断熱塗料【ガイナ】とは?メリットデメリットや価格を紹介!

屋内で快適に過ごす上で、家屋の断熱性能は譲れない部分ですよね。断熱効果を得られるものとして、簾やカーテン、雨戸などで工夫されている方も多いのではないでしょうか。

実は塗装で断熱効果を得られるんです! その中でもよく名前が挙がる「ガイナ」について、徹底的に解説します! 外壁の塗り替えを検討されている方、必見です!

この記事でわかること
  • 断熱塗料「ガイナ」はどんな塗料か
  • ガイナのメリット・デメリット
  • ガイナと他塗料との比較

断熱塗料「ガイナ」とは?

見出し画像(断熱塗料ガイナとは?)そもそも断熱塗料って何?ガイナって何?という方もいらっしゃるかと思います。特徴や主たる機能性についてまとめました。

断熱塗料・遮熱塗料の代名詞!

断熱塗料ガイナ 塗料断熱塗料、遮熱塗料と言えばガイナ、というくらい業界ではメジャーな塗料です。近年ではテレビや雑誌などにも取り上げられたことがあり、一般の方にも知られていることが多々あります。

JAXAのロケット技術を応用した最新技術!

断熱塗料ガイナ ロケットJAXAとは独立研究開発法人宇宙航空研究開発機構と言い、日本の航空宇宙開発政策を担う機関です。そんなJAXAで培われたロケットに用いられる技術を塗料に用いたのがガイナです。しかもJAXA公認で、JAXA COSMODE PROJECTというものに認定されています。

ガイナで塗装すると体感温度に3℃も差が!

断熱塗料ガイナ 温度計夏は涼しく、冬は暖かく、というのが一番快適に過ごせますよね。ガイナを塗装すると、夏場は-3℃、冬場は+3℃、体感温度に違いが出るという実験結果があります。冷暖房費を抑えられ、光熱費を節約することに繋がります。

特殊セラミックで作られた塗料

ガイナは特殊なセラミックで作られています。セラミックと聞くと、陶器などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。この特殊セラミックが、周囲の温度変化に適応して熱を均衡化し、熱の移動を抑える働きをするのです。

ガイナ公式ページはこちら

【豆知識】断熱と遮熱はどう違うの?

断熱と遮熱、よく似た言葉ですが、実は意味が異なります。それぞれの違いを理解しておかないと、塗料選びで思わぬ失敗に繋がることも…。

断熱塗料とは

熱は空気や液体、物体の中を移動して伝わりますが、このことを「伝導」と言います。断熱塗料とは、この熱伝導を防ぐことを指しています。断熱塗料を屋根や外壁に塗装することで、室内まで熱が伝わりにくくなるのです。

遮熱塗料とは

太陽光の熱を伝えている原因の一つが赤外線によるものです。この赤外線を反射するのが遮熱塗料です。赤外線を反射することで、建物が受ける熱の影響を軽減してくれます。

ガイナは断熱塗料?遮熱塗料?

断熱塗料ガイナ 立札断熱塗料と遮熱塗料の違いを理解すると、ガイナはどちらに分類されるのか? 実はガイナは断熱塗料です。塗料の中にセラミックを含ませて熱を伝わりにくくしています。

まとめると…
  • 断熱塗料と言えば「ガイナ」
  • ガイナはロケット開発技術が応用されている
  • 塗るだけで夏は涼しく、冬は暖かに

断熱塗料ガイナのメリット

見出し画像(断熱塗料ガイナ メリットとは?)ガイナがいかに高機能であるのか、またどんな点が知名度や人気に繋がっているのか、メリットをまとめました。一つずつ確認し、お宅の施工で使うかどうかの参考にしてください。

断熱効果・遮熱効果がある

断熱塗料ガイナ 水滴断熱塗料ですから断熱効果があるのはもちろんのこと、ガイナには遮熱効果もあります。外部からの熱や冷気を遮断し、建物内部への熱伝導を防ぐことで、屋内の温度を保ちます。

また、冬場は屋内の暖かい空気を外に逃がさず、暖かい状態を保つことができます。これにより熱の移動を少なくすることができるため、結露対策にもなります。

「夏場に帰宅したら、今までより室内が涼しい」「冬場の暖房費が安くなった」などの口コミもあります。

耐久性に優れている

断熱塗料ガイナ チョーキング現象一般的な断熱塗料の耐用年数は7年~15年と言われています。ガイナの耐用年数は約15~20年です。一番耐用年数の短いものと比較すれば、2倍以上です。耐用年数の長さは、エコと節約に繋がります。塗装は定期的な塗り替えが必要になりますが、回数が少ない程、再塗装にかかるお金の節約に。また再塗装の際に発生するゴミを減らすことにも繋がります。

「15年前に屋根に塗装して、色ムラやチョーキングがほぼ起きていない」といった実績があります。

優れた騒音対策

断熱塗料ガイナ 耳をふさぐ女性ガイナを用いて塗装した建物では、外部の車や電車の音が屋内に伝わったり、屋内の話し声が外に伝わるのを防ぐ効果が確認されています。

検証では生活音を8db軽減したという結果もあるそうです。この8dbがどれくらいかというと、実は6db下げられると元の音の半分になります! 車通りが多い、子どもの声が気になるといった方にお勧めです。

「ガイナで塗装してもらったら雨が降ってきたのに気づかなくて洗濯物が…」という口コミも見られます。

消臭・マイナスイオン効果

断熱塗料ガイナ 消臭スプレー臭いの元となる物質が空気中に拡がることにより、悪臭が発生します。ガイナにはそれを防ぐ効果があります。塗布面から遠赤外線を効率的に発射し、それが空気中の水分子を振動させ、マイナスイオンを発生させます。それが臭いや汚れの元となる物質より優位に働き、優れた消臭効果・防汚効果に繋がります。

「ゴミ置き場に塗装したら前より臭いが気にならなくなった」という口コミもあります。

まとめると…
  • ガイナのメリットは全部で4つ
  • 断熱・遮熱効果で結露にも有効
  • 高い耐久性
  • 騒音対策にも、外に漏れる声の対策にも
  • 消臭効果はゴミ置き場でも効果が!

断熱塗料ガイナのデメリット

見出し画像(断熱塗料ガイナ デメリットとは?)特徴やメリットを見るといいこと尽くしに見えてしまいますが、デメリットもあります。メリットだけを見て安易に決めてしまうのはちょっと待って! デメリットもきちんと確認しておきましょう。

費用が高い

数ある断熱塗料の中で、ガイナの値段は最も高い部類に入ります。

塗料種類 価格
フッ素系 4,000~5,000円
アクリル系 1,500~1,800円
ウレタン系 1,800~2,200円
シリコン系 2,500~3,200円
ガイナ 3,800~4,500円

いいものだから、安くなくて当然、と思われる方もいれば、やっぱり高いのね、と思われる方もいるかと思います。得られるメリットと求めている効果が見合っているか、よく検討しましょう。

艶ありの塗装ができない

ガイナはシリコン系セラミック塗料と言われており、仕上がりがマットになるのが特徴です。なかなか目に触れない屋上や屋根などであれば気にしないという方もいるかもしれません。しかし外観に直結する外壁で、艶や光沢のあるデザインを求めている方には向かない塗料となります。

仕上がりが平坦にならない

ガイナを塗布した外壁は、表面が凸凹になります。実はこの凸凹が断熱効果に一役買っている点になります。そのため、平坦なツルっとした仕上がりを求めている方には向かない塗料となります。デザイン面にこだわりがある方は、ガイナを使うかどうか、よく検討する必要があるでしょう。

施工ができない色がある

断熱塗料ガイナ カラー公式HPにいくと、カラーバリエーションは全部で52色と出ています。この数字だけ見ると、どんな色にもできそうと思ってしまいますが、よくよく見てみてください。真っ黒や真っ赤といった鮮やかな濃色が実は無いんです。ガイナは白色をベースに色を作っているため、どうしても濃色が作れません。また同様に透明にもできません。

汚れを溜め込みやすい

前述の表面の仕上がりに直結する部分ですが、凸凹になるため、どうしても汚れが溜まりやすい…というデメリットがあります。平坦な壁であれば、吹き付けられて付着してしまう汚れは避けられませんが、凸凹の壁は砂や埃が凸凹の部分に溜まっていってしまいます。綺麗に保つには、施工後の定期的なメンテナンスが必要です。

防カビ・防藻効果がない

いわゆる「ガイナ」と呼ばれている塗料には防カビ・防藻効果はありません。ガイナを施工したい、でも防カビ・防藻効果も付けたい、という場合は、防カビ・防藻効果を強化したタイプを施工する必要があります。日当たりが悪い北側の外壁施工を希望されている方は、注意が必要です。

まとめると…
  • ガイナにもデメリットはある
  • デザインにこだわりがあるとガイナは向かない可能性が高い
  • 防カビ・防藻効果を付与したい場合は専用のものが必要

断熱塗料ガイナの費用&耐用年数

見出し画像(断熱塗料ガイナ 費用&耐用年数)先に少し触れてしまいましたが、ガイナの費用と耐用年数について、更に掘り下げていきましょう。費用と耐用年数を見ることで、ガイナのコストパフォーマンスが見えてきます。

ガイナの費用

ガイナの価格が1㎡あたり3,800~4,500円というのは前述の通りです。実際はkgの缶で販売されており、1缶14kgで56,000~58,000円というのがガイナ自体の相場になります。シリコン系塗料のほぼ2倍、フッ素系塗料とほぼ同程度の価格です。

ただしこれは、ガイナそのものの価格であって、実際は塗装にあたり、足場代、必要であれば洗浄、下塗り、といった工程にかかる費用が必要になります。

ガイナの耐用年数

続いて耐用年数ですが、価格と同様に耐用年数も他の塗料と比較してみましょう。

塗料種類 耐用年数
フッ素系 約15年
アクリル系 約5年
ウレタン系 約8年
シリコン系 約10年
ガイナ 約15~20年

各塗料の耐用年数は、塗り替えの周期と同じだと考えていただければわかりやすいかと思います。最短のアクリル系塗料で見てみると、費用が倍なのに対して耐用年数は3倍となり、均してみるとガイナの方がお得になるのがわかります。最長のフッ素系塗料でおおよそガイナと同程度なので、あとは求めている機能性の差ということになります。

まとめると…
  • 価格だけを比べるとガイナは高め
  • 耐用年数は最長クラス
  • 価格と耐用年数をまとめて比較することが重要

断熱塗料ガイナと他の塗料を徹底比較!

見出し画像(断熱塗料ガイナ 他塗料 徹底比較!)ガイナと他の塗料をより具体的に比較していきましょう。それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、断熱塗料を選ぶ際の目安になります。

ガイナvsシリコン塗料

ガイナとシリコン塗料をなぜ比較するかというと、ガイナはシリコン樹脂とセラミックのハイブリッド塗料だからです。

シリコン塗料の特徴は、高耐熱性、優れた耐水性・耐候性、更には耐久性にも定評があります。耐用年数も約10年と長く、仕上がり時の美しい光沢を長持ちさせる光沢保持率も優れています。

デメリットはアクリル系やウレタン系と比べれば価格が高い、付着性にやや劣るという点があります。

ガイナと比較すると次のようになります。

ガイナ シリコン塗料
費用(1㎡あたり) 3,800~4,500円 2,500~3,200円
耐用年数 約15~20年 約10年
デザイン性 カラーバリエーションが少ない 高い光沢保持率
効果 断熱性、耐久性、防音性、消臭効果 高耐熱性、耐水性・耐候性、耐久性

 

ガイナvsフッ素塗料

続いて比較するのはフッ素塗料です。フッ素塗料は価格も耐用年数も高く、それだけを見ればガイナと見劣りしないように見受けられます。では、それでもガイナが選ばれる理由、もしくはフッ素塗料でないといけない理由は何なのでしょうか?

フッ素塗料のメリットは耐久性、耐候性、耐熱性に優れ、親水性、防藻性・防カビ性、耐水性を備えており、まさに多機能が高水準にあることが挙げられます。

しかしデメリットとして、フッ素塗料の塗布は塗料の中でも難易度が高いこと、一般住宅では施工例が少ないこと、屋根用は外壁用に比べ耐用年数が低いことが挙げられます。またデザイン面では、艶が強く安っぽく見えてしまうという点があります。

ガイナと比較するとこのようになります。

ガイナ フッ素塗料
費用(1㎡あたり) 3,800~4,500円 4,000~5,000円
耐用年数 約15~20年 約15年
デザイン性 マットな仕上がり 艶のある仕上がり
効果 断熱性、耐久性、防音性、消臭効果 耐久性、耐候性、耐熱性、親水性、防藻性・防カビ性、耐水性

 

まとめると…
  • その都度でかかるコストを抑えたいのであればシリコン塗料
  • 艶のある仕上がりにしたい場合はフッ素塗料
  • 防音性や消臭効果も求めるのであればガイナ

断熱塗料ガイナを塗装する際の注意点は?

見出し画像(断熱塗料ガイナ 塗装する際の注意点)実際にガイナで塗装することを決めたら、あとは業者に依頼して塗装してもらいましょう。塗装するにあたっての注意点もあるので、次の点をしっかりと抑えておきましょう。

大げさな評判は「期待外れ」を招く

断熱塗料ガイナ 瓦礫と人特徴やメリットはもちろんですが、口コミも探せばたくさん出てきます。全てが嘘とは言いませんし、きちんと実験や実証されている事実もあります。ただ、それを体感できるかどうかは別問題です。家の形状や構造、立地、環境など、結果を左右する要因は複数あり、一つとして全く同じものを再現することはできません

過剰な評価や、それに基づいた期待は後々裏切られた、と感じてしまうことにも繋がりかねません。口コミや体感効果は原則として主観的な意見になることを踏まえた上で参考にするようにしましょう。

ガイナの塗装実績がある業者に依頼しよう

断熱塗料ガイナ 経験を積む人ガイナは特殊な塗料と言えるでしょう。それを表す言葉として「塗る断熱材」とも言われています。難易度が高いわけではないようですが、通常の塗料とは塗布する手順や手間が異なるようです。施工途中の失敗で塗り直し、なんてことになったら塗料費用が高額に…!

こんなことにならないよう、ガイナの製造・販売元である株式会社日進産業のHPでは、お近くの施工店として取り扱い業者を紹介しています。安心・安全に施工してもらえる業者を選びましょう。

補助金・助成金制度が使えることも

断熱塗料ガイナ 電卓と設計図遮熱塗料を使ってリフォームを行うと、ヒートアイランド対策として自治体の補助金や助成金制度の対象になることがあります。ガイナは断熱塗料ですが、自治体によっては対象になる地域があります。

補助金・助成金制度の対象になるかどうかは、各自治体により異なるため、お住まいの地域の環境課や相談窓口を活用しましょう。施工事例のある業者であれば、業者に相談してみるのもいいかもしれません。

まとめると…
  • 誇張された営業トークやメリットアピールに注意
  • 施工業者選びは慎重に
  • 補助金・助成金制度は各自治体に問い合わせを

目的と効果が見合った塗料選びを!

断熱塗料「ガイナ」は、豊富なメリットや特徴だらけですが、施主様のニーズに沿っているかどうかが一番重要なポイントです。塗装リフォームで最も得たい効果が何なのかを吟味し、そこにガイナが一致するのであれば、施工後は快適に過ごせる可能性が高くなります。長く暮らす家のこと、安易に妥協せずじっくりと検討して決めてくださいね。

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