【外壁の色選び】カラーシミュレーションで失敗しないためには?

外壁塗装の色を決めるときは、まずコンピューターなどでカラーシミュレーションをしてみることが大切です。カラーシミュレーションの方法はコンピューターを使った方法のほかにも、いくつか方法があります。

今回はカラーシミュレーションの方法や、カラーシミュレーションの効果的な使い方、人気の塗装色などについてお伝えしていきます。

この記事でわかること
  • 外壁塗装の色を選ぶ方法
  • 色相、明度、彩度といった色の基礎知識
  • カラーシミュレーションを使った外壁塗装の選び方
  • 汚れの目立たないカラーや人気のカラーとは

外壁塗装の色はどうやって選ぶの?

外壁塗装の色は様々な色がありますが、どうやって選べば良いのでしょうか。外壁塗装の色を選ぶには、大きく分けて「カラーシミュレーション」「色見本」「サンプル板」の3種類があります。

以下にそれぞれの特徴をご紹介していきますのでご参照ください。

カラーシミュレーション

カラーシミュレーションとはコンピューターのソフトなどに住宅のイメージを取り込み、色を付けて外壁塗装のイメージを確認する方法です。外壁塗装をした後の住宅のイメージを全体的に把握しやすいというメリットがあります。

色見本

色見本とはマンセル色見本帳など実際に使うことができる色を使って、紙などにイメージを落としこんだ見本のことです。細かい部分まで修正が可能なので、細かいところまで外壁塗装のカラーを決めることができます。

サンプル板

サンプル板とは、実際の外壁と同じ素材に色をつけた色見本のことです。外壁の素材や凹凸などによって色の出方が変わるので、サンプル板を見ることで実際の塗装のイメージをつかみやすくなります。

このように3つの選び方をご紹介しましたが、外壁塗装の色を決めるときはこのうち1つだけを使うのではなく、複数で組み合わせて色を決めていく方がリアルなイメージに近づけることができます。

まとめると…
  • カラーシミュレーションは全体的なイメージをつかみやすい
  • 色見本は現実の色をイメージしやすい
  • サンプル板は素材に色が塗られた状態をイメージしやすい

意外と知らない色の属性

外壁塗装の色を決めるときには、色についての基本的な知識を知っておく方が便利です。色には「色相」「明度」「彩度」という3つの属性があります。

色の属性①色相

「色相」は赤・青・黄色という三原色を基本とした色の違いを表現するための基準です。虹の色の7色が変化していく様子を思い浮かべると、イメージしやすいでしょう。

色の属性②明度

「明度」は色の明るさや暗さといった違いをあらわす指標で、明るい色の方が明度が高くなります。光を100%反射する白は明度が最も高く、逆にほとんど反射しない黒は明度が最も低い色です。

色の属性③彩度

「彩度」は色の鮮やかさを表す指標で、赤や青、黄色などはっきりした色ほど彩度が高いと表現されます。彩度が高い色ほど、ハッキリした色に見えます。

まとめると…
  • 色相は赤や黄色、青などの色の違い
  • 明度は色の明るさや暗さをあらわす
  • 彩度は色がハッキリしている度合をあらわす

外壁のカラーシミュレーションをしてみよう!

住宅の外壁の色を決めるときはカラーシミュレーションをしてみましょう。以下の項目では、カラーシミュレーションをすることで得られるメリットとデメリットについてお伝えしていきます。

カラーシミュレーションのメリット

カラーシミュレーションのメリットは住宅全体のイメージをつかみやすいことです。パソコンのソフトなどでカラーシミュレーションを行えば、すぐに違う色の外壁のイメージを見ることができるので、様々な外壁塗装のイメージを見ることができます。

実際に作業が始まってからイメージが違うので塗りなおすのは困難です。事前にシミュレーションをしっかり行うことで、塗装前に抱いていたイメージに極力近づけることができるでしょう。

カラーシミュレーションのデメリット

カラーシミュレーションのデメリットとしては、細かい部分まで再現するのが難しいという点です。コンピューターによるカラーシミュレーションは、全体的なイメージをつかむのには向いていますが窓枠の手すりなど細かい部分まで再現できないことがあります。

またコンピューターのモニター上で表示される色は実際の色とは微妙に異なるため、実際に塗装された壁を見ると事前の印象と違うといったことも。実際のイメージに近づけるには、サンプル板など様々なシミュレーション方法を取り入れることで現実の色を想像しやすくなります。

まとめると…
  • カラーシミュレーションのメリットは全体のイメージをつかみやすいこと
  • 細かい色が再現しづらく、現実の色とは違って見えることもある

カラーシミュレーションを行う方法

外壁塗装のカラーシミュレーションを行うには、どんな方法があるのでしょうか。カラーシミュレーションをしておいた方が、イメージした外壁塗装に近づけることができます。以下では外壁塗装のカラーシミュレーションを行う方法をいくつかご紹介していきます。

カラーシミュレーションのサイトやアプリを使う

インターネット上に、外壁塗装のカラーシミュレーションができるサイトやアプリが提供されています。そういったサイトやアプリを使うことで、気軽に外壁塗装のカラーシミュレーションを行うことができます。

ただし細かい部分までシミュレーションができなかったり、実際の色と画面の色が違っていたりと、実際の外壁塗装のイメージとは異なることもあるので注意が必要です。

業者にカラーシミュレーションをお願いする

外壁塗装を施工する業者がカラーシミュレーションのサービスを提供している場合は、業者にカラーシミュレーションを依頼することもできます。

業者が実施しているカラーシミュレーションは、コンピューターを使ったシミュレーションのほか、色眼鏡を使って外壁の色の変化を想像する方法など業者によって異なる手法で行います。

どのようなシミュレーションを行っているかは業者によっても違うので、カラーシミュレーションを依頼したい場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

業者にカラーシミュレーションを依頼したい場合は、業者の担当者などにカラーシミュレーションをしたい旨を伝えて実施してもらいます。

まとめると…
  • アプリやサイトで気軽にカラーシミュレーションが可能
  • 業者にカラーシミュレーションを依頼することもできる

おすすめのカラーシミュレーションサイト3選


インターネット上には、外壁塗装の色をシミュレーションできるサイトがいくつかあります。以下に外壁塗装をシミュレーションできるサイトを3つご紹介していきます。サイト上で気軽にカラーシミュレーションを試してみたい方はご参照ください。

エスケー化研 住宅塗り替えシミュレーション

エスケー化研は大手塗装メーカーのひとつです。エスケー化研が提供しているカラーシミュレーションサイトでは、全体的な塗装のシミュレーションのほか、バルコニーなどの細かい部分のカラーシミュレーションも可能となっています。

小林塗装 外壁塗装のカラーシミュレーション

小林塗装の外壁塗装のカラーシミュレーションはカラーバリエーションが豊富なカラーシミュレーションです。大きめの住宅のシミュレーションがしやすいサイトなので、大型住宅の外壁塗装をシミュレーションしたいときは便利でしょう。

ホームテック カラーシミュレーション

ホームテックは関東を拠点とするリフォーム会社です。ホームテックのカラーシミュレーションは塗装の種類が多く、様々なカラーを試すことができます。屋根や雨樋などの細かい部分のカラーシミュレーションも可能です。

まとめると…
  • 「エスケー化研」は細かいシミュレーションが可能
  • 「小林塗装」は大型住宅におすすめ
  • 「ホームテック」はカラーバリエーションが豊富

カラーシミュレーションで外壁の色を選ぶ注意点は?

カラーシミュレーションで外壁の色を選ぶときには、どんなところに注意したら良いのでしょうか。以下では外壁の色を選ぶときに気を付けたいポイントについて、いくつかご紹介していきます。

現実の色とは異なることを理解する

カラーシミュレーションは多くの場合コンピューターのモニタに表示された色を確認します。モニターで表示される色は、実際の色とは違うことも多いので現実の塗料でその通りの色が出るわけではありません。

カラーシミュレーションの色はあくまでも目安として、サンプル板など様々なシミュレーションを行いながら実際の外壁の色を想定していく方が良いでしょう。

周囲の景色と調和するかどうかも考える

カラーシミュレーションは住宅のイメージのみをコンピューターに取り込んで行うことが多いので、周囲の環境と外壁の色が調和するかどうかまでは確認できません。

環境も考慮しながら外壁の色を決めたいときは、写真や色見本などを使って実際に周囲となじむ色かどうかを想定してみましょう。

必ず色見本やサンプル板で現実の色もチェックする

カラーシミュレーションの色は、モニターに映し出された色であって現実の色味とは微妙に異なります。また素材によっても色の感じが異なるので、現実の発色とはイメージが違ったなどということも。

カラーシミュレーションで使った色が現実ではどのように見えるのかを、色見本やサンプル板などを使って想定しておくことも大切です。朝日や夕日など自然光に当てて確認してみると、より現実の色をイメージしやすいでしょう。

面積効果を知っておく

色の見え方の特徴として、色が塗られている面積が大きいほど明るく見えるというものがあります。カラーシミュレーションではモニター内の限られた範囲の色しか見ないので、実際に外壁を塗ってみるとシミュレーションよりも明るく感じることがあるでしょう。

カラーシミュレーションをしたときは、シミュレーションの色よりも明るめになる可能性を考慮に入れながら外壁の色を決めていくとイメージ通りの色を塗装することができます。

光源によって見えかたが変わることを知っておく

色を照らす光がどんな光かによっても、色の見え方は変わってきます。例えば太陽光で見たときの色の見え方と、蛍光灯で見た時の色の見え方では微妙に色の感じが異なります。

また太陽光では、朝と夕方で色の見え方や反射の仕方が変わります。外壁の色を把握するためには、太陽光に照らされたサンプル板などを色々な時間帯で見てイメージをつかんでいきましょう。

凹凸によって色の見えかたは変わる

外壁に凹凸がある場合は、光の反射が場所によって異なります。どのように反射するかによって、色の見え方が変わってしまうため注意が必要です。

壁の凹凸はそれぞれの外壁により異なるため、コンピューターのシミュレーションで完全に再現するのは困難です。そのため凹凸のある外壁の場合は、サンプル板に塗装をしたものを使って外壁のイメージをつかんでいきましょう。

艶の違いも考えておく

艶のあるタイプの外壁も、カラーシミュレーションとは色の見え方が違ってくるので注意が必要です。艶がある素材に塗装を施すと、光の反射によって想定していた色よりも明るくなったり暗くなったりします。

艶のある外壁素材はコンピューターのシミュレーションでも再現が難しいので、実際にサンプル板に塗装したものに自然光を当てて、角度による違いなどを把握していくと良いでしょう。

可能なら試し塗りをする

試し塗りが可能なら、壁の一部を使って試し塗りをしてみるのもおすすめの方法です。実際の壁に塗って色味や雰囲気を見ることで、現実のイメージをつかみやすくなります。

ただし業者によっては試し塗りの作業に対応していなかったり、試し塗が有料だったりするので試し塗りをしたい場合は事前に業者に確認を取ると良いでしょう。

色を決められないときは業者に相談する

色々と悩んだけど、やはり決められないという場合は、塗装業者に色のセレクトを依頼するのもひとつの方法です。どんなイメージの外壁にしたいかを業者に伝えることで、おすすめの色を選んでくれます。

カラーセレクトをしてもらう場合は、外壁のイメージとともに、外壁に持たせたい機能や特徴なども伝えておくとより最適なカラーと塗料を提案してくれるでしょう。

4色以上は使わない

外壁のデザインに統一感を持たせたいなら、カラーは3色以内におさめておくのが無難です。4色以上使うことで、色に統一感がなくなり見栄えが悪くなってしまう可能性があります。

色選びのセンスがあるデザイン系の完成に自信がある、という人以外は、外壁の色は3色以内におさえておくようにしましょう。

まとめると…
  • カラーシミュレーションは実際の色と違う場合もある
  • 外壁の素材や質感によっても色の出方が異なる
  • 業者におすすめのカラーを聞いてもOK
  • 3色以内におさめておくとまとまりやすい

外壁汚れが目立たない色は?

外壁は家の外にさらされている部分なので雨風などにより汚れがつきやすい部分でもあります。メンテナンス作業が頻繁にできるわけでもないので、可能であれば外壁の汚れがあまり目立たないカラーがおすすめです。

外壁の汚れが目立ちにくいカラーは、グレーやブラウン、クリーム色などが目立ちにくいカラーです。特にグレーはほとんど自然の汚れが目立ちません。また近年はブラウンが人気カラーとなっています。

ブラックは一見汚れが目立ちにくそうですが、白い汚れが目立つ場合があります。また白い外壁も蓄積した汚れが年月を経るごとに目立つようになるので、汚れを目立たせたくないなら黒や白は避けた方が無難なカラーです。

まとめると…
  • グレーやブラウン、クリーム色は汚れが目立ちにくい
  • 近年ブラウンカラーが人気
  • ブラックやホワイトは汚れが目立ちやすい

外壁塗装で人気の色とは?

外壁塗装で人気の色は、汚れが目立ちにくいグレーや、周囲の環境に溶け込みやすくおしゃれな雰囲気にもなるブラウン、他の色との相性が抜群のクリームです。

また汚れが目立ちやすいというデメリットはあるものの、シックで洗練された雰囲気になるブラック、清潔感のあるホワイトなども人気となっています。

屋根の色も合わせて塗装する場合は、外壁の色よりも暗めの色に塗装すると馴染みやすくなります。屋根の色は黒に近い色でも他の外壁の色と馴染みやすく、おすすめです。

まとめると…
  • どんな色とも相性が良いクリームが手堅い人気
  • 周辺の環境と溶け込みやすいブラウンもおすすめ
  • 汚れは目立つがシックな雰囲気になるブラックとホワイトも人気

外壁のカラーシミュレーションでイメージ通りの外壁に!

外壁の色はサイトやアプリなどでカラーシミュレーションをすると、塗装後のイメージがつかみやすくなります。カラーシミュレーションはインターネットのサイト上などで手軽にできるほか、カラーシミュレーションサービスを提供している業者に依頼することも可能です。

カラーシミュレーションは実際の色とは違って見えることもあるので、サンプル板や色見本などを自然光のもとで確認するなど現実の色も把握しておきましょう。また朝と夕方では見え方が違うので、違う時間帯で色見本などを試すことも大切です。

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