金属サイディングの価格(単価)はいくら？価格を比較して紹介！

金属サイディングは、遮熱性や耐久性など様々な機能を持っている外壁材です。軽量なため、重ね張りによるリフォームでよく使われています。

しかし、金属サイディングの商品やリフォームにかかる費用がわからない方は、多いのではないでしょうか。そこで当記事では、金属サイディングの価格の目安や人気メーカーの商品の価格(単価)を紹介しています。

リフォームにかかる費用や金属サイディングのメリットとデメリットについても解説しているので、金属サイディングでリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

金属サイディングの価格の目安

金属サイディングは、サイディングの中でも比較的お求めやすい外壁材です。価格の目安としては4,000円から購入でき、価格が高いものになると耐震性や断熱性など、多くの機能が備わっていきます。

そのため施工費用を安く抑えて、高機能な外壁にリフォームできます。

ただし、価格が安いものになると、耐震性や断熱性が低く平均耐用年数に満たない商品も存在するので、低価格だからと安易に外壁材を購入せず、製品の規格も確認してから購入するのが大事です。

金属サイディングの商品と価格相場｜メーカー別に紹介

アイジー工業「アイジーサイディング」

アイジー工業の「アイジーサイディング」は、シンプルモダンやナチュラル、ベーシックの3つのシリーズから選べる人気の金属サイディングです。デザインが豊富で幅広い建物で使用できます。

また、SP-ガルボウという製品に使われている「超高耐久ガルバ」は高い耐食性を持つので、非常に錆びに強いです。錆びに強いので、海岸線に近い住宅で金属サイディングを採用する時におすすめです。

ニチハ「センターサイディング」

ニチハの「センターサイディング」は、軽量で優れた断熱性と耐久性を兼ね備えた金属製外壁材です。デザインは、金属特有のライン柄や素材の質感を表現した柄など、建物に合わせて選ぶことができます。

また、セルフクリーニング機能がついている外壁材もあり、雨が降るたびに自動で外壁表面の汚れを落としてくれます。

旭トステム「金属Danサイディング」

旭トステムの「金属Danサイディング」は、耐候性や遮熱性が高い外壁材です。セルフクリーニング機能が付いている外壁材もあるため、雨水などで汚れが簡単に落ち、汚れにくいものもあります。

また、アルミ外壁材(アルミサイディング)は超軽量なので、建物の負荷が少なく重ね張り(カバー工法)を考えている方におすすめです。

ケイミュー「はる・一番」

ケイミューの「はる・一番」は、遮熱性と耐久性が高い外壁材です。遮熱性が高いので快適な生活ができます。

耐久性も高いので、色あせしにくくメンテナンスの頻度も抑えられるので、管理が楽なのも魅力的です。

金属系サイディングのおすすめメーカーについては、以下の記事でも徹底解説しています。
金属系サイディングのメーカー一覧｜それぞれの特徴を一挙解説！

金属サイディングにリフォームする際にかかる費用

金属サイディングの価格

金属サイディングの価格はメーカーによって前後しますが、1㎡あたり5,000〜10,000円程度です。遮熱性や耐候性、セルフクリーニング機能など機能が多くなると価格が高くなっていきます。

工事費

外壁のリフォームは、人件費や作業に必要な道具の費用として工事費用がかかってきます。工事費用はリフォーム総額の4〜7割程度を占めるのが一般的ですが、工事内容や面積で価格は大きく変わるため、具体的な数値化はできません。

複数の会社に見積もりを出してもらい、自分にあったプランを選択しましょう。

諸経費

事務費用や業者の利益、ゴミ処理費用などはまとめて「諸経費」として費用に入ります。諸経費は総工事費の5〜15％程度ですが、業者によって割合が前後します。

金属サイディングとは

金属サイディングとは、日本国内でもっともシェア率の高い外壁材です。金属サイディングは、柄付けされた金属板と断熱効果のある裏打材によって構成されています。

金属板にはガルバリウム鋼板が使われており、軽量で錆びにくく耐久性に優れています。

サイディング材の種類やそれぞれの特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
サイディング外壁とは？種類やメリット＆デメリットまで徹底解説！

金属サイディングの3つのメリット

軽くて重ね張りに適している

金属サイディングは、軽量な外壁材なので、既存の外壁の重ね張りに適しています。重ね張りは、既存の外壁の上に新しい外壁を取り付けるので廃材が少なく、短い期間で施工が終わります。

重ね張りでリフォームを行いたいと考えている方は、金属サイディングを使用するのがおすすめです。

断熱性が高い

金属サイディングは、断熱材が使用されているため、断熱性がとても高い外壁材です。外の気温から影響を受けにくく、家の中の温度を保つことができます。

暑い季節には外側の熱を住宅の内側に通しにくく、寒い季節には住宅内の室温を外側に逃がしにくいため、夏も冬も快適に過ごしやすいです。

ひび割れしにくい

金属サイディングは、金属なのでひび割れしにくいです。ひび割れにしにくいので、外観を綺麗に保ちやすいです。

地震が起きた時でも、ひび割れに強い金属サイディングを使用した外壁ならば、崩れにくく破損しにくいのも魅力です。

金属サイディングの3つのデメリット

衝撃に弱く傷がつきやすい

金属サイディングは、金属なので衝撃に弱く傷がつきやすいデメリットがあります。外壁と駐車スペースが隣接していて、車庫入れ時に外壁に接触しやすいといった場合には金属サイディングの使用を避けるのがおすすめです。

性能が高いものは価格が高い

金属サイディングは、遮熱性や耐候性、セルフクリーニング機能などの様々な機能が付くほど価格は高くなります。特に、雨水などで汚れが落ちるセルフクリーニング機能が付くと価格が高いです。

少しでも費用を安くしたい場合は、複数の業者の見積もりを比較する「相見積もり」を行いましょう。相見積もりを行う時は、優良業者紹介サービスを利用するのもおすすめです。

金属なので錆びる

金属サイディングは、金属なので雨水などに長年さらされると錆びてしまいます。特に、海岸が近くて潮風が強い地域は錆びやすいです。

できる限り錆びを避けたい方は、耐食性が高い外壁材を使用しましょう。アイジー工業「アイジーサイディング」は、超高耐久ガルバという鋼板を採用し、非常に高い耐食性を持ちます。

金属系サイディングのメリット・デメリットについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ次の記事もチェックしてみてください。
金属サイディングは超優秀！そのメリットやデメリット・価格まで解説

金属サイディングに関するよくある質問

高性能な金属サイディングは価格が高め

高性能の金属サイディングは、価格が高くなります。安いものだと1㎡あたり5,000～7,000円程度で購入できますが、遮熱性や耐候性、セルフクリーニングなど、豊富な機能を持つ金属サイディングは10,000円近くの価格がつきます。

高性能な金属サイディングは価格が高めですが、軽量で扱いやすく耐久性もあるので、施工費やメンテナンス費用を抑えられる利点があります。

施工費やメンテナンス費用に関しては業者によって値段が異なるため、金属サイディングでリフォーム費用を安くしたい場合は、複数の業者の見積もりを比較する「相見積もり」を行いましょう。相見積もりを行う時は、優良業者紹介サービスを利用するのもおすすめです。

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