屋根材にはどんな種類があるの…?
そんな疑問をお持ちの方はいませんか?今回はそんな疑問を解消するため、屋根材を種類別に特徴や費用まで徹底比較しました!ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- 素材を選ぶとき、チェックするべきポイント!
- メジャーな屋根材の特徴やメリットデメリット
- 4つの屋根材の比較結果がわかる!
目次
屋根の素材を選ぶときチェックするポイントとは?
屋根の素材を選ぶ際には、いくつかチェックしていただきたいポイントがあります。特に優先して検討していただきたいポイントは、以下の7つ!
耐震性
基本的に、重量が軽い素材ほど耐震性が高くなります。スレート屋根や金属屋根は軽く、瓦屋根は重いと覚えておきましょう。
デザイン性
デザインは、凹凸や形状、色や繋ぎ目など屋根の素材によって大きく異なります。そのため、最低でもスレート、金属、アスファルトシングル、瓦屋根くらいは見比べたほうがよいでしょう。
耐用年数
屋根材の寿命は最短で10年で、最長だと100年近くあり、幅が大きくなっています。耐久性が高くなれば価格も高額になりやすいですが、コストパフォーマンスを考えて選ぶことが大切になります。
耐久性が短い代表的な素材はトタン屋根、一方長い素材は日本瓦です。
価格
屋根材によって、材料価格は2倍以上も違うことがあります。安い材料としてはスレートやトタン屋根といったところでしょうか。高い材料としては日本瓦が挙げられます。
防水性
水を吸い込みやすいか、隙間に雨が入り込みやすいかで雨漏りのリスクが異なってきます。また、金属屋根の場合は錆びやすさも重要と覚えておきましょう。
遮音性
遮音性というのは雨の音などが室内に響くかどうかに影響してきます。屋根材の厚みがあるほど遮音性が高い傾向にあるのです。スレートや金属屋根は遮音性が低く、瓦屋根は遮音性が高いです。
断熱性
断熱性は、室温の調整しやすさに影響し、屋根の内側に空間があるほど断熱性が高くなりやすくなっています。金属屋根は全体的に断熱性が低く、瓦屋根は断熱性が高い傾向にあります。
屋根の材質は主に4種類
続いて屋根の材質について見ていきましょう。メジャーな屋根4種類をご紹介してきます。
スレート系
スレート系屋根とは、セメントに繊維質材料を混合した薄い板状の屋根材のこと。国内でのシェア率がNo.1の、人気の屋根材です。「天然スレート」「化粧スレート」に分けられます。
一般的に普及しているため、各屋根材メーカーの製品にはデザインや色のバリエーションが豊富に揃っています。そのため、施工主の好みにあった仕上がりにしやすいというメリットがあります。また、価格が安いことも人気の理由です。
しかし、単調なデザインなので伝統的な日本家屋には適さない、雨が入り込みやすいといったデメリットもあります。
屋根のメンテナンス法には、塗装メンテナンス・葺き替え工法・カバー工法(重ね葺き)工法の3種類があります。
金属系
金属系屋根とは、金属でできた屋根材のこと。「トタン」「ガルバリウム鋼板」「銅板」などが知られています。
軽量で安価、雨漏りしにくいというメリットがありますが、種類によっては錆びやすく、耐用年数に大きな違いがあるのも金属系屋根の特徴です。
粘土系
粘土系屋根は粘土を焼いた屋根材で、日本瓦がその代表例です。主に「釉薬瓦(陶器瓦)」と「無釉瓦」の2つの種類に分けられます。
和の雰囲気に近いデザインをしているため、和風好きな方はおすすめです。メリットとしては耐久性の高さが挙げられますが、価格が高額であるというデメリットも存在します。
セメント系
こちらは、セメントと砂を混ぜ合わせて作られた瓦素材になります。「プレスセメント瓦」と「コンクリート瓦」の2種類が主流です。
耐久性は高いものの、日本瓦ほどの性能はないと思っておきましょう。
屋根材の種類やおすすめメーカーについては、以下の記事もぜひ参考にしてください。
屋根材を徹底比較!種類や選び方のポイントをズバリ解説【完全版】
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屋根の「4つの材質」を徹底比較!①スレート系
続いては、上記で紹介した屋根材をそれぞれもう少し詳しく見ながら、比較していきましょう。
スレート系屋根の代表的な素材
・天然スレート
天然スレートは、天然鉱物を薄い板状にした屋根材のことです。
天然石ならではの美しさと高級感があり、化粧スレートよりもデザイン性が高いのがメリット。また、耐用年数は約20年以上と、化粧スレートより長めです。
しかし、鉱石の希少性が高いため化粧スレートよりも価格が高いことと、重量があるため耐震性が低いことがデメリットです。
・化粧スレート
化粧スレートとは、セメントと繊維質を薄い板状にした屋根材のことで、日本の一般住宅では人気の高い屋根材です。「コロニアル」「カラーベスト」などと商品名で呼ばれることもあります。
形状には「平型スレート」と「波型スレート」の2種類があります。
化粧スレートには、施工しやすく工事費用が安い、軽量なので耐震性が高いといったメリットがありますが、一方で、割れやすい、塗装が必要といったデメリットもあります。化粧スレートの耐用年数は20年程度あるので、コストパフォーマンスの良い屋根材をお求めの方に適しています。
スレート系屋根のメリット
スレート系屋根のメリットは主に以下の5つを覚えておきましょう。
- 価格が安い
- カラーバリエーションが豊富
- 耐火性や断熱性に優れている
- 幅広い業者が施工できる
- 軽量のため耐震性に優れている
スレート系屋根のデメリット
上記のようにメリットの多いスレート系屋根ですが、デメリットも存在します。主に考えられるデメリットはこちら。
- 隙間から雨水が入り込みやすい
- 日本家屋には合いにくいデザインをしている
- 劣化しやすく10年おきに塗装が必要となる
- 衝撃に弱い
- 表面がザラザラしているので、水分が滞留しコケやカビが生えやすい
また、雨水が入りやすい、劣化しやすい、コケやカビが生えやすいため、他の屋根材と比べメンテナンスが大変になる可能性があります。
スレート系屋根をポイント別に評価!
続いて、各項目について、相対的にみたスレート屋根の5段階評価を見てきましょう。
評価 | 解説 | |
耐震性 | 4 | 瓦よりも軽量のため地震に強い。 |
デザイン性 | 5 | 形状やカラーバリエーションが豊富。 |
耐久性 | 2 | 耐用年数は20〜30年程度で10年おきに塗装が必要。 |
価格 | 5 | 価格は4,500〜8,000円/㎡程度で安価。 |
防水性 | 2 | 隙間から雨水が浸入しやすい。 |
遮音性 | 3 | 薄い板状のため防音性はさほど高くない。 |
断熱性 | 2 | 薄くて熱を通しやすいため断熱性は低い。 |
スレート系屋根は形状やカラーバリエーションが豊富で、デザイン性は他の屋根材に比べてもトップレベル。しかし、防水性や断熱性の点からみると、やや物足りないかもしれません。
スレート材についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
スレート瓦とは?スレート屋根の費用や特徴などキホンを解説!
屋根の「4つの材質」を徹底比較!②金属系
続いては、素材が軽く、自由な加工が可能な金属系の屋根について詳しく見ていきましょう!
金属系屋根の代表的な素材
・トタン
トタンとは、亜鉛でメッキを施した薄い板状の屋根材です。メリットは何といっても施工費用が安価であること。また軽量なので扱いやすく、耐震性が高いのも特長です。
デメリットには、耐用年数が10〜20年と屋根材としてはもっとも短いこと、錆びやすく塗装が必須であること、断熱性・防音性が低いことがあります。トタン屋根にはデメリットが多いため、一般住宅での使用は年々減少傾向にあります。
・ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金めっき鋼板のこと。コストパフォーマンスが高く、金属系の屋根材の中ではもっとも人気の高い屋根材です。
ガルバリウム鋼板のメリットには、金属屋根としては錆びにくい、軽量なので「カバー工法」に適している、耐震性・防水性が高い・複雑な形状に加工が可能、といったものがあります。耐用年数は約30年が目安です。一方で、傷がつきやすく塗装が必要、防音性が低いといったデメリットもあります。
ガルバリウム鋼板は、屋根の防水対策を重視している方や、カバー工法で工事を行いたい方に適している屋根材です。
・ジンカリウム鋼板
「ジンカリウム鋼板」は、「ガルバリウム鋼板」同様、アルミニウム・亜鉛・シリコンによってメッキ加工された鋼板素材で、ほぼ同じ素材です。
「ガルバリウム」はアメリカの「BIEC International」社の登録商標、
「ジンカリウム」はオーストラリアの「BlueScope」社の登録商標のこと。
つまり「ジンカリウム鋼板」とは製品名なのです。
日本では、ガルバリウム鋼板の表面に紫外線で劣化しない細かな砂石をコーティングした屋根材を「ジンカリウム鋼板」と呼ぶことが多いようです。
この砂石付きのジンカリウム鋼板は、塗装メンテナンスが必要ない、デザイン性・防音性・耐久性・ 断熱性・防火性に優れるというメリットを備えています。
・銅板
銅板屋根とは、文字通り銅でできた板状の屋根材のことです。一般住宅で使用されることはめったになく、主にお寺などで利用されています。
銅板屋根のメリットは、日本瓦同様に耐用年数が非常に長い、塗装が不要、錆びても耐用年数に影響しない、軽量で耐震性に優れている、などがあります。
一方、屋根材の中でもっとも価格が高い、施工できる業者が非常に少ない、というデメリットもあります。また酸性雨に弱いという弱点もありますが、施工がしっかりしていれば耐用年数は100年以上ともいわれているようです。
ガルバリウム屋根の基礎知識は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
「ガルバリウム屋根」の基礎知識!形状別の葺き方も紹介【保存版】
金属系屋根のメリット
金属系屋根のメリットは以下の4つを覚えておきましょう。
- 軽量で地震に強い
- 継ぎ目がほとんどなくて雨漏りしにくい
- 一部の金属屋根は価格が安い
- カラーバリエーションが豊富
金属系屋根のデメリット
次に、金属屋根のデメリットを解説していきます。
- 見た目が金属質になる
- 断熱性が低くて室温調整には向かない
- 防音性が低くて雨の音などがうるさい
- 錆びやすい
- 劣化しやすく10年おきに塗装が必要となる
また、防水性は低いため雨の多い地域には向くと書きましたが、逆に防音性は低いため、雨漏りは防げても毎日雨の音がうるさい…となるため少し困ってしまいますよね。
金属系屋根をポイント別に評価!
こちらも5段階評価をポイント別に見ていきましょう。
評価 | 解説 | |
耐震性 | 5 | 非常に軽量で地震に強い。 |
デザイン性 | 2 | 金属質な見た目ばかりでデザインは似たようものが多い。 |
耐久性 | 1~4 | トタンの場合は耐用年数が10〜20年と短いが、ガルバリウム鋼板であれば30年〜40年はある。どちらも10年おきに塗装が必要。 |
価格 | 3~4 | 価格はスレートよりは高いが瓦よりも安い。トタンは5,000〜6,000円/㎡、ガルバリウム鋼板で6,000〜9,000円/㎡程度。 |
防水性 | 1~2 | トタン屋根の場合は錆びやすい。ガルバリウム鋼板は金属屋根としては錆びに強いが他素材に比べると水に弱い。 |
遮音性 | 1 | 薄い板状かつ金属素材のため防音性は非常に低い。 |
断熱性 | 1 | 金属屋根自体は薄くて熱を通しやすいため断熱性は非常に低い。ただし屋根材の下に断熱材を設置する場合、最終的には断熱性を高めることが可能。 |
このように見ると、遮音性や断熱性が弱いのが目立ってしまいます。
また耐久性に関しては素材の種類によって変わってくるので注意しましょう。いずれにせよ、表にもある通り10年おきには塗装が必要です。
屋根の「4つの材質」を徹底比較!③粘土系
3つめは、粘土系屋根です。代表的な素材やメリットデメリットには何があるのでしょうか?
粘土系屋根の代表的な素材
・釉薬瓦
陶器瓦とも呼ばれ、焼く前の瓦に釉薬をかけて高温で焼いた瓦をさします。瓦そのものの耐久性は50〜60年と非常に長いものの、こまめなメンテナンスが必要だったり、耐震性に劣るため、近年の瓦屋根シェアは減少傾向にあるようです。
緩やかなカーブがある伝統的な形は「J型瓦」「日本瓦」「和瓦」と呼ばれる一方、最近人気の平らな形の瓦は「F型瓦」「平板瓦」と呼ばれています。瓦屋根のメリットである通気性の良さは、施工した時に通気層が厚くできる「J型瓦」の方が勝っています。
重厚感があるのとたくさんのカラーを出すのも魅力の屋根材。日本瓦・洋瓦があり、さまざまな住宅にあわせて選べるところも魅力でしょう。
・無釉瓦
いぶし瓦・素焼瓦・練込瓦・窯変瓦(ようへんがわら)などの瓦があります。いぶし瓦は渋い銀色をした瓦で日本家屋に適した屋根材です。素焼瓦は自然な赤色の瓦で『赤瓦』とも呼ばれており、自然な赤色の瓦は洋風の家屋に適した屋根材と言えるでしょう。
粘土系屋根のメリット
粘土系屋根のメリットは以下の通り。
- 耐久性が高い。50〜100年の耐用年数がある
- 燃えないため火事でも延焼しにくい
- デザインに高級感があり、特に日本家屋にマッチする
- 遮音性に優れているため雨の音が響きにくい
- 断熱性に優れていて室温調整をしやすい
- メンテナンスがほとんどいらない
- 破損しても1枚単位で交換が可能
また、デザイン性にも優れており、日本家屋にマッチするため、先ほど解説したように、粘土系屋根の特に日本瓦は和風好きにおすすめです。
粘土系屋根のデメリット
では続いて、粘土系屋根のデメリットを解説していきます。
- 重いため地震に弱い
- 落下すると危険
- 瓦がずれやすい
- 費用が高額
- 施工できる職人が少ない
粘土系屋根をポイント別に評価!
では粘土系屋根のポイント別評価を見ていきましょう。
評価 | 解説 | |
耐震性 | 1 | 非常に重く地震に弱い。落下の危険度も高い |
デザイン性 | 5 | 高級感があり日本家屋に適したデザイン |
耐久性 | 5 | 耐用年数は50年以上で、塗装も必要ないためメンテナンスの手間がほとんどない |
価格 | 1 | 価格は8,000〜12,000円/㎡程度で非常に高額 |
防水性 | 3 | 厚みがあって水を通しにくいが瓦がズレると雨漏りの危険性がある |
遮音性 | 5 | 厚みがあって遮音性が高い |
断熱性 | 5 | 厚みがあって熱も吸収しにくい素材のため断熱性が高い |
粘土屋根はデザイン性に優れ、また耐久性や遮音性、断熱性においても抜群な分、やはり高額になってしまいます。価格よりもパフォーマンスを気にする方には、粘土系屋根は特におすすめの素材と言えます。
屋根の「4つの材質」を徹底比較!④セメント系
最後はセメントで瓦に成形し塗装で仕上げたセメント系屋根。詳しく見ていきましょう!
セメント系屋根の代表的な素材
・プレスセメント瓦
平たくて角ばっている形状の物が多いです。小口部分が滑らかなのが特徴と言えます。
・コンクリート瓦
モニエル瓦とも呼ばれ、塗装するのが難しい素材です。また、小口部分に凹凸があってギザギザしているという特徴があります。
※ちなみに、この2つはどちらもセメントと砂を原料とした瓦素材になります。
セメント系屋根のメリット
ではセメント系屋根のメリットから見ていきましょう。
- 燃えないため火災による延焼の心配がない
- 破損しても1枚単位で交換が可能
- 形や色のバリエーションが豊富
- 遮音性が高いため雨音が響きにくい
- 断熱性が高いため室温を快適に保ちやすい
- 粘土瓦より価格が安い
セメント系屋根のデメリット
では続いてデメリットを見ていきましょう。主なデメリットは以下の6つ。
- 重いため地震に弱い
- 落下すると危険
- 瓦がずれやすい
- 粘土瓦よりも耐久性が低い
- 劣化しやすいため10年程度で塗装が必要
- 施工できる職人が少ない
セメント系屋根をポイント別に評価!
セメント系屋根の評価は、以下の通りになっています。
評価 | 解説 | |
耐震性 | 1 | 重い素材で地震に弱く、落下の危険度も高い。 |
デザイン性 | 3 | 形状やカラーバリエーションが豊富だが日本瓦に比べると安っぽく見えやすい。 |
耐久性 | 3 | 耐用年数は30年程度で10年おきに塗装が必要。 |
価格 | 3 | 価格は6,000〜8,000円/㎡程度でスレートより高く日本瓦より安い。 |
防水性 | 4 | 水を通しにくいが瓦がずれると隙間から雨水が侵入する可能性がある。 |
遮音性 | 5 | 厚みがあって遮音性が高い。 |
断熱性 | 6 | 厚みがあって熱も吸収しにくい素材のため断熱性が高い。 |
セメント系屋根は耐震性を除いては、そこまでネックになる部分はありません。ただ、「耐久性やデザイン性を特に気にする」という方からしたら、評価的にはそこまで良いとは言えないかもしれませんね。
【ニーズ別】あなたにおすすめの外壁材はこれ!
ここまで屋根材の種類別に特徴を詳しく見てきました。
屋根材のメリットもデメリットもわかったけど…
『結局自分が選ぶべき屋根材はどれなの…?』
そんな疑問も出てくるはず。以下ではそんな方のために、自分のニーズによっておすすめの外壁材をご紹介していきます!自分は何を特に評価するか?と考えながら、参考にしてみてください。
耐震性で選ぶなら
耐久性を重視したい場合は、軽量である金属素材、スレート素材が適していると言えます。
デザイン性で選ぶなら
日本家屋なら粘土瓦の特に日本瓦、それ以外の住宅ならスレート素材、シックな印象を与えたい場合は、金属素材もおすすめです。
耐久性で選ぶなら
耐久性を一番に気にする方は、粘土瓦、銅板屋根がおすすめです。メンテナンスの手間も少ないといったメリットもあります。
価格で選ぶなら
機能重視というよりは、なるべく安い費用で抑えたい…!という方にはスレート素材、トタン素材が安価なのでおすすめです。
防水性で選ぶなら
隙間がほとんどなくて雨が入り込みにくい素材を求めている方には、金属素材がおすすめです。屋根自体が水で劣化しにくい素材なら粘土瓦やセメント瓦を選ぶと良いでしょう。
遮音性で選ぶなら
遮音性を気にする方は厚みがある粘土瓦やセメント瓦がいいかもしれません。
断熱性で選ぶなら
断熱性を気にする場合は、熱を通しにくい粘土瓦やセメント瓦が特におすすめ。また、屋根の内部に断熱材を使えるのなら金属素材も検討してみると良いでしょう。
各素材の特徴を掴み失敗のない屋根材選びを!
いかがでしたか?主な屋根材「スレート系」「金属系」「粘土系」「セメント系」には、メリット・デメリットのポイントが種類ごとに異なります。
自分が気にするポイントの評価を満たしている屋根材はどれか?ということをしっかり把握し、失敗のない屋根材選びをしてください!
屋根塗装に必要な費用について気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
「屋根塗装の単価」費用・相場をくわしく解説!【屋根材別・坪別】
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