら張替え

代表的なメーカー

  • ゼオン化成

外壁材の種類④ALC

ALC外壁

ALCは軽くて断熱性の高い外壁材です。

ALCの材質・特徴とは?

ALCとは、内部に穴があいているコンクリート素材で、気泡による断熱性の高さが特徴です。

ALCのメリット

ALCの主なメリットは、断熱性の高さです。また、耐久性が非常に高く交換頻度が低い、防火性に優れているため炎症の心配がない、調質性に優れているため室温調整がしやすいというメリットもあります。

ALCのデメリット

ALCの主なデメリットは、価格が高いという点です。また、水分を吸収してしまうため塗装が必要になります。

ALCの費用・耐用年数

ALCの費用は1平方メートルあたりの材料費は5,500〜10,000円で、耐用年数は50年です。メンテナンスは10年おきに塗装を行い、耐用年数になったら張り替えを行います。塗装費用は1平方メートルあたり5,000〜12,000円程度です。

代表的なメーカー

  • 住友金属鉱山シポレックス
  • 旭化成建材
  • クリオン

外壁材の種類⑤モルタル

モルタル外壁

モルタルは近年あまり使用されていません。デザイン性の高さが特徴です。

モルタルの材質・特徴とは?

モルタルとはセメントに砂、水を混ぜた外壁材です。かつては多くの住宅で使われていたが近年ではほとんど利用されていません。基本的に既存外壁の張替えでは使えず、新築の際にしか利用できません

モルタルのメリット

モルタルの主なメリットはさまざまな模様付けができるという点です。そのほか、燃えないので延焼のリスクが低いこと、強度が高いため強風や大雨でも破損しんくいといってメリットがあります。

モルタルのデメリット

モルタルのデメリットは、ひび割れしやすいため定期的な補修が必須という点です。また、デザインの完成度は職人の技術に依存するため下手な業者に頼むと耐用年数が縮みます。

モルタルの費用・耐用年数

モルタルの費用は1平方メートルあたりの材料費は2,000〜8,000円、耐用年数は30〜40年です。メンテナンスは10年おきに塗装が必要で、耐用年数になったらサイディングへの張替えが必要となります。

外壁材の種類⑥タイル

タイル外壁

タイルは劣化しにくくメンテナンスの負担が少ない外壁材です。

タイルの材質・特徴とは?

タイルとは粘土や陶器などの薄い板を外壁に張りつける工法のことです。劣化に非常に強く汚れにくいという特徴があります。

タイルのメリット

タイルの主なメリットは、目地以外の部分はほとんど劣化しないためメンテナンスの手間がかからないという点です。また、高級感がある見た目、耐用年数が長いため交換頻度が少ない点、汚れにくいため美観を維持しやすい点もメリットとしてあげられます。

タイルのデメリット

タイルの主なデメリットは、初期工事価格が高く、他の工法の2倍以上になることもある点です。また重量が大きいので地震で落ちる危険があります。工期が長い点もデメリットと言えます。

タイルの費用・耐用年数

タイルの1平方メートルの材料費は9,000〜30,000円で、耐用年数は40年以上です。メンテナンスは10年おきに目地の補修が必要になります。その他、タイルが割れた場合は個別で補修をします。

代表的なメーカー

  • リクシル
  • アイコットリョーワ
  • 平田タイル

外壁材の種類⑦板張り

板張りの外壁

板張りは近年ではほとんど見られません。耐久性が高く独特の質感があります。

板張りの材質・特徴とは?

板張りとは、木材を張り付けた外壁のことです。近年ではほとんど見られません

板張りのメリット

板張りの主なメリットは、耐久性が高いという点です。また木材独特の質感が得られる、調質性に優れているため室内の環境を整えやすいという点もメリットとしてあげられます。

板張りのデメリット

板張りの主なデメリットは、耐火性が低いため延焼しやすいという点です。また定期的に塗り替えを行わないと劣化してしまいます。

板張りの費用・耐用年数

板張りの1平方メートルあたりの材料費は、材質や加工方法によって大きく変動しますが1,000円以上となります。耐用年数は30年~50年です。メンテナンスは3〜5年おきの塗装で、1平方メートルあたり5,000〜12,000円程度の費用がかかります。

あなたにおすすめの「外壁材種類」はズバリこれ!

あなたにおすすめの「外壁材種類」はズバリこれ!

おすすめの外壁材種類は求めるものによって変わります。重視する点に合わせて外壁材を選んでいきましょう。

初期費用を安く抑えたいなら「サイディング」

外壁材の初期費用を安く抑えたいなら、窯業系サイディング、金属系サイディングがおすすめです。窯業系、金属系のサイディングなら、比較的に単価や工事費用が安価なので、初期費用を抑えられます。

メンテナンス費用を抑えたいなら「タイル」

外壁材のメンテナンス費用を抑えたいならタイルがおすすめです。タイルは初期費用は高いですが、メンテナンスがほとんど必要ないのでメンテナンス費用を抑えられます。

外壁材のメンテナンスの手間を省きたいなら

外壁材のメンテナンスの手間を省きたい場合もタイルがおすすめです。タイルであれば目地の補修以外はほとんどメンテナンスがいらないため、目地以外を定期的にメンテナンスをする必要がありません。

断熱性能を重視するなら「ALC」

外壁材の断熱性能を重視するなら、ALCがおすすめです。ALCなら断熱性が高いため、室温を調整しやすくなります。

1番人気の外壁材を使いたいなら「窯業系サイディング」

1番人気の外壁材を使いたいのなら、窯業系サイディングです。サイディング外壁のシェア率は7割以上あります。なかでもデザインの幅が広い窯業系サイディングが圧倒的に人気です。

おしゃれな外壁にこだわりたい人におすすめ

おしゃれな外壁にこだわりたい人には、漆喰やモルタル、板張りがおすすめです。漆喰、モルタルであれば独特の白い外壁に、板張りであれば他の家とは一線を画した木目調の外壁になります。

外壁材の種類を選ぶポイント

外壁材の種類を選ぶポイント

外壁材の種類を選ぶポイントは、外壁材の人気度や業者の質、メンテナンス計画によっても変わってきます。

迷ったときは最も人気の外壁材・塗料を選ぶ

外壁材に迷ったときは、最も人気のある外壁材や塗料を選ぶという方法も。人気の材料には実績があり、業者も工事に慣れているから安心できます。人気の外壁材は窯業系サイディング、人気の塗料はシリコン塗料です。

疑問にしっかり答えてくれる業者を選ぼう

業者を選ぶときは、疑問にしっかり答えてくれる業者を選んでください。まずは相見積もりをして、業者が質問に具体的に答えてくれるかどうか確認してみましょう。

住宅を建てかえる年数を予測してメンテナンスの計画を立てる

住宅を建て替える年数を予測し、メンテナンスの計画を立てると外壁材を選びやすくなります。長期的な計画を建てることで、必要な外壁材の種類やメンテナンス方法を導き出すことができます。

外壁の種類や特徴を知ってピッタリの外壁材を選ぼう

自分に合った外壁材を選ぶには、外壁材の特徴や価格、メンテナンス方法などを知っておくことが大切です。

人気のある外壁材は、窯業系サイディング、ガルバリウム、モルタルです。詳しくは「外壁材の人気ランキングベスト3」をご覧ください。

窯業系サイディングはセメント質と繊維質を主な材料としている外壁材です。メリットは価格が比較的安いながらデザイン性が高いこと。デメリットは耐用年数が短いことです。詳しくは「外壁材の種類9選!特徴と価格を紹介」をご覧ください。

金属メッキを貼り付けた外壁材です。メリットはサイディング素材の中でもっとも価格が低いこと、デメリットは金属製なのでデザインが限られることです。詳しくは「外壁材の種類9選!特徴と価格を紹介」をご覧ください。

 

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