コロニアルとは、ケイミューという建材会社の販売している商品です。今回の記事では、コロニアルという建材についての基礎知識や、コロニアルの種類とその特徴などについてお伝えしていきます。
ケイミューのコロニアルについて知りたいなど、興味がある方はぜひご一読ください。
- コロニアルとは何か
- コロニアルのメリットとデメリット
- コロニアルグラッサの基礎知識
- コロニアルクァッドの基礎知識
- グラッサとクァッドの比較
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目次
そもそも「コロニアル」とは?
コロニアルとはどんな建材のことを言うのでしょうか。
ここでは、コロニアルとは何かといった基本的なことをお伝えしていきます。
コロニアルとはどんな屋根材?
コロニアルとは、ケイミューという建材を販売している会社の屋根材のことを指します。様々な種類があり、種類ごとに特徴が違います。
また歴史がある屋根材でもあるので、現在では販売されていない商品もあるのが特徴です。次項からは、コロニアルの種類や特徴などについてお伝えしていきます。
コロニアルの種類
コロニアルは歴史のある屋根材なので、過去から現在まで様々な種類の商品が販売されています。現在まで販売されている主なコロニアルの種類は、ニューコロニアル、コロニアルNEO、コロニアルクァッド、コロニアルグラッサです。
ニューコロニアルは、過去に販売されていた商品でアスベストを含みます。アスベストは人体に有害な成分なので、現在では生産中止となっている商品です。
コロニアルNEOは、アスベストを含まない商品ですが、耐久性に問題があるためこちらも現在は生産停止になっています。
一方コロニアルクァッドは、現在主流になっているコロニアルです。アスベストを含まず、耐久性がコロニアルNEOよりも向上しているのが特徴です。
また、コロニアルグラッサは、コロニアルクァッドよりも品質が高い商品で、現在も製造されています。
- コロニアルはケイミューが販売している屋根材の商品名
- コロニアルは歴史が長く様々な種類がある
- 主なコロニアルの種類は、ニューコロニアル、コロニアルNEO、コロニアルクァッド、コロニアルグラッサ
- ニューコロニアル、コロニアルNEOは現在販売されていない
- 現在はコロニアルクァッドが主流
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コロニアルのメリット
コロニアルのメリットとしては、主に安価で軽量という点があげられます。コストを抑えながら、耐震性を高めることが可能です。
また塗装のカラーやデザインが豊富で、デザイン性が高いという特徴もあります。施工もしやすいため、取り扱っている業者も豊富です。
- コロニアルのメリットは軽量で安価
- 塗装のカラーやデザインが豊富でデザイン性が高い
- 施工がしやすいので依頼できる業者が多い
コロニアルのデメリット
一方、コロニアルの主なデメリットとしては色褪せしやすい、割れやすいといったことがあげられます。薄くて軽いため衝撃に弱く、メンテナンスや点検を頻繁に行わなくてはいけません。
また、破損しやすいために雨漏りがしやすいというデメリットもあります。
- 薄くて軽いため衝撃に弱く破損しやすい
- メンテナンスが頻繁に必要
- 破損しやすいため雨漏りもしやすい
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コロニアルグラッサの基礎知識
コロニアルグラッサは、コロニアルの中では性能が高い部類に入り来ます。ここでは、コロニアルグラッサの基礎知識などについてお伝えしていきます。
コロニアルグラッサとは?
コロニアルグラッサとは、アスベストを含まない屋根材です。コロニアルシリーズの中では耐久性などの点で優れいます。
「グラッサコート」という特殊塗装により色褪せに強くなっているほか、遮熱性能に優れる「遮熱グラッサ」や、石目調の「プレミアムグラッサ」、木目調の「グランデグラッサ」などが存在します。
コロニアルグラッサの耐用年数
コロニアルグラッサの耐用年数は、約30年と言われています。環境や状況によっても左右されるので、耐用年数を経過する前にメンテナンスや点検をした方が安心です。
メンテナンスは色の塗り直しを含めて、10年に1度は行った方が良いでしょう。また色褪せのほか、剥がれやふくれなどが発生した場合は、メンテナンスの時期を待たずに早急に補修するようにしてください。
コロニアルグラッサの目安価格
1坪あたりの目安単価は、税抜きで12,800円から15,800円ほどです。コロニアルグラッサの中にも種類があり、種類ごとに価格は異なります。
コロニアルから屋根材を選ぶときは、目的とコストに見合ったものを選んで使用すると良いでしょう。デザイン性が豊富という特徴があるので、デザインにこだわりのある方はおすすめです。
- コロニアルグラッサはアスベストを含まず、耐久性に優れている
- 「グラッサコート」で色褪せしにくい
- 遮熱グラッサや、石目調のプレミアムグラッサ、木目調のグランデグラッサなどがある
- 耐用年数は約30年と言われている
- 1坪あたりの目安単価は税抜きで12,800円から15,800円ほど
コロニアルクァッドの基礎知識
コロニアルクァッドは、コロニアルグラッサよりも価格が安価な屋根材です。ここでは、コロニアルクァッドの基礎知識についてお伝えしていきます。
コロニアルクァッドとは?
コロニアルクァッドとは、アスベストを含まずコロニアルNEOよりも耐久性が向上した屋根材です。現在のスレートの主流素材と言われています。
先ほどご紹介したコロニアルグラッサよりも価格が安く、使用しやすい屋根材です。また施工しやすい屋根材なので、多くの業者が扱うことができます。
そのほか、デザインはグラッサに比べると種類が少なくなっています。そのためデザインよりコストを重視する場合はクァッドの方がおすすめです。
コロニアルクァッドの耐用年数
コロニアルクァッドの耐用年数は、約30年ほどと言われています。コロニアルグラッサも同じく30年ほどなので、耐用年数についてはそれほど差がないでしょう。
ただし、環境や状況によっては耐用年数よりも早く劣化してしまうことがあります。10年に1度は破損個所の点検などをして、メンテナンスを定期的に行う方が安心です。
コロニアルクァッドの目安価格
コロニアルクァッドの1坪あたりの価格は、11,800円ほどです。コロニアルグラッサに比べると安価なので、価格的にも使用しやすい屋根材となっています。
先ほどもお伝えしましたが、コストを抑えて建物を建てたい場合は、コロニアルクァッドの方がおすすめです。ただしデザインにこだわりがある場合は、グラッサの方が満足度が高いでしょう。
- コロニアルクァッドはアスベストを含まない屋根材でグラッサより安価
- コロニアルNEOよりも耐久性に優れている
- コロニアルの中で主流の商品
- 耐用年数は約30年と言われている
- 1坪あたりの目安単価は税抜きで11,800円ほど
コロニアルグラッサとコロニアルクァッドを徹底比較
コロニアルグラッサとコロニアルクァッドは比較されることの多い屋根材です。では具体的に、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、コロニアルグラッサとコロニアルクァッドの特徴について比較していきます。
価格はコロニアルクァッドの方が安い
コロニアルグラッサとコロニアルクァッドでは、コロニアルクァッドの方が価格が安価です。コストを重視する場合は、コロニアルクァッドを使用した方が良いでしょう。
またコロニアルの主流なので、施工数が多くあります。複数の業者を比較検討して依頼する業者を選ぶことが可能なので、優良業者に委託したい場合にもおすすめです。
耐用年数はあまり変わらない
耐用年数はコロニアルグラッサ、コロニアルクァッド双方とも30年ほどと言われています。環境によっては変動することもありますが、耐用年数ではそれほど差がないようです。
ただしグラッサの方が、特定の条件に特化したシリーズが販売されています。特定の機能を強化したい場合は、グラッサの方を検討すると満足度が高くなるかもしれません。
カラーやデザインはグラッサの方が豊富
カラーやデザインに関しては、コロニアルグラッサの方が豊富です。カラーはコロニアルグラッサが通常タイプのカラーバリエーションで16色なのに対し、コロニアルクァッドは12色となっています。
デザインの種類は、コロニアルグラッサの方が遮熱、グランデ、プレミアムを含めて13種類あるのに対し、コロニアルクァッドは1種類です。
グラッサ | クァッド | |
価格 | 1坪あたり12,800円から15,800円ほど | 1坪あたり11,800円ほど |
耐用年数 | 30年と言われている | 30年と言われている |
カラー | 16色 | 12色 |
デザイン | 13種類 | 1種類 |
コスト重視ならクァッド、デザイン重視ならグラッサ
コロニアルは大手建材会社のケイミューが販売している屋根材の名前です。コロニアルは歴史がある商品なので、現在は販売していない商品もあります。
現在主流となっているのは、コロニアルクァッドとコロニアルグラッサとなっており、コストを重視するならクァッド、デザインを重視するならグラッサがおすすめです。
コロニアルシリーズは安価で施工しやすいため、多くの住宅で使用されている人気の屋根材となっています。目的に合ったタイプのコロニアルを選んで、満足度の高い屋根に仕上げてくださいね!
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