外壁タイル、サイディングは両方外壁の素材です。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、向いている用途も異なります。
今回の記事では外壁タイルとサイディングすれぞれの特徴などのほか、向いている外壁や環境などについてお伝えしていきます。外壁タイルとサイディングで外壁をどちらにしようか迷っているという方は、ぜひご一読くださいね!
- 外壁タイルとサイディングの特徴やメリット・デメリット
- 外壁タイルとサイディングの目的別の比較
- 外壁には塗り壁という種類の外壁もある
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目次
どっちを選ぶ?「外壁タイル」と「サイディング」
外壁タイルとサイディングは両方とも外壁を作るための建材です。どちらを選ぶかは、建物を建てる環境や使用目的によっても異なります。
ここでは外壁の建材を選ぶときに重視するべき要素を、簡単にご説明していきます。
外壁素材に求められる要素
外壁素材に求められる要素は環境や目的によっても違いますが、概ね耐久性と価格、外観の3つで判断します。耐久性とはどれだけ外壁の建材がもつかということで、耐久性が高いほど外壁が長持ちする傾向があります。
価格は外壁材の素材や商品の特徴などによって変動します。なるべくコストが安い方がいいですが、耐久性やその他の店で基準に達していないのも良くありません。品質と価格のバランスが大切です。
外観は家の美しさや印象を左右します。価格と性能が良ければ居住環境は良くなりますが、家の外観を良くしたい場合はデザインにこだわることも重要です。
なぜ比較が必要なのか
外壁材は外壁タイルやサイディングのほか、モルタルや漆喰など様々な素材があります。これらの建材は特徴や長所短所も異なるため、建物を作る地域や使用目的によって選ぶことが大切です。
建材の特徴を比較検討して選ぶことによって、建物やそれを所有する人の目的に合致しやすくなります。外壁を適当に選んでしまうと、後で満足な居住空間にならなかったりイメージと違っていたりと、建物に対する満足度が低下してしまう原因になってしまうでしょう。
目的や予算、機能が適度に合致した外壁材を選べば、余計なコストがかからない上機能も必要十分なものになりやすいのです。
- 外壁材に求められるのは耐久性、費用、デザインの3つ
- 環境や目的に合わせて耐久性などのバランスを決める
- 外壁材を比較検討することで、適した外壁材を使用することが可能
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外壁タイルとは?
外壁タイルとはどのような特徴がある外壁材なのでしょうか。
ここでは外壁タイルの特徴や、メリット・デメリット、向いている使用方法などについてお伝えしていきます。
外壁タイルとは
外壁タイルとは、石や土、粘土を約1,300度の高温で焼き固めたものです。高温で焼き固めた建材を並べて外壁を作るので、見た目に高級感があります。
以下に外壁タイルの主な特徴、そしてメリットとデメリットを詳しくご紹介していきます。外壁タイルに興味がある方は、ぜひ読み進めてくださいね。
外壁タイルの特徴
外壁タイルの主な特徴は、その耐久性の高さにあります。高温で焼き固めているため、強度が高く簡単に傷やひび割れが起こりません。またタイル自体が美しいため、並べて施工すると外壁自体が美しくなり高級感のある見た目にすることができます。
一方で施工する技術が未熟など、外壁の施工が不完全などの理由でタイルが落下する危険もないとは言い切れません。タイル自体が重量のあるものなので、外壁から剥がれて落下してしまうと歩行者などに危害を加えてしまうというリスクもあります。
- 外壁タイルとは石や粘土を高温で焼き固めた外壁材
- 耐久性が高くて高級感があるが、重いので耐震性が劣る
- 施工不良などの原因で外壁材が落下する危険性もある
外壁タイルのメリット
耐久性が高く高級感がある外壁タイルですが、外壁タイルにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは外壁タイルの主なメリットについてお伝えしていきます。
耐久性が高い
外壁タイルの一番のメリットは、耐久性の高さでしょう。石や粘土を高温で焼き固めた素材なので、少しぐらいの衝撃ではひび割れたり破損したりしません。
耐久性が高いので外壁材の内部に水が染み込みにくいなど、建物自体の耐久性を上げることにも貢献します。
メンテナンスの手間が少ない
外壁タイルはサイディングなどと違い塗装の必要がありません。塗装のメンテナンスが必要ないので、定期的なメンテナンスは目地の補修のみで済みます。
メンテナンスの必要性が低いので、長期間利用する場合ランニングコストが少なくなり、結果的に家にかける費用を抑えることが可能です。
タイルのメンテナンスについては次の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひご一読ください。
高級感が得られる
粘土や石などを焼き固めた外壁タイルは、見た目に重厚感があるなど高級感のある外壁にすることができます。外壁を美しく、かつ高級感のある雰囲気にしたい場合は、外壁タイルがおすすめです。
豊富なデザイン
タイルを選ぶメリットとして、デザインやラインナップが豊富というのも挙げられます。
カラーバリエーションやデザイン、サイズ、それぞれ豊富なラインナップがあり、理想のお住まいのコンセプトに合わせてタイルを選ぶことが可能です。
タイルは汚れが付きにくいというメリットもあるので、汚れが目立ちそうな色を選んでも、他の外壁材に比べて汚れが気になりません。
- 耐久性が高く耐用年数は40年ほどと言われている
- 丈夫かつ塗装の必要がないのでメンテナンスの費用は手間が抑えられる
- 焼き固めた色が重厚感があるので外観に高級感が出る
- ラインナップが豊富
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外壁タイルのデメリット
外壁タイルのデメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。
ここでは外壁タイルの主なデメリットについてお伝えしていきます。
初期費用が高い
外壁タイルは単価がサイディングに比べて高いので、初期費用が高くなる傾向があります。サイディングにも様々な種類があり価格もピンキリですが、一般的なサイディングに比べると約2倍以上の開きがある場合も。
高級感がある外壁タイルですが、最初のコストが高くなってしまうことは主なデメリットのひとつと言えるでしょう。
素材が重い
石や粘土を焼き固めているため、サイディングなど他の外壁材に比べると重量が大きいというデメリットがあります。外壁に使用することで建物自体が重くなり、耐震性が低下する可能性もあり注意が必要です。
落下すると危険
先ほど外壁タイルには重量があり耐震性が低下してしまう可能性があるとお伝えしましたが、重量が重いことで落下したときのリスクも大きくなります。
外壁から落ちた外壁タイルが人などにぶつかると、重量があるので大きな怪我をしてしまう可能性もあります。施工した業者が技術不足などの理由で剥がれやすくなることもあるので注意が必要です。
職人の腕で出来が左右される
外壁タイルでは、施工した職人の腕によっては、浮きや剥がれが発生する可能性があります。
タイル特有の優れた耐久性を実現するためには、しっかりとした、丁寧な施工が必要になります。そのため、優良業者かを見極める必要があります。
- 材料単価が高いので初期費用が高くなる
- 素材が重たいので建物が重くなり耐震性が下がる
- 思い素材なので剥がれ落ちると危険
- 業者の腕に仕上がりが左右される
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サイディングとは?
サイディングも外壁を作る建材のひとつです。コスト面や施工の難易度などの点で使用しやすく、近年人気の外壁材となっています。
こおこではサイディングの主な特徴とメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
サイディングとは
サイディングとは薄い板状の外壁材で、外壁に重ね合わせながら張り付けていくタイプの外壁材です。素材は金属や木材、樹脂、陶磁器などがあり、それぞれ特徴が異なります。
素材や商品にもよりますが施工の難易度が比較的低いことから、どの工務店でも扱っており比較的注文しやすい外壁材と言えるでしょう。
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サイディングの特徴
日本の住宅の90%以上が外壁にサイディングを使用していると言われています。外壁材としては現在最も人気があると言っても良いでしょう。
サイディングの主な種類は窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4種類あります。原料は窯業系が陶磁器、金属系は金属、木質系は木材、樹脂系は樹脂です。
- サイディングとは薄い板状の外壁材で組み合わせて使う
- 金属、木材、樹脂、陶磁器などの素材がある
- 価格など使いやすい点が多く住宅の9割以上に使われている
サイディングのメリット
サイディングのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここではサイディングの主なメリットをいくつかご紹介していきます。
初期費用が安い
サイディングの最大のメリットは価格の安さです。サイディングの単価は素材や商品によっても幅がありますが、一般的な外壁タイルよりも価格が安く初期費用を抑えやすい傾向があります。
住宅や建物を建築するときに初期費用をあまりかけられないという人に向いており、ランニングコストよりも初期費用の安さを重視したい人に便利な建材です。
サイディング外壁の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
施工しやすい
サイディングの施工は素材や商品によって異なりますが、一般的に施工がしやすい外壁材だと言われています。施工の難易度が低いため、どの工務店でも施工が可能なので様々な業者を比較検討することが可能です。
模様が豊富
素材によってデザインの豊富さには差がありますが、サイディングはデザインが豊富にあります。特に窯業系サイディングはカラーもデザインも多くあるため、好みのデザインで外壁を彩ることが可能です。
幅広いデザインから外壁のデザインを決めたいという方は、外壁タイルよりもサイディングの方が向いているでしょう。
- サイディングの材料単価は安く初期費用を抑えることができる
- 施工難易度はそれほど高くないのでどの工務店でも対応してくれる
- 素材にもよるがデザインやカラーが豊富でデザイン性が高い
サイディングのデメリット
サイディングにはデメリットもいくつかあります。
ここではサイディングの主なデメリットをご紹介していきます。
メンテナンスの費用が高い
初期費用こそ安いサイディングですが、メンテナンスのコストが高いというデメリットがあります。定期的に塗装や補修などが必要で、そのたびに大きなお金が必要です。
ランニングコストがかかるので、長期間建物を使用する場合はランニングコストが低い外壁タイルとかかるコストが同じ程度になる可能性もあります。
耐久性が低い
薄い板状の外壁材であるサイディングは、外部からの衝撃に弱いというデメリットがあります。台風などで外から衝撃が加わるとひび割れや破損、塗料の剥げなどが起こりやすくなります。
また耐用年数は一般的に30年ほどと言われていますが、外壁タイルの耐用年数と比べると10年以上短いです。定期的に補修や塗装が必要なことを考えると、耐久性という点では外壁タイルよりもかなり劣ると考えて良いでしょう。
- メンテナンスの回数が多く塗装も必要なためメンテナンス費用がかさむ
- 耐久性が低いのでひび割れや破損が起こりやすくそのたび補修が必要
- 耐用年数が外壁タイルに比べると少なくランニングコストが高い傾向がある
サイディング外壁についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
外壁タイルとサイディングを徹底比較!
外壁タイルとサイディングでは、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは外壁タイルとサイディングの特徴の比較を行っていきます。
耐用年数
耐用年数の点では外壁タイルの方が長い傾向があります。外壁タイルの一般的な耐用年数は40年、一方サイディングの耐用年数は30年ほどです。
外壁タイル、サイディング双方とも商品によって耐用年数は変動しますが、概ね外壁タイルの方が強度が強く耐久性が高いと言えるでしょう。
費用
初期費用については、外壁タイルの方が高い傾向があります。外壁タイルの1平方メートルあたりの材料単価は1万円~2万円程度、サイディングは素材や商品によって幅がありますが、概ね1平方メートルあたり4,000円から9,000円程度です。
材料単価が高いサイディングでも外壁タイルの材料単価よりも価格が低いと言えます。
メンテナンス
外壁タイルは初期費用こそ高いものの、メンテナンスがほとんど必要ないという特徴があります。そのためメンテナンスの費用が外壁タイルの方が安いという傾向が。
外壁タイルのメンテナンスは主に目地補修で、1平方メートルあたり1,000円から3,000円程度、一方サイディングは主なメンテナンスは塗装になります。費用は1平方メートルあたり2,000円から4,500円程度です。
またメンテナンスのタイミングもサイディングは最低でも10年に1度、塗装が剥げていたら随時塗り直しが必要です。外壁タイルは塗装が必要ないので、目地が劣化したら補修します。大抵10年に1度ですが、サイディングの方が頻回にメンテナンスが必要になる可能性が高いでしょう。
デザイン
デザインについては好みが分かれるところです。外壁タイルはデザインの幅は少ないですが、高級感や安定感のある外壁にすることが可能です。
一方サイディングは素材にもよりますが幅広いデザインやカラーが展開されています。幅広いデザインから外壁の見た目を選びたいという方は、サイディングの方が満足度が高くなるかもしれません。
耐用年数 | 外壁タイルの耐用年数は約40年
サイディングの耐用年数は約30年 |
費用 | 外壁タイルの材料単価は1万円から2万円程
サイディングの材料単価は素材にもよるが、4,000円から9,000円程度。 |
メンテナンス | 外壁タイルはほとんどメンテナンスの必要がなく、目地の補修程度。1平米あたり1,000円から3,000円。
サイディングは定期的に塗装の塗り直しや、ひび割れや破損などの補修が必要。塗装の塗り直しは1平米あたり2,000円から4,500円。 |
デザイン | 外壁タイルは重厚感があり、高級感のある見た目にできる。ただしデザインの幅は狭い。
サイディングは高級感はないが、デザインやカラーが幅広く好きなデザインを選ぶことができる。 |
外壁タイルとサイディングの「目的別」の選び方
外壁タイルとサイディングでは特徴やメリット、デメリットが異なります。
ここでは目的別に外壁タイルとサイディングどちらが向いているかをお伝えしていきます。
費用を抑えたい
費用を抑えて建物を建てたい場合は、外壁タイルよりもサイディングの方がおすすめです。外壁タイルは材料単価が高く、初期費用も高くなる傾向があります。
一方サイディングは材料単価が高いものでも外壁タイルよりも安いことが多いです。ただしメンテナンスの頻度が高く、ランニングコストも含めた長期的なコストを考えると外壁タイルにかかる費用とそれほど変わらなくなることもあります。
メンテナンスの手間を省きたい
メンテナンスの回数は耐久性が高い特徴がある外壁タイルの方が少なくて済みます。また塗装が必要ないので目地の修復のみで修復が完了し、メンテナンスにかかる費用も抑えることが可能です。
一方サイディングは定期的に塗装を塗り直す必要があり、メンテナンスも頻回に必要になります。耐久性が低いため破損も起こりやすく、メンテナンスの手間を抑えたい場合は外壁タイルの方がおすすめです。
耐用年数を重視したい
耐用年数が長い方が良いという場合は、外壁タイルの方が向いています。サイディングの中にも耐用年数が長い商品がありますが、外壁タイルは最も耐用年数が長いサイディングよりも長い40年という耐用年数があります。
40年という耐用年数は、一般的なサイディングよりも10年以上も長い期間です。メンテナンスや張り替えなどランニングコストの面では、外壁タイルの方が優れていると言えるでしょう。
- 初期費用を抑えたいならサイディングだが、ランニングコストを含めると同程度
- メンテナンスの手間を少なくしたいなら、外壁タイルの方がおすすめ
- 耐用年数は外壁タイルの方が10年ほど長い傾向がある
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外壁タイルとサイディングを見分ける方法とは?
外壁タイルとサイディングは一見似たような見た目なので、すぐに見分けるのが難しいことがあります。
外壁タイルとサイディングはどのように見分けたら良いのでしょうか。ここでは外壁タイルとサイディングの見分け方についてお伝えしていきます。
タイルの並び方
外壁タイルの場合は、タイルが網目状に並んでいることが多いです。またタイルの間には必ずモルタルの目地があります。一方、サイディングの場合は模様として加工されていることが多く、模様と模様の間に目地が存在しません。
シーリング剤
シーリング剤を使用しているかどうかも、外壁タイルとサイディングを見分けるときの目安になります。外壁タイルではシーリングをほとんど使わないため、シーリングが多用してある場合はサイディングの外壁だと考えて良いでしょう。
叩いたときの音
外壁タイルとサイディングでは外壁と叩いたときの音が違います。サイディングは基本的に薄い板状の外壁材で、中が空洞です。
そのため外壁を叩いたときに音が響きやすく、叩くと内部で音が反響します。一方外壁タイルは高温で焼いた粘土などが材料なので、密度が高く、叩いても音は響きにくいという特徴があります。
- 目地にモルタルが使われているのが外壁タイル
- 窓の目地にシーリング剤を多用しているのはサイディングの可能性が高い
- サイディングは叩いたときに内部で響くような音がする
タイルとサイディング以外にも?塗り壁という選択肢
タイルとサイディング以外にも、塗り壁という外壁があります。
塗り壁とはどんな特徴なる外壁なのでしょうか。ここでは塗り壁の特徴やメリット、デメリットについてお伝えしていきます。
塗り壁とは?
ただし職人の腕次第で出来が左右される傾向があり、熟練度が低い職人が施工した場合ひび割れや破損を起こしやすいといった特徴もあります。また、デザインも職人のセンス次第なので作業を依頼する職人選びは慎重に行わなくてはいけません。
塗り壁のメリット
外壁を塗り壁で作る主なメリットは、手作業で作るためオリジナルなデザインの外壁ができるということです。職人のセンス次第で独特の風合いを生み出すことができるため、世界に一つだけのオリジナリティを求める人にはピッタリの外壁でしょう。
ただし良くも悪くも職人頼みになるため、頼んだ職人のセンスが合わなかったり熟練度が低かったりすると、思った通りの外壁にできないばかりか耐久性も悪くなることがあります。依頼する職人は実績などを調べておくと安心です。
塗り壁のデメリット
塗り壁の主なデメリットは硬い素材のため割れやすいという点です。ひび割れや破損が起こると、その割れ目から雨水などが染み込み内部の建材にまで劣化を及ぼしてしまう可能性があります。
またオリジナリティの高いデザインはメリットでもありますが、凹凸が多いためカビや苔が生えやすいという一面も。カビなどの汚れが付着することで、劣化が早まり耐久性を落とすことがあり注意が必要です。
そのほか職人によって出来が左右されるので、上手ではない職人に頼むと望んだ結果が得られないこともあります。また技術力が必要な工法なので、施工料金が割高です。
塗り壁は職人の腕に左右される?
先ほども少しお伝えしましたが、塗り壁は完全な手作業による工事なので、工事を行う職人の腕に出来が左右されます。センスや技術力が高い職人に依頼すれば、デザインや耐久性に優れた外壁にすることが可能です。
しかしセンスが合わなかったり、職人の腕が未熟だったりすると、デザインが思う通りのものにならない、耐久性が低くひび割れが破損が起こりやすいといった事態を招く可能性があります。
塗り壁を依頼する職人は、実績や過去のデザインなどを調べて、センスが合い信頼のおける人を選ぶようにしましょう。
- 塗り壁とは職人の手作業で材料を壁に塗りつけていく工法
- メリットはオリジナリティあるデザインと高い耐久性。デメリットは職人の腕に左右されやすく、ひび割れを起こしやすいということ。
- 塗り壁の職人を選ぶときは、好みも含めて慎重に決める
塗り壁の基礎知識については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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外壁タイルとサイディングどちらがいいかは目的次第
外壁タイルとサイディングは、それぞれ特徴やメリット、デメリットが異なります。建物を建てる目的や、周囲の環境を考慮して、外壁タイルかサイディングかを決めるのがベターでしょう。
どうしても決められないという場合は、地域の環境に詳しい信頼できる工務店に相談するのも一つの方法です。ただし業者に工事を依頼するときは、見積もりを複数社から取って比較検討する必要があります。
外壁タイルとサイディングでどちらにするか迷ったら、シミュレーションや相談を通して後悔のないように決めていきましょう!
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