セメント瓦とは、セメントでできた瓦のことで屋根材として使われます。かつては多くの住宅で使用されていましたが、近年では金属性のスレートなどに取って代わられ需要が減っている屋根材でもあります。
そんなセメント瓦ですが、葺き替えの時期が来たらどのような工事をする必要があるのでしょうか。ここではセメント瓦の葺き替え工事の流れやその費用などについてお伝えしていきます。
セメント瓦の葺き替え工事に興味がある方は、ぜひご一読くださいね!
- セメント瓦とはどんな瓦?
- セメント瓦のメリットとデメリット
- 葺き替え工事の流れと工事費用
- 葺き替えを依頼する業者の選び方
- 葺き替え工事が必要なタイミングと劣化症状
- 葺き替え工事をする際の注意点
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目次
セメント瓦の基礎知識
セメント瓦はかつて多くの住宅で使われていた建材ですが、どのような特徴のある建材なのでしょうか。
ここでは、セメント瓦の主な特徴などについてお伝えしていきます。
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セメント瓦の特徴
セメント瓦とは、セメントでできた瓦のことで、セメントと川砂を1:2~3の比率で混ぜ合わせて成形した屋根材です。セメントが原材料なので、日本瓦と違って表面に塗装を施す必要があります。
セメント瓦は、粘土でできた日本瓦と比べて価格が安い反面、日本瓦より耐用年数が短いため、定期的な塗装メンテナンスを必要とします。日本瓦の耐用年数は約80年、セメント瓦の寿命は30年程度といわれていますが、短いものだと20年程度で交換が必要になることもあるようです。
リフォームには「塗装」と「葺き替え」の2つの種類があります。葺き替えの場合は、軽量でメンテナンス性能の良い金属系の屋根材を使用するのが一般的です。
また現在では廃止されましたが、2006年以前のセメント瓦には、断熱性能や強度を上げるためにアスベストが使用されていたことがありました。そのため古いセメント瓦を撤去する際には、アスベスト除去の専門業者に依頼することになるでしょう。
現在はほとんど生産されていない
セメント瓦は安価で施工がしやすいなどの理由で、かつては多くの住宅で使用されてきました。しかし近年、より安価で軽量な屋根材が開発された、重量が重く耐震性が低下する、塗り替えなどのメンテナンスが頻繁に必要、などの理由により需要が減少しほとんど生産されなくなってきています。
- セメント瓦とは、セメントと川砂を1:2~3の比率で混ぜ合わせて成形した屋根材
- 現在は、より軽量で安価な屋根材が販売されているので需要が減り、入手が困難になっている
セメント瓦は劣化が激しいなら塗装より葺き替えがおすすめ!
セメント瓦が早く劣化するときは、どのような原因があるのでしょうか。
ここでは、セメント瓦の劣化が早いときはどのようなメンテナンスをしたら良いのかお伝えしていきます。
セメント瓦は割れやヒビが起こりやすい
セメント瓦はセメントを固めて作ってあるため、日本瓦などの粘土瓦に比べると耐久性が低い屋根材です。日本瓦よりも、割れやヒビが起こりやすいというデメリットがあります。
耐用年数が過ぎて耐久性が低下したり、塗装メンテナンスを怠ってセメントが露出してしまうと、割れやヒビが発生しやすくなります。セメント瓦の割れやヒビを放置すると、地震や台風などで破片が簡単に落下してしまいます。
また割れやひび割れが起こると、雨漏りの発生など内部の建材にも劣化が進む恐れがあるので注意が必要です。セメント瓦の劣化を発見したら、早急に補修などのメンテナンスを行うようにしましょう。
塗装では重度の劣化は直せない
セメント瓦はセメントでできている瓦なので、塗装をしないと劣化が早く進んでしまいます。表面の塗膜の劣化が進むと瓦本体の劣化に加え、屋根材の下の建材にも劣化が及ぶ可能性があるので塗膜が劣化したら塗り替えなどで補修することが大切です。
ただし塗装で補修できるのは、セメント瓦の表面の劣化だけです。瓦本体の割れや破損は、瓦自体の交換が必要なので、屋根の多くの場所で破損などがある場合は葺き替え工事をした方が確実に修繕できます。
他の屋根材への交換が望ましい
セメント瓦は安価で施工しやすいなどのメリットのため、かつては多くの住宅で使用されいました。しかし現在ではより軽量で安価な屋根材が開発されたこともあり、需要が減少し入手も難しくなってきています。
セメント瓦の葺き替え時期が来たら、セメント瓦ではなくガルバリウム鋼板などで葺き替えを行うのがおすすめです。ガルバリウム鋼板や窯業系のサイディングなど、セメント瓦よりも安価で軽量な屋根材を使った方が耐震性や費用面、メンテナンス面でもメリットが多くなります。
- セメント瓦は割れやヒビが発生しやすいので、適宜補修する必要がある
- 塗装の塗り直しでは表面の破損しか直せないので、劣化がひどい場合は葺き替え工事が必要
- ガルバリウム鋼板など他の屋根材へ変更した方がメリットが多くなる
瓦屋根の修理法については次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
セメント瓦の葺き替えのメリットとデメリット
セメント瓦の葺き替えには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここでは、セメント瓦を葺き替えることで起こるメリット、デメリットについてお伝えしていきます。
葺き替えのメリット
セメント瓦を葺き替える主なメリットは、屋根の下地材も合わせて補修できる点です。屋根材の劣化が進んでいる場合、屋根の下地材も劣化が進んでいる可能性があります。
屋根の下地材も合わせて補修することで、より屋根を良い状態に保つことが可能です。劣化した瓦を交換するときは、より性能が高く軽量なガルバリウム鋼板などの屋根材に変更することができます。また、断熱効果や遮熱効果のある機能性の高い屋根材を選べば、より快適に過ごすことができるでしょう。
セメント瓦よりも軽量で耐久性が高い素材を使用することで、建物の耐久性を高めてメンテナンスの頻度を少なくすることが可能です。
葺き替えのデメリット
葺き替えのメリットがいくつかある一方で、葺き替えにはデメリットもあります。葺き替えの主なデメリットには、塗装に比べて費用が高額になる点です。
葺き替えは既存の屋根材を撤去する費用、新しい屋根材を施工する費用などがかかり、塗装をするよりも多くの費用が必要になります。また、現在セメント瓦はほとんど生産されていないため入手が困難です。
セメント瓦を葺き替えるときは、金属性のスレートなどを使うことが一般的ですが、新しい屋根材もセメント瓦にしたい場合は、建材を確保する手間も必要になるでしょう。
メリット | デメリット |
屋根の下地材も合わせて補修できる
より性能が高く軽量なガルバリウム鋼板などの屋根材に変更することができる |
塗装に比べて費用が高額になる
現在セメント瓦はほとんど生産されていないため入手が困難 |
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セメント瓦の葺き替え工事の流れ
セメント瓦の葺き替え工事を行うときは、どのような流れで行われていくのでしょうか。
ここでは、セメント瓦の葺き替え工事の流れを簡単にご紹介していきます。
足場の設置
屋根の工事は高所での作業になるので、足場の設置は欠かせません。住宅周辺に足場を設置してから、屋根の葺き替え工事が始まります。
足場を組むのは素人では難しいので、足場の専門業者を呼んで組み立てることになります。
既存の瓦の撤去
屋根の葺き替え工事を行うときは、既存の瓦や屋根材を撤去する必要があります。屋根材を撤去するときは、多くの場合クレーンなどを使って瓦を下ろしていきます。
セメント瓦がアスベストを含んでいる場合は、専門の業者に依頼して撤去・処分を行ってもらいます。アスベストを含んでいるセメント瓦の撤去は、含んでいない場合と比べ費用が高くなります。また、アスベストを含むセメント瓦の撤去・除去費用は年々高くなっているようです。
下地補修
既存の屋根材の撤去が終わったら、野地板の補修やルーフィングの交換を行います。なお、野地板とは屋根材を支えるために、屋根に設置する板のことで、ルーフィングは、屋根の工事をする際に使用される防水用の屋根材です。
瓦などの屋根材の劣化が進んでいる場合、こうした下地も劣化が進んでいることがあります。葺き替え工事は下地も合わせて補修できるのも大きなメリットの一つです。
瓦葺き
古い建材の撤去、下地補修が終わったら、次に新しい屋根材を施工していきます。多くの場合は金属性のスレートなどを使用することが多いですが、セメント瓦を引き続き使うことも可能です。
施工費用や工事期間は、屋根材に何を使用するかによっても変わってきます。
足場解体
全ての工事が終わったら、足場を解体して完了となります。そのほか周辺の掃除や、養生したところの始末など細かい作業も合わせて行い、施工が終了します。
- 1.高所作業のため足場を設置する
- 2.既存の屋根材を撤去する
- 3.野地板やルーフィングの交換を行い下地を補修する
- 4.新しい屋根材を使用して屋根を設置していく
- 5.屋根の設置が終わったら足場を解体して完了
セメント瓦の葺き替え工事期間と費用
セメント瓦の葺き替えにはどのくらいの工期が必要になるのでしょうか、また費用はどのくらいかかるものなのでしょう。
ここでは、セメント瓦の葺き替えにかかる工事期間と費用についてご紹介していきます。
葺き替え工事の期間
葺き替え工事の期間は、環境や住宅の広さ、天候などによっても変わる可能性がありますが、概ね1週間~2週間程度必要です。雨が多く降る時期は、工事の期間も長くなってしまう可能性があるので、避けた方が無難です。
葺き替え工事にかかる費用
葺き替え工事にかかる費用は、30坪程度の住宅で180万円から300万円程度です。工事費用は新しい屋根材の単価や、施工費用などによっても変動します。
一般的に普及している屋根材の1平方メートルあたりの価格は、以下を目安にしてください。
・スレート 4,500円〜8,000円
・トタン 5,000円〜6,000円
・ガルバリウム鋼板 6,000円〜9,000円
・アスファルトシングル 6,000円〜8,000円
・セメント瓦 6,000円〜8,000円
・粘土瓦(日本瓦) 8,000円〜12,000円
屋根材によって耐久性が異なりますから、費用だけでなく耐用年数も確認するようにしましょう。
屋根工事の費用相場について興味のある方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
- 工事期間は環境や住宅の広さにも左右されるが、概ね1~2週間程度
- 葺き替え工事にかかる費用は、30坪程度の住宅で180万円から300万円ほど
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セメント瓦の葺き替えを依頼する業者の選び方
セメント瓦の葺き替えを業者に依頼するときは、どのような選び方をすれば良いのでしょうか。
ここでは、セメント瓦を葺き替えを依頼する業者の選び方についてお伝えしていきます。
自社で施工ができる業者に依頼する
葺き替えを業者に依頼するときには、自社で施工している業者の方がおすすめです。大手の施工会社の中には、請け負った仕事を自社で施工せず下請けに依頼し、その中間マージンを取る企業もあります。
そのため、中間マージンの分だけ費用が高額になるケースがあり、注意が必要です。自社で施工をすべて行っている業者に依頼すれば、中間マージンの分費用が抑えられます。
業者に作業を依頼する際は、自社施工を行っているかどうか最初に確認しておくと良いでしょう。なお、足場の設置と解体に関しては専門の資格が必要となるため、自社では行わないケースもあります。
相見積もりをする
業者に作業を依頼するときは、屋根の葺き替えに限らず、複数の業者から見積もりを取るようにしてください。複数の業者に見積もりを出すことで、費用面だけでなく工事内容や施工会社の対応なども比較検討することができます。
施工後の保証も確認する
施工業者の中には、施工後も無償で補修を保証する期間を設けている業者もあります。工事を依頼するのであれば、保証期間を設けている業者に依頼する方が安心です。
保証期間を設定している業者に依頼する場合は、施工後何年までは無償で対応してくれるかなど、保証内容を確認しておくようにしましょう。
セメント瓦の葺き替え実績が豊富な業者を選ぶ
セメント瓦は1枚1枚手で張り付けて作業を行うため、職人の技術によって仕上がりが左右されます。セメント瓦の葺き替え経験が豊富であれば、さまざまな立地条件や自然環境での施工実績の絶対数が多く、どんな状況での施工にも対応してくれるでしょう。
セメント瓦に不慣れな業者と施工実績が豊富な業者とでは、クオリティの違いは一目瞭然。職人の腕の差は仕上がりの美しさだけでなく耐久性にも関わってきますから、できるだけ経験豊富な業者に依頼するようにしましょう。
- 自社施工の業者に依頼することで中間マージンを節約できる
- 複数の業者に見積もりを取って、費用や工事内容を比較検討して選ぶ
- 施工後の保証期間も比較検討する
- 職人の腕で仕上がりが変わるので、施工経験の豊富な業者に依頼する
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セメント瓦の葺き替え工事を行う時期とは?
セメント瓦の葺き替え工事は、どのタイミングに行うのが良いのでしょうか。
ここでは、セメント瓦の葺き替え工事を行う時期やタイミングなどについてお伝えしていきます。
目安時期は20年~40年
セメント瓦の耐用年数は、約30年から40年です。葺き替え工事は、耐用年数を経過した段階で行うのが一般的ですが、どの程度瓦が持つかは、住宅の環境などによっても異なるので瓦の様子を確認しながら決定していきます。
なお、塗装の塗り直しが必要になる時期は約10年に1度です。塗り替えなどのメンテナンスを行うことで、瓦本体の耐用年数を長く保つことができます。
劣化症状が出た時
耐用年数を経過していなくても、瓦の劣化が激しいときは葺き替え工事を検討する必要があります。破損個所が複数個所に及んでいたり、雨漏りがひどかったりする場合は、耐用年数を経過していなくても葺き替え工事を行った方が安全です。
放置すると雨漏りや下地の劣化に繋がる場合も
もしも瓦が破損した状態を放置してしまうと、瓦の破損個所から雨水などが浸入して、内部の防水シートなどにも劣化が及んでしまいます。そうなると雨水が住宅の内部まで入り込んでしまうため、雨漏りを起こしてしまうのです。
雨漏りが起こった状態のまま放置すると、屋根だけでなく建物全体にダメージが及んでしまうので、早急に補修工事が必要です。
- セメント瓦の耐用年数は20年~30年程度なので、それを目安に葺き替え工事を検討する
- 耐用年数が経過していなくても劣化症状がある場合は葺き替えを検討する
- 屋根材の劣化を放置すると雨漏りや建物内部に劣化が及ぶ可能性があるので注意
セメント瓦の葺き替えが必要な劣化症状
耐用年数が経過していなくても、劣化症状がひどい場合は葺き替えが必要です。では、どのような劣化症状が出てきたら葺き替えが必要になるのでしょうか。
ここでは、葺き替えが必要になるようなセメント瓦の劣化症状をご紹介していきます。
割れやヒビ
割れた瓦やヒビが入った瓦が多く見られるときは、防水性がかなり低くなっている可能性が高いです。多くの場所で破損が見られるときは、耐用年数に至っていなくても葺き替えを検討する必要があります。
雨漏り
家の中に水が浸入してくると、雨漏りが起きます。雨漏りが起こった時点で、屋根の防水性に問題があるため、屋根の状態を専門の業者に依頼して、詳しく調べる必要があるでしょう。
屋根材や下地などに問題がある場合は、家の内部の劣化が進行しないように、早急に吹き替え工事などの補修工事を行ってください。
屋根の破損
屋根が瓦ごと破損している場合は、雨漏りや建築材の劣化が進んでいる可能性があります。専門の業者に屋根や下地などの状態を調べてもらい、必要な補修を行う必要があるでしょう。
建物の内部や、下地などにも劣化が及んでいる場合は、早急に補修が必要です。耐用年数に至っていなくても、早めに葺き替え工事を行うようにしてください。
瓦の大半が剥がれている
台風などの災害によって、多くの屋根瓦が剥がれたり破損したりした場合は修理と同時に葺き替え工事を検討した方が良いでしょう。ただし、災害で屋根が破損した場合、他の住宅も被害を受けており施工業者になかなか依頼できないということもあります。
施工業者が捕まらないときは、ブルーシートなどで一時的に補修をするなどして雨水の浸入を防いでください。
屋根が変形している
セメント瓦は重量があるので、瓦の重みで屋根が変形することがあります。重みに耐えられず、屋根が変形してきた場合は、より軽い金属素材の屋根材などに変更した方が安全です。
- 割れやヒビなどの破損を見つけたら葺き替えを検討する
- 雨漏りが起こった場合は破損状況を調査して、葺き替えや補修工事を検討する
- 屋根の破損が著しい場合は、耐用年数を待たずに葺き替えを検討する
- 台風などで瓦が大量に剥がれたら葺き替えを検討する
- 瓦の主さで屋根の形が変形していても葺き替えを検討する
セメント瓦の葺き替え工事をする際の注意点
セメント瓦の葺き替え工事をするときには、どのような点に注意すると良いのでしょうか。
ここでは、セメント瓦の葺き替え工事をする際に注意すべき点についてお伝えしていきます。
訪問営業の業者は避ける
唐突に家を訪問してきて営業をする業者は詐欺や手抜き工事の危険性が高い業者です。基本的に訪問営業をする業者には、依頼しない方が安全でしょう。
極めて安い工事費を提示されたとしても、後で色々な代金を追加されるなどトラブルが起こることも多いです。業者に依頼する際は、見積もりを複数社に取って比較検討したのち依頼するようにしましょう。
詐欺業者に引っかからないための注意点については、次の記事で詳しくご紹介します。ぜひご一読ください。
補助金を受給できないか確認する
災害などによって屋根が破損した場合は、自治体の補助金制度を利用できる場合があります。台風などで屋根が破損した場合は、自治体に補助金制度がないかチェックしておくと良いでしょう。
また申請は手続きが複雑で使いにくいこともあります。そういった場合は、経験豊富な業者に相談しながら補助金を申請すると確実性が高まります。
火災保険を適用できないか確認する
破損理由や破損状況によっては、火災保険が受けられる可能性があります。火災保険に加入している場合は、火災保険で補償できないかを一度確認しておいた方が良いでしょう。
- 訪問営業の業者は悪徳業者の可能性が高いので依頼しない。複数の業者に見積もりを取って比較検討して選ぶ。
- 自治体によっては屋根の補修に補助金が出ることもあるので、補助金制度を調べる
- 火災保険に加入している場合は、屋根の補修も給付の対象になることがあるので調べる
セメント瓦の葺き替えは金属性のスレートなどがおすすめ
セメント瓦は安価で扱いやすいなどの理由で、かつては多くの住宅で使われていました。しかし、より軽量で安価な屋根材が販売されたことで需要が減少し、生産量の減少から現在では入手するのが難しくなっています。
また重量があるなどデメリットもあるため、セメント瓦が耐用年数を迎えて葺き替え工事をするときは、ガルバリウム鋼板などの軽量な金属性の屋根材などに変更した方が良いでしょう。
セメント瓦が葺き替えの時期を迎えたら、新しい性能の良い屋根材に変更して、建物を長持ちさせていきましょう!
瓦屋根の塗装について気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
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