シンナーの影響と危険性まとめ【必見】塗装の際に注意すべき事とは?

シンナーの影響と危険性まとめ【必見】塗装の際に注意すべき事とは?

外壁塗装の工事を行うにあたってシンナーを用いることがよくあります。

シンナーは外壁塗装に欠かせないアイテムではありますが、取り扱いを間違えてしまうと健康に悪影響や害をもたらす危険性があることをご存知でしょうか?

シンナーの取り扱いに慣れていない外壁塗装の初心者が、その危険性を十分に知らずにシンナーを用いてしまうと健康被害を受ける可能性があります。

そうならないために、この記事ではシンナーの危険性に加えて、外壁塗装に用いる際の注意事項について解説しています。

DIYで外壁塗装を行うためにシンナーを使おうと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること
  • シンナーを塗装に用いるのは危険?健康に害や悪影響がある?
  • シンナーの種類と用途は?

シンナーでの塗装…体に影響はある?

シンナーでの塗装…体に影響はある?
「シンナー」という言葉を聞くと、「不良が乱用する危険なもの」というイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

現に、小中学校での薬物乱用防止教育では身近にある危険な「薬物」として、シンナーがよく取り上げられます。

シンナーは臭いがとても強く、また取り扱いや使用方法を間違えると、自分だけでなく周囲の人々の健康にも悪影響を及ぼしてしまう危険性があるので注意しなければなりません。

自分で外壁塗装を行うためにシンナーを利用する際には、事前にその危険性について十分に理解しておく必要があります。

そこでここではまず、シンナーの有害性や危険性に加えて、体への影響について確認しておきましょう。

シンナーには有害物質が含まれている

シンナーは塗料として、また接着剤としてさまざまな用途に活用できる上に、費用対効果の面において優れているため、外壁塗装の現場で頻繁に用いられています。

ただし、シンナーは健康被害をもたらしうる危険な有機溶剤であることに十分に留意しなければなりません。

シンナーを適切に扱わないと、呼吸する際に鼻や口から有害物質を吸い込んでしまい、幻覚を見たり体調を崩してしまうこともあります

そのため、マスクの着用は必須だと言えるでしょう。なお、シンナーは鼻や口からだけでなく、皮膚や粘膜からも体内に吸収されるので、素手で触ってはいけません。

頻繁にシンナーを外壁塗装に使用すると、知らず知らずのうちにシンナーを過剰に吸い込んでしまい、中毒症状や依存症を引き起こしてしまう危険性もあります。

短時間で大量のシンナーを吸いこんでしまった場合、最悪の場合、死亡事故を引き起こしてしまうことさえあるので、使用時にはくれぐれも注意が必要です。

正しく取り扱えば安全に作業できる

塗装
「シンナーを過剰吸引すると死ぬことがある」と聞くと、シンナーを使って外壁塗装を行うのが怖く感じる方も少なくないでしょう。

もちろんシンナーは取り扱いに注意が必要なものではありますが、外壁塗装には不可欠な塗料であり、正しく取り扱えば安全に作業できます

危険性と正しい取り扱い方法をきちんと知ってさえおけば、シンナーを怖がりすぎる必要はないのです。

まとめると…
  • シンナーを吸いこむと深刻な健康被害が生じる危険性がある
  • シンナーの取り扱いには注意が必要
  • 正しく取り扱えば安全に作業できるのでシンナーを忌避する必要はない

シンナーの種類と用途

シンナーの種類と用途
シンナーと一口に言っても、その種類や用途はさまざま。

シンナーを塗料として安全に使用するためには、その種類や成分、用途についての適切な知識をもっておくことが必要です。

以下では、シンナーの種類と用途について詳しく見ていきましょう。

塗料用シンナー(ペイントうすめ液)

シンナーの代表的な種類としてまず挙げられるのが、塗料用シンナー。

脂肪族炭化水素を主成分としたシンナーで、溶剤系塗料や合成樹脂塗料を薄める際によく用いられるものです。

DIY用塗料では、シンナーとは言わずに「うすめ液」や「ペイントうすめ液」と呼ぶこともあります。なお、シンナーは英語では「thinner」と表記しますが、これは「薄める(thin)」という動詞に由来するものです。

「うすめ液」という名称だけ見るとシンナーであるとわからない場合もあるので、注意が必要でしょう。

塗料用シンナーは、ホームセンターはもちろんのこと、ネット通販でも簡単に手に入れることができます。

ラッカーシンナー

塗料
ラッカーシンナーとは、ラッカー塗料を薄める際に使用するシンナーのこと。代表的なものとしては、たとえばニトロセルロースラッカーが挙げられます。

ラッカー塗料を薄めるために塗料用シンナーを使っても効果がないので、必ずラッカーシンナーを用いるようにしましょう。

なお、ラッカーシンナーはアルコールやトルエン、キシレンなどを主成分としています。塗料用シンナーより乾燥が早いという特徴をもつ一方で、悪臭がひどいというデメリットも。

少量の使用でも周囲に悪臭が広がってしまうので、作業時にはマスクを着用するのはもちろんですが、十分に換気を行うこと、密閉性の高い空間で使用しないことが必要です。

その他のシンナー

合成樹脂塗料は、塗料ごとに専用のシンナーがあります。というのも、樹脂によって相性のよいシンナーの成分が異なるからです。

たとえばアクリル樹脂にはアクリルシンナーが、エポキシ樹脂にはエポキシシンナーがあります。

塗料に適した専用のシンナーを使わないと、塗料が分離して施工不良を起こすので要注意。

まとめると…
  • 塗料用シンナー:溶剤系・合成樹脂塗料などを薄める際に用いるシンナー
  • ラッカーシンナー:ラッカー塗料を薄める際に用いるシンナー
  • その他のシンナー:合成樹脂塗料の種類ごとに専用のシンナーがある
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シンナーの体への影響と危険性

シンナーの体への影響と危険性
シンナーを誤った方法で使用したり保管してしまうと、知らず知らずのうちに健康に悪影響が出たり、中毒症状や依存症を生じてしまう可能性があります。

では、シンナーの健康被害はどのような症状として現れるのでしょうか?また、シンナーにはどのような点において人体に悪影響があるのでしょうか?

ここからは、シンナーの体への悪影響と危険性についてご紹介していきます。

シンナーの影響は2種類に分けられる

シンナーによる健康被害は、短時間の吸引によって起こる症状と長時間の吸引によって起こる症状との2つに分けられます。

密閉した空間で換気をせずにシンナーを使用すれば、短時間であっても体に悪影響が出てしまうでしょう。

また、シンナーの適切な使用・管理方法を怠った状態で度々シンナーを利用していると、すぐに中毒症状が出なかったとしても、気づかないうちに体は悪影響を受けています。

表に出てこなかったシンナーの悪影響が、ある日突然、なんらかの症状として出てしまうことも少なくありません。

数回にわけて外壁塗装のDIYを行う場合や、仕事でシンナーを頻繁に使用する場合は、短期的な症状だけでなく長期的な症状を生じる可能性もあるので、くれぐれも注意が必要です。

短時間で表れる症状

難しい
シンナーを過剰に吸い込んだことで短時間で表れる急性的な症状としては、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 酒に酔っ払うような症状
  • 感覚の麻痺症状
  • 知覚異常
  • 幻覚症状

シンナーを吸いこむと、頭がくらくらしたり、足元がふらついて真っすぐ歩けないなど、酒に酔っ払ったような症状が出やすいと言われています。

また、呂律が回らず普通に喋れない、頭痛がしたり手足がジンジンする、体に力が入らない、手が震えたり物がきちんと掴めないといった症状が出ることもあるので要注意。

なお、気密性の高い空間でシンナーを大量に使用した場合、急に酔っ払ったような状態になり、最悪の場合は呼吸ができなくなって死に至ります。

長時間で表れる症状

外壁塗装関連の仕事に就いており、シンナーを頻繁に使用するような人の場合、シンナーを長期的に吸引してしまい以下のような症状が出ることがあります。

  • 手足がしびれる
  • 気管支炎
  • 末梢神経炎
  • 視神経委縮
  • 肝障害
  • 脳障害
  • 貧血
  • 白血病
  • イライラしやすくなる(情緒不安定)
  • 無気力になる
  • めまいがする
  • 不眠になる
  • 幻覚症状

たとえ少量であっても、日常的にシンナーを吸いこんでいると、上に挙げたような症状が徐々に現れることになるでしょう。

他にも、食事制限をしているわけでもないのに急に体重が減ったり、シンナーを使用していないと落ち着かない状態になってしまうこともあります。

ほかにも、虫が体を這ったり、幽霊や得体のしれない影のようなものが見える、ひとりでいるのに誰かから話しかけられる気がするなど幻覚症状が出ている場合は要注意。

「なんとなく体調が悪い」「この頃気分がすぐれない」と、シンナーの吸引が原因であることに気づかない場合も…。ですが、こうした症状を放置してしまうのはとても危険。

症状がすでに進行しており、自己対処が難しい段階にある可能性が高いので、できるだけ早く病院で適切な処置や治療を受ける必要があります。

職業柄、シンナーを頻繁に取り扱う方は定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

まとめると…
  • シンナーの健康被害は短時間・長時間の両方で表れる
  • 短期的な症状:酔ったような感覚、頭痛や感覚・知覚の異常など
  • 長期的な症状:さまざまな肉体的・精神的異常が生じるので速やかに受診する

シンナーの影響から身を守るためには?

シンナーの影響から身を守るためには?
以上で見たように、シンナーによる健康被害は短期的・長期的に表れます。

1度の使用で急激に体調が悪化することもあれば、自分でも気づかないうちにシンナーによる中毒・依存症状が進み、自覚症状がでた時にはすでに状態が深刻になっているというケースもありうるでしょう。

では、どうすればシンナーから身を守ることができるのでしょうか?

適したマスクの着用

呼吸時に鼻や口からシンナーを吸いこむことが多いため、まずは作業に適したマスクを着用することが大前提です。

シンナーは揮発性が高いため、ペラペラした薄い普通のマスクでは不十分。防毒マスクを使用しましょう

防毒マスクを着用しておけば、シンナーを過剰に吸い込む心配がなく、安心して作業できます。

皮膚が出ない服装をする

シンナーは鼻や口から吸いこむだけでなく、皮膚から体内に入り込む恐れもあることをご存知でしたか?

つまり、鼻や口元を防毒マスクで覆っていても、肌を露出した服装で作業を行っているとシンナーによる健康被害が生じてしまう可能性があるのです。

そのため、シンナーを使用して作業を行う際は、暑い夏場であってもタンクトップや半袖Tシャツ、半ズボンなどの薄着は避けましょう

作業時だけでも長袖・長ズボンの服を着用することをおすすめします。

換気を良くする

風通し
密閉された空間でシンナーを使用するのは、短時間であっても厳禁。

揮発したシンナーを大量に吸い込んで急性中毒になる可能性が高いので、必ず換気をおこないましょう。

窓がなく換気が難しい場所や地下などでは、送風機を利用する必要があります。

火を避ける

シンナーは引火性のある溶剤で燃えやすいので、作業中はもちろんのこと、保管時にも火気厳禁です。

タバコなど、火の扱いには注意しましょう。なお、作業中には他の作業員にも注意喚起を徹底して、作業現場でタバコを吸わないようにする必要があります。

まとめると…
  • 防毒マスクを使用する
  • 経皮吸収を防ぐために長袖・長ズボンで作業をする
  • 引火する危険性があるので火気厳禁

シンナーを取り扱う際に注意すべきこと

シンナーを取り扱う際に注意すべきこと
シンナーは、種類によっては第4類危険物に分類されることをご存知でしたか?第4類危険物にあたるシンナーを使用する際には、特に細心の注意が必要になってきます。

取り扱い方を誤ってしまうと、自分だけではなく周囲の人々の健康を害してしまう恐れがあることを知っておく必要があるでしょう。

そこで以下では、シンナーの取り扱いにあたって注意すべきことについてご紹介していきます。

火の近くでの使用は避ける

上でも述べたように、シンナーは引火性があるため、火の近くで使用するのは絶対に避けるべきです。

「これくらい大丈夫」と油断していると、引火して火事になってしまう危険性があります。

火事にならなくとも、服などに引火してやけどを負ってしまう可能性もあるので、くれぐれも作業中の喫煙はやめましょう。

また、静電気がシンナーの引火の原因になることもあるので、静電気の対策もおこなうようにしてください。

周囲の人への影響も考える

デメリット
シンナーを使用するにあたって、引火対策を徹底するだけでは不十分。というのも、シンナーは悪臭がひどいため、少量の使用でも周囲に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。

シンナーの強い臭いが原因で、めまいや吐き気をもよおしてしまうことがあります。そのため、シンナーを使用する際は周囲に人がいないか注意しましょう。

密集した住宅地域でシンナーを使って作業をする際には、近隣の迷惑にならないように臭い対策を徹底する必要があります。

身近に赤ちゃんや妊婦がいる場合は要注意

揮発性が高いシンナーは空気中に蒸発して、作業を行っているスペース以外にも広がってしまいがち。

シンナーは人体に有毒であるため、妊婦や赤ちゃん・小さなお子さんがいる場合は使用しないことが大前提です。

また、妊娠の可能性のある女性はシンナーを取り扱わないようにしましょう。

まとめると…
  • 火の近くでは絶対に使用しない
  • 臭いがきついので周囲への配慮が必要
  • 妊婦や赤ちゃんが近くにいる時には使用しない

シンナーでの塗装は業者に依頼すべき?

シンナーでの塗装は業者に依頼すべき?
ここまで見てきたように、シンナーは人体に有害であり、だからこそ取り扱いには細心の注意が必要です。

「DIYで外壁塗装をする際にシンナーを使うのは不安」と感じる方も少なくないことでしょう。

では、DIYを諦めてシンナーでの塗装は業者に依頼すべきなのでしょうか?

業者に依頼するメリット

結論から言えば、安全面を考えるならばシンナーを使用した塗装工事は業者に依頼したほうがベターです。

専門業者ならば、シンナーを適切かつ安全に取り扱ってくれます。DIYでシンナーを使用した場合のように、自分や周囲の人々がシンナーで汚染される可能性も低いでしょう。

何より、シンナーの調達や使用後の保管・処分に困る心配もありません。正しい知識や技術がない素人がシンナーをDIYで使用しようとすると安全面でのリスクが高いので、避けたほうが無難です。

業者に依頼する場合の費用の目安

価格
業者にシンナーを使用した塗装を依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

どの業者に依頼するかによっても異なりますが、30坪の住宅で60〜90万円、屋根塗装30〜70万円が大体の目安になります。

業者に依頼する際に気を付けること

業者に外壁塗装を依頼するにあたってまず気をつけたいのが、相見積もりをして適切な施工費用かどうかをチェックするということ。

めぼしい業者をいくつかに絞り込み、見積もりを依頼して比較・検討することで、施工内容や費用が適切で納得のいくものかどうかを確認しやすいのです。

ただし、他の業者の見積もりと比べてあまりにも高額な業者や、安価すぎる業者は避けたほうが無難でしょう。

安い見積もりを出されると魅力を感じてしまうこともありますが、その分施行内容が手抜きであったり、後から別の費用を請求されるなどしてトラブルになる可能性があります。

注意したいのが、訪問営業でいきなりやってきた業者には依頼しないということ。こうした業者に依頼すると詐欺などのトラブルに巻き込まれる可能性が高いと言われています。

特に、「あともう少しで終わるキャンペーン中に契約をすれば費用が安くなる」といった形で、熟考させる機会を与えずに、すぐに契約を迫ってくる業者には要注意。

まとめると…
  • 安全面を考えると業者に依頼したほうが無難
  • 費用の目安は30~90万円ほど
  • 相見積もりを行って適切な業者を選ぶ

シンナーの取り扱いには注意しよう

今回はシンナーの危険性や、塗装時にシンナーを使用する際の注意点などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

シンナーは人体に悪影響をもたらす溶剤であり、とりわけ若年層でのシンナーの乱用は社会問題になっているほど。

塗装に用いる際でも、正しい取り扱い方法を確認しない状態で安易にシンナーを使用したり、適当に保管すると健康被害が生じてしまいます。

シンナーの取り扱いにはくれぐれも注意を払うことが必須ですが、安全面のことを考えると、信頼できる業者に依頼してシンナーでの塗装をおこなったほうがよいでしょう。

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