外壁の剥がれはDIYで補修できる?原因と対策・剥がれ防止法も解説

外壁塗装が剥がれていると、見た目も良くありませんし外壁内部にも悪影響を及ぼします。外壁の剥がれは放置すればするほど他の部分の劣化につながり、補修費用が余計にかかってしまう可能性もあります。

この記事では、外壁塗装の剥がれの原因や放置することのリスク、DIYでの補修方法などをご紹介していきます。

この記事でわかること
  • 外壁塗装の剥がれの原因と放置してはいけない理由
  • 外壁塗装の剥がれのDIY補修方法
  • 業者に依頼する際のポイント

外壁塗装の剥がれは放置しないで!

見出し画像(外壁塗装の剥がれは放置しないで!)外壁が剥がれていたらさすがに気になりますよね。家の外壁は365日常に降り注ぐ紫外線や雨、風などに晒されているため、永久的に綺麗に保つことは難しいのです。

だからといって外壁の剥がれを放置してしまうと、みっともない外観になってしまうだけではなく、露出した部分から傷んでしまい家の耐久性や性能が悪くなってしまいます。外壁の剥がれはやはり無視してはいけないのです。

外壁塗装の剥がれの原因

見出し画像(外壁塗装 剥がれの原因とは?)外壁塗装の剥がれの原因はさまざまです。原因を知ることができれば、ある程度対策を講じることができるでしょう。これから外壁塗装が剥がれてしまう原因を紹介します。

 

年月の経過による劣化

外壁の剥がれの原因(経年劣化)外壁塗装にももちろん寿命はあり、使える予定の年数は存在します。限りがあるため年月が経過するほど剥がれやすくなるのです。一般的には5〜10年程度で剥がれやすくなるとされています。

塩害による劣化

塗料は塩害に弱いため海岸沿いは塗装の剥がれが起こりやすいです。そもそも塩害とは塩分を含んだ潮風が吹き付けることで障害が生じてしまう状態のことを指します。外壁は普段から風や汚れ、時間経過により少なからず劣化していくものですが、塩害は通常よりも早く外壁を劣化させてしまうのです。

紫外線や強風による劣化

前述したとおり、外壁塗装は紫外線や風を受けると劣化していきます。強力な紫外線を浴び続けたり、強い雨や風が発生しやすい地域だと剥がれやすくなるのです。

実際、太陽の光が一番よく当たる方角とされている南側の外壁だけほかの面に比べて劣化が激しいといったケースは存在します。

塗装工事の際の乾燥不良

外壁の剥がれの原因(塗料の乾燥不足)

乾燥不良であるとその塗料の性能を最大限発揮することができない可能性が高いです。たとえ質の高い塗料を使用したとしても、業者の技術が未熟だと工事から数年で剥がれ始めてしまうのです。

例えば、工事の際に気温が35℃以上または5℃以下だと乾燥不良が起こるとされています。湿度が85%以上でも乾燥不良が起こるため雨の日に塗装は基本的にできないということを知っておきましょう。

下地処理が適切ではなかった

外壁塗装と聞くと、塗料を塗る工程の方に意識が向きがちですが、実は下処理が非常に重要なのです。塗装をする前の下地処理が不十分だと塗料は簡単に剥がれてしまいます。

下地処理の例としては、高圧洗浄ケレンがあります。高圧洗浄は、外壁表面の汚れやホコリをとりのぞいて塗料が付着しやすくさせ、ケレンは既に寿命を超えた塗膜を剥がして新しい塗料の付着性を高めてくれます。古い汚れや塗膜を丁寧に取り除いてから塗装をすることで、塗料がちゃんと密着し、その性能を最大限発揮させることができるのです。

まとめると…
  • 外壁塗装は一般的に5~10年で寿命を迎える
  • 塩害・紫外線・強風は外壁塗装の劣化につながる
  • 工事の際の乾燥不良や不適切な下処理が、外壁の剥がれの原因になる場合もある

外壁が剥がれていると何が良くないの?

 

見出し画像(外壁が剥がれていると何が良くないの?)「外壁が剥がれていたとしても私は気にしない」、なんて考える方もいるかもしれません。しかし、外壁の剥がれは想像以上に深刻な問題であったりもします。そこで、ここでは外壁が剥がれると具体的にどんな悪影響があるのかをお教えします。

見た目が悪くなる

剥がれた見た目の悪い外壁機能以前の問題として、やはり外観の問題は挙げられるでしょう。

外壁の見栄えが悪いと、清潔感がない人と思われ、近隣住民から白い目で見られることも。毎日のように目にする外壁がボロボロだと気分が悪くなるため精神衛生上もよくないと言えます。

外壁素材の寿命が縮む

外壁塗装は外壁素材を保護する役割も担っています。そのため、塗装が剥がれてしまうと外壁素材を保護するものがなくなってしまい、結果寿命が縮んでしまうことに。

寿命が縮むと、外壁の張り替えといった大規模リフォームをする時期が早まるため、余計に費用がかかってしまいます。

雨漏りが起こりやすくなる

外壁が剥がれてしまうと雨が内部に侵入しやすくなるため雨漏りの原因となり得ます。

「外壁から雨漏りなんてするのか?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、外壁にヒビ割れが発生し、そのヒビが深いものであった場合は確実に水が屋内に侵入してきます。

まとめると…
  • 外壁の剥がれは見た目が悪くなるだけでなく、外壁素材の寿命も縮んでしまう
  • 外壁の剥がれから雨漏りが起こりやすくなることもある

外壁の剥がれを放置してはいけない理由

見出し画像(外壁の剥がれ 放置してはいけない理由)外壁の剥がれはできる限り放置してはいけないということはわかっていても、やっぱり面倒なため重い腰が上がらないという方はいらっしゃるでしょう。ここでは、放置してはいけない明確な理由を提示していきます。

外壁の他の部位が劣化しやすくなる

外壁の塗料が剥がれてしまうと客観的に剥がれが目立つだけでなく、紫外線や雨が外壁素材内部に侵入しやすくなり、内部から他の部位を劣化させてしまうのです。その結果、剥がれていない外壁部分の劣化までもが早くなってしまいます。

少しの剥がれだから心配ないと信じるのではなく、そこからさらなる剥がれに繋がっていくことを理解しましょう。

補修費用が増える

外壁補修にかかる費用外壁塗装の剥がれを放置すると外壁素材の内部が劣化していきます。外壁素材の内部が劣化すると、塗装リフォームでは対処ができなくなり外壁材の交換などが必要となってしまいます。交換リフォームとなればかなり費用が増してしまうため外壁の剥がれが少しでもあれば早急に修繕することをお勧めします。

住宅全体が劣化しやすくなる

外壁の剥がれを長期間放置すれば住宅の建築材にもまで雨などが侵食してしまい、外壁の剥がれだけでは済まなくなります。最悪の場合は住宅全体の建て直しが必要となるケースもあります。外壁素材だけなら工事費用は300万円以内ですが、住宅の建て直しだと費用は2,000万円以上となってしまうのです。

まとめると…
  • 外壁の剥がれの放置は、内部の劣化にもつながり補修費用も余計にかかってしまう
  • 住宅の建築材にまで影響が及ぶと、最悪の場合建て直しが必要になる

外壁の突然の剥がれは施工不良が原因?

見出し画像(外壁の突然の剥がれ!施工不良が原因?)

できるだけ安い費用で塗装を済ませたいと思われる気持ちはわかります。しかし、どうしてもコストを抑えようとすると工事費または材料費を減らすしかありません。やり方によってはコスト削減が可能ですが、それでは手抜き施工・施工不良に出会う可能性が高まります。

また、業者とうまくコミュニケーションが取れずトラブルに発展してしまったということもあるようです。そこで、ここからはどのような場合に施行不良であるかと判断するかについてと業者への対応について紹介します。

3年以内で剥がれる場合は施工不良の可能性大

外壁塗装を行う業者工事から3年以内で塗料が剥がれるのなら施工時に問題がある可能性が高いです。通常、外壁塗装の寿命は5〜10年とされているにも関わらず3年以内で剥がれてきた場合はアウトでしょう。

業者が保証に応じてくれない場合の対策

業者側が認められているはずの保証を受け入れてくれないというケースも少なからずあります。例えば、訪問営業でやってきた業者で、工事完了から8日以内ならクーリングオフ制度により理由を問わず無条件に一方的に申し込みの撤回、または契約の解除ができることになっているにも関わらず、自分で業者を家に呼び寄せた場合はクーリングオフの制度適用外だと言われてしまったケースがあったようです。

塗装の剥がれに対して保証をしてくれない場合はリフォームに関する相談を無料で受け付けてくれるサイト「住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)」に連絡してみましょう。

まとめると…
  • 3年以内に外壁が剥がれた場合、施工不良の可能性が高い
  • 業者が保証を受け入れてくれない場合は専門の機関に相談する

外壁の剥がれはDIYで補修できる?

見出し画像(外壁の剥がれ DIYで補修できる?)業者に頼みたいがコストを抑えたい、可能ならば自分で外壁の剥がれの修繕はしちゃいたいと考えている方はいらっしゃるでしょう。ここでは、塗装の剥がれのDIYについて情報を共有してきます。

塗装の剥がれならDIYでも対処が可能

外壁塗装のDIY道具外壁素材自体が剥がれている場合は難しいですが、塗装表面だけが剥がれているのならDIYが可能です。

必要な道具は、養生用ガムテープ、マスキングテープ、マスカー、ハケ、ローラー、ローラーバケット、塗料(下塗り塗料、仕上げ塗料の2種類)、金属ヘラ、サンドペーパーです。

作業の手順は次の通りです。

手順
  1. 剥がれた部位をホースや高圧洗浄機で洗い、金属ヘラやサンドペーパーで古い塗装を剥がしましょう
  2. 下塗りをしましょう
  3. 仕上げ塗り2回をおこないましょう。

このような手順を踏めばDIYでも補修することが可能です。しかし、DIYで補修しても技術不足によって1年程度で剥がれてしまう危険性があるため、結局メンテナンス費用がかさんでしまうということになりかねません。

補修箇所が少なくても、基本的には業者に依頼して確実性を高めることがおすすめです。

業者に塗り直しを依頼する際のポイント

見出し画像(外壁の剥がれ 業者に依頼する際のポイントとは?)

業者に塗り直しを依頼すると決めても、注意すべきことがわからない場合はやはり戸惑ってしまうでしょう。ここからは、業者に依頼する際に気にかけるべきことやポイントなどを紹介します。

まずは前回の塗装を行った業者に問い合わせる

前回の業者がわかっている場合は連絡しましょう。工事から1年以内で剥がれたのなら無償で補修してくれる可能性もあり、費用コストを抑えることはできます。

信頼できる業者の選び方

外壁塗装の訪問業者工事を依頼した業者に連絡が取れなくなったり、調べたら倒産していたり、最悪の場合その業者について詳細がわからない場合は新しい業者を探すことをお勧めします。また、多くが悪徳業者のため、訪問営業の業者にはなるべく依頼しないようにしてください。

複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」で価格が高すぎたり工事内容がおかしい業者を判別することも大切です。判別するポイントは、価格が異様に高すぎたり安すぎたりしないか、見積書が具体的かどうかの2つです。

業者に依頼する際の手順や工期

工期は依頼してから3日〜1週間程度です。

依頼手順
  1. 電話帳やインターネットで外壁工事業者、塗装業者を3社探す/li>
  2. 3社に見積もりを依頼して工事内容を比較し、高すぎたり安すぎたりする業者は排除する。この際に、工事後の保証内容についても確認する
  3. 見積書の疑問点を徹底的に尋ねて不安を解消する
  4. 工事を依頼して契約書を作成する。口約束だとトラブルのもとになるため必ず書面で契約する
  5. 工事をする。手抜きをしていないかを定期的に確認する
  6. 工事完了。問題がないかを業者と一緒にチェックして、今後の保証内容についても再確認する
まとめると…
  • 外壁の剥がれはまず前回塗装を行った業者に連絡する
  • 訪問業者に依頼するのはなるべく避ける
  • 工期は3日~1週間程度が目安

外壁の剥がれを見つけたら直ちに修繕しましょう

外壁塗装は「家を守る」ための絶対欠かすことのできない工事です。塗装表面の剥がれだけならDIYでも対処が可能ですが、外壁素材自体が剥がれていた場合は業者に頼むべきです。

業者に依頼するにあたっても、きちんと信頼できる業者に頼み、依頼する際の手順や工期を意識しましょう。大切なマイホームを清潔にかつ丈夫に保つために外壁塗装の剥がれを見逃すことはあってはならないことを理解してくださいね。

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