ルーフィングの全てを解説!種類からメリット・デメリットまで大公開

ルーフィングの全てを解説!種類からメリット・デメリットまで大公開

ルーフィングとは、屋根に設置する防水シートのことを言います。今回の記事ではルーフィングの主な機能や、種類とその特徴、また種類ごとのメリット・デメリットなどについてお伝えしていきます。

ルーフィングの種類や特徴などについて興味がある方は、ぜひご一読ください。

この記事でわかること
  • ルーフィングとは何か
  • ルーフィングに欠かせない性能
  • ルーフィングの種類と特徴
  • 種類ごとのメリットとデメリット
  • ルーフィングの種類の比較
  • 施工方法と業者の選び方

そもそも「ルーフィング」ってなに?

そもそも「ルーフィング」ってなに?
「ルーフィング」というのは、建築ではどのような役割を果たす建材なのでしょうか。ここでは、ルーフィングの概要や役割などについてお伝えしていきます。

ルーフィングとは

ルーフィングとは、屋根材の内部に設置する防水シートのことです。このルーフィングがないと、屋根から入ってきた雨水がそのまま建物内部に浸透し、建物全体の劣化を早めてしまうのです。

防水シートであるルーフィングは、種類ごとにそれぞれ特徴が異なります。ルーフィングを選ぶ際には、ご自身の需要に合った特徴を持つルーフィングを選ぶことが大切です。

ルーフィングの役割

結露
ルーフィングは、主に雨漏りや下地の腐食を防止する役割を果たします。先ほどもお伝えしましたが、雨漏りを防止するシートがなければ、雨漏りが建物の内部に浸透してしまうため、腐敗やカビの原因になってしまいます。

建物の耐用年数を長く保ち、快適な家屋にするためにはルーフィングの設置は不可欠です。

透湿性と非透湿性の違いって?

ルーフィングには、透湿性と非透湿性のものがあります。それぞれ、透湿性のルーフィングとは湿気を通すタイプのルーフィングで、反対に非透湿性のルーフィングとは湿気を通さないタイプのものです。

透湿性のルーフィングは結露しにくいというのがメリットですが、ルーフィングを通過した湿気が外部に逃げていく構造がないと機能させることができません。非透湿性のルーフィングは湿気を通さないので結露しやすいですが、防水性に関しては非透湿性の方が高いです。

まとめると…
  • ルーフィングとは建物に雨水などが染み込まないようにするためのシート
  • 屋根の下に設置するシートで、雨水などによる腐食から建物を守る
  • 湿気を通す透湿性のものと通さない非透湿性のものがある

ルーフィングに欠かせない性能

ルーフィングに欠かせない性能
ルーフィングにはいくつか必須の性能があります。ここでは、ルーフィングに欠かせない性能についてご紹介していきます。

水を通さないこと

ルーフィングは建物の防水のために設置するので、水を通さないというのは絶対条件になります。ルーフィングが劣化すると、防水性がなくなってしまい、雨漏りを起こすことがあります。

雨漏りが起こったら、ルーフィングの貼り替えを検討しましょう。

湿気を通すこと

ルーフィングには先ほど説明した非透湿性のものもありますが、一般的な住宅などに使用する場合は透湿性のルーフィングが向いているとされています。ルーフィングから湿度が逃げないと、ルーフィング周辺に結露が発生してしまうためです。

結露した水滴が建材などに付着してしまうと、カビや腐食など建物自体の劣化につながってしまうため、注意が必要です。

耐久性が高いこと

業者
屋根の内部に設置する建材である、ルーフィング。そのため、耐久性が高いものが望ましいでしょう。耐久性が低いものを使用してしまうと耐用年数が低くなり、メンテナンスを頻繁に行わなくてはならなくなってしまいます。

メンテナンスにもコストがかかるので、建物にかける維持費用を節約したいのであれば耐久性が高い建材を使用するのが望ましいです。

施工性が高いこと

施工性、つまり工事のやりやすさが高いほど工事費用を抑えることができます。建築のコストを抑えたい場合は、一般的に使用されているルーフィングを使用する方がお得です。

多くの業者が使用しているルーフィングを使用することで、依頼できる業者の幅も広がり複数の業者から信頼できる優良業者を選抜することができます。

まとめると…
  • 防水のための建材なので水を通さないことが大切
  • メンテナンスの頻度を減らせるので耐久性の高さも重要
  • 施工しやすいものの方が工事費用が節約できる

ルーフィングの種類と特徴

ルーフィングの種類と特徴
ルーフィングには透湿性のものと非透湿性のものなど、複数の種類があります。ここではそれぞれの種類の特徴などについてお伝えしていきます。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングとは、読んで字のごとく湿気を透過するタイプのルーフィングです。湿度が高くならないので屋根の内部に結露が発生しにくいとう特徴があります。

高温多湿な日本の住宅での使用に向いており、多くの住宅で使用されている種類のルーフィングです。価格は高めですが耐用年数も長いので、メンテナンス費用を含めるとそれほど高額ではありません。

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングとは、板紙にアスファルトをしみこませた防水シートです。透湿性がなく結露が発生しやすいのが難点ですが、防水性は透湿ルーフィングよりも高く完全に防水したい場合に向いています。

屋根の勾配が少ない場合や、屋上が平らな場合にもよく使用されるルーフィングです。耐用年数が短いので、メンテナンスの回数は多くなります。

改質アスファルトルーフィング

家を大切に
改質アスファルトルーフィングとは、アスファルトの他に合成ゴムや合成樹脂を加えたルーフィングです。一般のアスファルトルーフィングよりも耐久性が高く、高温や低温の条件にも強いという特徴があります。

ただし透湿性の低さは変わりませんので、結露対策は別途必要になるでしょう。アスファルトルーフィングの欠点を改良しているので、価格はやや高めです。

粘着層付改質アスファルトルーフィング

粘着層付改質アスファルトルーフィングは、改質アスファルトと粘着層のW効果により、釘穴をしっかりシールできるアスファルトルーフィングです。

粘着層があるため、釘穴からの漏水に強く、より高い防水性能を発揮できます。ただしアスファルトルーフィングなので透湿性はありません。

価格が透湿ルーフィングよりも高く、ルーフィング全種類の中で一番高額という特徴もあります。

まとめると…
  • 透湿ルーフィングは湿度を通すので結露が起きにくく耐久性も高い
  • アスファルトルーフィングは湿度を通さないが止水性が高い
  • 改質アスファルトルーフィングは温度の差に強くアスファルトルーフィングよりも耐久性が高い
  • 粘着性アスファルトルーフィングは粘着層があるためより止水性が高い
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種類別!ルーフィングのメリットとデメリット

種類別!ルーフィングのメリットとデメリット
ルーフィングには種類別にメリットとデメリットがあります。ここでは、ルーフィングの種類ごとのメリットとデメリットをお伝えしていきます。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングのメリットは、湿気を通して結露しにくい、耐用年数が長いという点です。一方デメリットは、費用が高いという点になります。

耐用年数を伸ばして、メンテナンス回数を少なくしたい場合におすすめです。また湿度がこもりやすい雨が多い地域や、木造の家屋にも向いています。

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングの主なメリットは、費用が安く、止水性が透湿ルーフィングよりも高いということです。一方デメリットは、破れやすいためメンテナンスの回数が多く、透湿性が低いため建材に結露してしまうという点です。

勾配が少ない屋根や平らな屋根のルーフィングに向いています。

改質アスファルトルーフィング

メリット デメリット
改質アスファルトルーフィングのメリットは、アスファルトルーフィングの破れやすいというデメリットをなくした点と、止水性の高さです。

一方デメリットは、費用がアスファルトルーフィングよりも高く、また透湿性がないので結露しやすいという点になります。

粘着層付改質アスファルトルーフィング

粘着層付改質アスファルトルーフィングのメリットは、接着タイプなので防水性が非常に高いという点です。そのほか、高温や低温に強く、破損しにくいというメリットもあります。

一方デメリットは、粘着層があり耐久性が高いぶん価格も高くなっている点です。

メリット デメリット
透湿ルーフィング 湿度を通すので結露しない

耐用年数が長い

費用が高い
アスファルトルーフィング 止水性が高い

費用が安い

湿度を通さないので結露する

耐用年数が短い

改質アスファルトルーフィング 止水性が高い

温度変化にも強い

費用がやや安い

湿度を通さないので結露する

耐用年数がやや短い

粘着層付改質アスファルトルーフィング 止水性がとても高い

温度変化に強い

湿度を通さないので結露する

費用がとても高い

ルーフィング全種を徹底比較!

ルーフィング全種を徹底比較!
ルーフィングを種類ごとに比較してみました。ここでは、主に1平方メートルあたりの価格と一般的な環境での耐用年数についてお伝えしていきます。

透湿ルーフィング

価格は1平方メートルあたり約500円からになります。耐用年数は50年程度で、アスファルトルーフィングなどの他の種類のルーフィングよりもかなり長い耐用年数です。

アスファルトルーフィング

価格は1平方メートルあたり200円からで、ここで紹介しているルーフィングの中では最安値です。一方耐用年数は15年ほどで、一番短くメンテナンスの必要性が高いルーフィングとなっています。

改質アスファルトルーフィング

選ぶ
価格は1平方メートルあたり400円からで、アスファルトルーフィングよりもやや高くなっています。透湿ルーフィングよりは安いものの、それほどの価格差はありません。

耐用年数は30年ほどと、アスファルトルーフィングよりも長くなっているものの、透湿ルーフィングよりもかなり短い耐用年数です。

粘着層付改質アスファルトルーフィング

1平方メートルあたりの価格は900円からと、こちらで紹介しているルーフィングの中では最高値です。耐用年数は30年ほどと、改質アスファルトルーフィングと同じぐらいとなっています。

価格(1平方メートルあたり) 耐用年数
透湿ルーフィング 500円~ 50年程度
アスファルトルーフィング 200円~ 15年程度
改質アスファルトルーフィング 400円~ 30年程度
粘着層付改質アスファルトルーフィング 900円~ 30年程度

ルーフィングの施工方法

ルーフィングの施工方法
屋根の防水性を保つルーフィングは、どのように施工されていくのでしょうか。ここでは、一般的なルーフィングの施工方法についてお伝えしていきます。

軒先から棟先に向けて貼る

ルーフィングは軒先の方から棟先に向けて貼っていきます。このとき、シート同士を重ね合わせる「重ね代」の幅は20cm以上が必要です。

雨漏りしやすい部分の処置

次に雨漏りしやすい部分に、シートを二重三重にして対策していきます。

ルーフィングを留める

ビス打ち
ルーフィングを屋根の下地にとめるときは、一般的にタッカーでとめていきます。タッカーをとめるときは、深すぎても浅すぎても雨漏りしやすくなるため注意が必要です。

屋根材を設置する

ルーフィングが設置し終わったら、次に屋根材の設置に移行していきます。

まとめると…
  • 軒先から棟先に向けて貼っていく
  • 雨漏りしやすい場所を補強する
  • タッカーなどでルーフィングを下地にとめる
  • 屋根材を設置していく

ルーフィングの施工を依頼する業者の選び方

ルーフィングの施工を依頼する業者の選び方
ルーフィングの施工業者はどのように選べば良いのでしょうか。ここでは、ルーフィングの施工業者を選ぶときのポイントについてお伝えしていきます。

ルーフィングについてきちんと説明してくれるか確認する

優良業者を選ぶときには、ルーフィングについてきちんと説明してくれるかどうかを確認すると良いでしょう。ルーフィングは見えない部分でありながら雨漏りを防ぐ重要なポイントなので、納得できるまで質問することが大切です。

相見積もりをする

依頼する業者を探すときは、複数の業者に見積もりを取ることが大切です。見積もりを複数の業者に依頼することで、値段だけでなく工事の内容や対応などについても比較することができます。

まとめると…
  • ルーフィングの知識や金額などについてきちんと説明してくれる業者が良い
  • 業者を選ぶときは相見積もりを取って比較検討する

ルーフィングは屋根の防水性を保つ大切な建材

ルーフィングは外から見えることがない建材ですが、家の中に雨水などを浸透させない大切な建材です。透湿性や非透湿性など、様々な種類があるので、需要に合ったタイプのルーフィングを選ぶようにしましょう。

またルーフィングは見えない部分にあり、メンテナンスもしにくい箇所なので、どのようなメンテナンスが必要かも事前に把握しておくと便利です。

目的に合ったルーフィングを選んで、建物の防水性を高めていきましょう。

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