外壁塗装の費用相場が全てわかる!リフォーム価格の計算方法&注意点

そろそろ外壁塗装を検討したいけど…どれくらい費用がかかるのかわからないと見積りができない…

このような悩みをお持ちの方は少なくはありません。

今回は、みなさんがスムースに見積りを立てられるよう、また費用に関係したトラブルに巻き込まれないよう、外壁塗装の費用に関して全てわかるような記事になっています。

ぜひ最後まで読み、正しい知識をつけましょう。

この記事でわかること
  • 外壁塗装の費用相場がわかる
  • 外壁塗装にかかる費用の内訳がわかる
  • 費用に関してよくあるトラブルやトラブル回避方法

外壁塗装の費用相場を知ろう

外壁塗装の費用相場はみなさんご存知でしょうか?実は、費用の相場を知らないがために発生してしまう問題もいくつかあるのです。以下では、実際にどのような問題が発生するのかを詳しく解説していきます。費用の相場を知ることのメリットとともにぜひ読んでおくをおすすめします。

費用の相場を知っておくメリット

まず費用の相場を知っていると、高額な費用を請求する詐欺業者にだまされにくくなります。反対に知らなければ、仮に不当に高額な値段を提示されてもそれが適切かどうか判断がつきませんよね。

また、適正価格を判断し、業者と価格交渉ができるようになります。相場がわからなければそもそも交渉すらまともにできない状態になってしまいますので、あらかじめ費用の相場を知っておくことは大切でしょう。

他には、10年単位で費用対効果を検討できるため、自宅に適した工事を選びやすくなるというメリットが挙げられます。外壁塗装は費用がかかるためそんなに手軽にできるものではありません。ぜひ費用の相場を知って計画的に費用対効果を検討していくことをおすすめします。

費用の相場を知らないとどうなる?

では実際に費用の相場を知らないとどういった問題が起こるのでしょうか?

例えば、悪徳業者にだまされても気づかないため、高額な費用を請求する詐欺にあいやすくなることが挙げられます。それに加え悪徳業者の場合は施工をまともに行わないこともあるので、修理費がプラスでかかるなど、結局さらに高い額を支払わなければいけない…なんてことになりかねません。

また、相場よりも安すぎる見積もりに気づかず手抜き工事をされる可能性もあります。こちらも上記同様、結局後になって修理が必要とな、無駄な費用がかかってしまいます。安ければ良いという問題ではないので、注意しましょう。

そして、業者が提案した金額に納得できなくても反論ができないため、言われた値段で工事をしなくてはならないという問題も発生し得るでしょう。

知らない方が悪い、と言って後になって責任をとらない悪徳業者もいるので、そうならないためにも事前に知識を持っておくことは大切と言えますね。

40坪の費用の相場は?

では実際に、費用相場の金額に触れていきましょう。一般的に、外壁塗装の相場は95万円程度と言われています。

しかし、同じ坪数でも外壁の構造や劣化状況、工事現場の状況によって費用は変動してきます。また、塗装に使う塗料の種類によっても費用は変わってくるので、一概には言えません。

まとめると…
  • 外壁塗装の費用相場を知っておけば詐欺被害を防ぐことができる
  • 適正な価格を判断できれば業者との価格交渉もできる
  • 外壁塗装の相場を知らないと詐欺や手抜き工事の餌食に

費用の相場が変わってくる要因とは?

費用の相場は様々な要因によって変動しており、必ずしも一律ではありません。そしてこれをなんとなくでも知っているのと全く知らないのとでは、自分が塗装をする際の費用見積もりのしやすさが全く変わってきます。

費用の相場が変わってくる要因として挙げられるのは主に以下の6つを覚えておくと良いでしょう。

  • 築年数
  • 塗料のグレード
  • 会社の規模
  • 建物の階数
  • 塗料の色の使用数
  • 業者の拠点から工事現場までの距離

それでは、ひとつずつ詳しく解説していきます。主に表を使ってまとめてあるので、比較する際に活用してみてください。

築年数

築年数で老朽化の度合いが変わるため、金額が変動する可能性があります。30坪の場合だと、10年〜30年では以下のように変わっていきます。

築年数 費用
10年 70万円程度
20年 75万円程度
30年 80万円程度

表を見てわかる通り、10年ごとに5万円程度高くなっていくと考えておくといいかもしれません。

塗料のグレード

また、塗料は種類によって単価が異なるため、何の塗料を使用するかによっても費用が変わってきます。種類による費用は以下のとおりです。

塗料の種類 費用 耐用年数
アクリル塗料 1,800〜3,000円/㎡ 3~5年
ウレタン塗料 2,100〜3,100円/㎡ 7~10年
シリコン塗料 2,700〜4,100円/㎡ 10~15年
ラジカル塗料 2,900〜4,300円/㎡ 10~13年
フッ素塗料 3,700〜4,700円/㎡ 15~20年

一般的に、耐用年数が優れているほど費用が高くなっていると言えます。アクリル塗料は安く済みますが、その分こまめに塗り直す必要があります。

そのため、自分が価格の安さを重視するか持ちの良さを重視するかで決めてみるといいでしょう。

会社の規模

また、依頼する会社の規模によっても費用は変わってきます。大手の場合は大量発注などによってコストカットが望めます。そのため、比較的安い費用で塗装を行うことができる可能性があります。

他には、地域密着の業者で自社施工をしているなら場合も費用が安くなりやすいと言えます。全国区の業者は下請け会社に依頼している可能性が高いため、その場合仲介料がかかってしまいます。そうなると高額な請求をされてしまうため、なるべく自社で施工している業者に依頼するようにしましょう。

自社で施工をしているか下請け会社に依頼しているか調べる方法としては、その会社のホームページを見てみると良いでしょう。職人の写真を多く使用している業者は自社で工事を請け負っている可能性が高いと言えます。

以下に、会社の規模ごとの費用の相場を表にまとめたので、参考にしてみてください。

企業規模 費用の特徴
中小企業で全国区 地域密着型よりも費用が2〜3割程度高くなる傾向がある
大手企業で全国区 地域密着型よりも費用が1〜2割程度高くなる傾向がある
中小企業で地域密着 自社施工をしていれば安い傾向にある
大手よりはコストカットが難しいためやや高くなる傾向がある
大手企業で地域密着 自社施工をしていてコストカットもできるなら最も安い傾向にある

また、上記のものは目安であり確実性があるわけではありません。だいたいの割合として参考にしていただければと思います。

建物の階数

建物の階数によってはどのように変わってくるのでしょうか?また一般的に階数が高ければ高いほど高くなりますが、どのくらい変わるのでしょうか?以下で見ていきましょう。

階数 費用
1階建てで100㎡の場合 50万円程度
2階建てで120㎡の場合 60万円程度
3階建てで140㎡の場合 70万円程度

1階増えるごとに20㎡ずつ面積が増えていくと計算すると、20㎡ごとに10万円高くなっていくと言えますね。

塗料の色の使用数

続いて塗料の色の使用数についてですが、色の数が増えるほど作業量が増します。そのため、多くの種類の色を使うほど費用が増える場合があります。

例えば、1色で70万円の工事の場合、2色で80万円、3色で90万円、4色以上だと100万円になる可能性があります。

さらにメーカーが作れない色を指定した場合は業者が作らなくてはいけないため調色作業が発生し、費用が更に数万円増えることもあるので注意が必要です。

費用が多少かかっても色にこだわりたいという人は値段は特に気にしなくてもいいかもしれませんが、逆になるべく費用を抑えたいという費用重視の方は、最初から知っておいた方が確実ですよね。

業者の拠点から工事現場までの距離

依頼した業者の拠点が自分の家から遠すぎる際、高速道路を利用する場合があります。そうなると、出張費用をこちらが負担しなければいけなくなる可能性があります。

高速道路料金やガソリン代を上乗せするのが一般的で、距離に応じて1日あたり2,000〜8,000円程度かかると思っておくといいでしょう。

外壁塗装の費用の内訳

外壁塗装の費用の内訳ですが、これからご紹介する以下の内訳は見積書には記載されません。見積書には工程ごとに費用が算出されるため、材料費、工事費、人件費はひとまとめになっていることが多いのです。

例えば、「足場設置費用」には足場の道具代、設置する人件費などがすべて含まれています。

このような内容はあらかじめ知っておいた方が、業者とのやりとりもスムーズに行うことができます。それでは各費用の割合などを見ていきましょう。

材料費

材料費とは、塗料代、養生道具、高圧洗浄に使う薬品などの費用を含みます。一般的には工事価格の20〜30%となっていますが、使用する塗料の数や種類、どのくらいの質の道具を使うかによっても値段が変わってくるため一概には言えません。

工事費

こちらは足場や道具の費用を指します。また、工事に必要な資格や許可を取る事務費用や業者の利益なども入っていると思っておくと良いでしょう。工事価格のは全体の30〜50%程度です。

また、足場の費用については一点注意していただきたいことがあります。

注意
足場代が無料とうたっている業者は悪徳業者の可能性あり!

そうなんです。この「足場代がタダ」というのは大変魅力的にきこえるかもしれませんが、よく考えてみてください。

そもそも足場代は10万円程かかるので、そんな高額な費用を無料にするというのは常識的に考えて不自然だと思いませんか?

そのようなことを言ってくる場合は、何か裏があるはずです。例えば、足場代以外の項目で不当に高い値段を請求されていたり、雑な手抜き工事をしていたり…。

悪徳業者の場合、基本的に後から文句を言っても聞いてくれなかったりトラブルになってしまったりする可能性があります。騙されてからでは遅いので、そうならないためにも事前に知識をつけておくことが大切ですよね!

人件費

人件費は、職人の人件費や業者の事務員の人件費など、工事に関わる方の全てが加わっているという認識で大丈夫です。工事価格は全体の30〜40%程度となっています。

また、施工する職人によって変わってくることもあります。例えば、素人の職人の場合安く、経験の長いベテランの場合は高くなるといったことはおこります。たしかになるべく全体の費用を抑えたいから素人に頼んで安くしたいと思う気持ちはでてくるかもしれませんが、素人とベテランの腕のレベルは全く異なるということはご存知でしょうか?

素人に頼んでそこそこの施工をしてもらった場合、劣化のスピードが早くなり修理も通常より早くしなくてはいけなくなった…なんてケースも考えられます。そうなった場合余計に費用がかかってしまいますので、なるべく経験の長いしっかりした職人のいる業者に頼むことをおすすめします。

また、材料費、工事費、人件費についてまとめているので、比較などする際活用してみてください。

種類 全体での割合
材料費 工事価格の20〜30%
工事費 工事価格の30〜50%
人件費 工事価格の30〜50%

外壁塗装の費用を項目別にチェック!


実際に外壁塗装の見積もりを出す際は、先に説明したような「工事費」「人件費」といった区分ではなく、作業工程別に費用が算出されます。

ここからは、実際の見積もりに即して施工の項目別に費用相場をチェックしていきましょう!

足場

まずは施工を行う上で欠かせない足場の設置に関する費用です。

こちらは、足場の設置と解体費用で、だいたい700円〜1,000円/㎡程度が相場だと思っておくと良いでしょう。ですので、一般的な30坪の家の場合、15~20万程度費用がかかるという認識でいてください。

また、足場の費用とは直接関係ありませんが、外壁に関する作業をする際、DIYで行うから足場をの設置も自分で行いたい、となる場合があるかもしれません。基本的に、足場がしっかりしていないと命にかかわるほど足場は大切なので業者に依頼することをおすすめしますが、ひとりでやる場合は安全性と動きやすさの2点を特に重視するようにしましょう。

養生

養生費用とは、塗料が飛散しないように足場をシートで覆う費用、ビニールやテープで塗る場所の周辺を保護する費用のことです。

逆にこの養成作業を行わないと、周りの植木に塗料がかかって枯れてしまったり、周囲の家へ塗料がと飛び散りトラブルになってしまったりする恐れがあります。

費用の相場は300円〜500円/㎡程度です。

高圧洗浄

外壁を洗浄する費用です。外壁についた汚れを落とすという目的で行います。汚れがついたまま塗装してしまうと通常よりはやく剥がれてしまったり、劣化が早くなったりしてしまいます。

また、費用の方は200円〜500円/㎡程度です。

下地処理

こちらは、古い塗装を剥がしたり補修する費用です。下地処理という言葉に馴染みの無い方が多いのではないかと思いますが、下地処理とは外壁の表面に着いているサビやホコリ、排ガス汚れや藻などを洗い落とし、ひび割れなどを補修する作業のことを言います。

費用の相場は200円〜2,000円/㎡あたりです。

下塗り

こちらは下塗りをする費用で、600円〜900円/㎡程度かかります。下塗りは、上塗りを塗装の表面に密着させる目的旧塗料の色が新塗料の発色を妨げないようにする目的などのために行います。またその他にも、外壁材が上塗り塗料を吸い込もうとするのを防ぐためシーラーでそれを防ぐという役割も果たします。

仕上げ塗り

これは中塗りと上塗りをする費用です。費用の相場は1,800円〜4,700円/㎡となっており、またどの塗料を使うか、どのぐらいの量の塗料を使うかによっても費用は変わってきます。

各塗料についての単価相場は以下のようになっています。

種類 単価相場
ウレタン塗料 2,100円/㎡
シリコン塗料 2,700円/㎡
フッ素塗料 3,700円/㎡

付帯部の塗装

付帯部とは、軒天井や雨樋などの細かい部位を指し、これらの箇所を塗装する費用を言います。だいたい費用の相場は500円〜1,500円/㎡あたりとなっています。

ちなみにこの付帯部は外壁と分けて塗装することもできます。しかし、できれば外壁と一緒に一度に塗装してまうことをおすすめします。なぜかと言うと、一緒に行った方が見た目が綺麗になることに加えて、足場代が1回分で済むというメリットがあるからです。

諸経費

こちらは業者の利益、事務員の人件費、交通費、ゴミ廃棄料、工事に必要な許可や資格の費用など、様々な細かい費用全般を指します。項目がとても多いのに加えてひとつひとつが細かいので、見積書にはこのように一式にまとめられています

費用はだいたい工事総額の5〜15%くらいでしょう。

ここまでご紹介した項目ごとの費用相場は以下の通り。

項目 費用相場
足場 700円〜1,000円/㎡
養生 300円〜500円/㎡
高圧洗浄 200円〜500円/㎡
下地処理 200円〜2,000円/㎡
下塗り 600円〜900円/㎡
仕上げ塗り 1,800円〜4,700円/㎡
付帯部 500円〜1,500円/㎡
諸経費 工事総額の5〜15%

外壁塗装の費用が相場より高くなるケースとは?

 

また、外壁塗装は、場合によっては費用が高くなるケースもあります。実際にどういう時に高くなるのか、以下で見ていきましょう。

補修箇所が多い、劣化が激しい

まずみなさんもこれは想像できたと思いますが、劣化状況がひどいとその分補修するのに時間や手間、材料が必要となるため、総合的に費用が高くなります。このような場合、多くて費用が2倍以上かかることもあるのです。

そのため、できれば劣化の症状が軽いうちに修理するのが得策かもしれませんね。

家の構造が複雑で入り組んでいる

家の構造が複雑で入り組んでいると、塗装作業に時間と手間がかかってしまいます。そうなると、工期が延びる原因となってしまい、費用が増える可能性が高くなります。

このような場合は特に対処法などはありませんが、事前に知っておくことで予算を組むときに計画的に立てることができます。

大通りに面している

その他には、お宅が大通りに面している場合も費用が高くなりやすいです。理由は、道路の通行を妨げなくては工事ができない場合は許可の取得や警備員の配置にお金がかかるためです。

隣の家との距離が狭い

また、隣の家との距離が狭かったりほとんど無いとなると、足場の設置が難しくなります。そうなると足場なしでの作業が必要となる場合があり、その分の手間賃がかかってしまうのです。

繁忙期に依頼してしまう

初夏〜秋頃にかけて、外壁の塗装をする方が多いです。多くの方がこの時期に工事をしようと考えるため、依頼が殺到して業者が忙しくなります。そうなると需要と供給の原理により、また業者の忙しさも増すためその分工事費用が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

まとめると…
  • 劣化が激しく補修に手間がかかる場合は費用が高くなる
  • 住宅の構造が複雑など、施工しづらい環境だと施工費用がかさむ
  • 塗装業者の繁忙期に依頼すると値上がりしている場合も

外壁塗装の費用を計算する方法

ここでは、外壁塗装の費用を実際に計算する方法をご紹介します。状況によって使うと良い方法などが変わってくるので、必要な際はぜひ以下を参考にやってみてください。

メジャーなどを使い家の面積を測る方法

こちらは手作業により外壁の面積を正確に測っていく方法で、外壁の「縦×横×高さ-塗らない部分の面積」で求めることができます。

メジャーで実際に計測する場合は、細かい数値が明確にわかるというメリットがあります。

床面積から計算式を使い計算する方法

また、「延べ床面積×1.1〜1.4(係数)」で面積が割り出す方法もあります。また係数は、塗らない場所が多いほど低くなっていきます。

多少の誤差は出るもののメジャーで測るよりも時間短縮につながるのでこちらも便利な方法でしょう。ちなみにこの方法で出した数字は正確ではないので注意しましょう。

図面から計算する方法

こちらは「立面図に記載している外壁の高さ×平面図に記載している外壁の横の長さ」で外壁の面の広さが割り出せるため、それを東西南北すべての面に対して計算します。

図面から計算する方法は、主に図面が残っている場合や、計測が困難な場合などに利用されています。

過去の塗装見積書を参考にする

過去に同じ工事業者で同種の工事を行っている場合は計測したことがあるため、新たに調べる必要は基本的にありません。過去の見積書を参考にするのが手っ取り早いのでおすすめです。

まとめると…
  • 正確な数字が知りたいならメジャーで測る
  • 大まかな数値が知りたいなら底面積から算出
  • 図面や過去の見積書があるなら利用しよう

外壁塗装の費用見積もりを行う際のポイント

外壁塗装の費用を見積もる際には、いくつかポイントがあります。以下にご紹介するものはみなさんにチェックしていただきたい項目なので、なんとなくでも頭に入れておくといいかもしれません。

足場工事の費用が見積もりに記載されているか

足場の工事費用が無料の場合は、なぜ無料になっているかを確認しましょう。というのも、多くの塗装業者では足場を他社に依頼しているため無料にはできないはずなのです。

また、無料までいかなくても不当に安すぎる場合も気をつけてください。記事の前半でもご説明したように、そこそこ高額な費用がかかる足場代がタダなのは、裏に怪しい理由がある可能性が高いからです。

他の項目で不当に高く請求していたり、手抜き工事をされる可能性があるので、安すぎる場合も疑うようにしましょう。

屋根の塗装も見積書に含まれているか

屋根塗装も依頼したのに、外壁のみの費用しか算出されていない場合は注意してください。また、屋根と外壁は分けて塗装できますが、同時に塗装を行なった方が足場費用が浮くためお得になります

下地調整をしているか

下地調整をしていないと、外壁塗装はすぐに剥がれてしまいます。このような場合、すぐに再度の塗装をしなくてはいけなくなり、結局無駄な費用がかかってしまいます。

このような状況を避けるためにも、見積書に下地調整や素地調整といった項目がない場合は注意しましょう。

付帯部も塗装してもらえるか

外壁塗装をする際は付帯部も塗らなくてはいけません。見積書に付帯部について記載があるかをしっかりチェックするようにしてください。

この付帯部の部分も外壁と分けて塗装できますが、同時に行なった方が足場代を二重に払わなくてよいのでお得です。

訪問販売業者の見積もりには要注意

訪問営業の業者には詐欺が多いということは何度もお話ししてきましたが、優良業者の場合、は個人住宅を訪問しなくても仕事があるため訪問営業なんてしないのです。

頼んでもいないのに塗料を売りつけてきたり、また屋根の点検をしようとしてくる場合などは特に注意。騙された後では遅いので、初めからしっかり業者の質を見極めて依頼するようにしましょう。

まとめると…
  • 足場の費用があるかチェックしよう
  • 屋根の塗装も見積りに入っているかチェックしよう
  • 下地調整をしているか、付帯部も塗装してもらえるかチェックしよう
  • 訪問販売業者には気をつけよう

外壁塗装の費用を支払うタイミングは?

外壁塗装を業者に頼む際、支払いのタイミングを気にされる方もいるかと思います。お金がギリギリ…できればローンにしたい…など思う場合もありますよね。

実は、外壁塗装の際でも支払い方法は意外と融通がきくのです。以下に考えられるパターンをいくつかご紹介していくので、こちらを参考に、自分の資金状況や依頼した業者を相談して決めてみてください。

全額前払い

まずは工事前に全額を支払うケースです。こちらは詐欺業者がよく使う手法と思っていいかもしれません。

また、詐欺でなくても支払いをしてしまったら工事をしばらく放置される危険性があるため、全額前払いは信用できる業者以外にはしないようにしましょう。

最初に前金を払い、工事終了後残りの支払い

業者の規模が小さい場合は工事費用の負担が大変なため、前金を要求されることがあります。しかし、優良業者でも半額程度の前金を請求することがあるため、前払いの有無自体は業者の信頼性には関係ないと言えます。

全額後払い

お金を持ち逃げされる危険性は無いですが、業者の負担が大きいため完全に後払いにする業者は少ないでしょう。後払いかどうかよりも、一部前払いでも優良業者かどうかを考えることをおすすめします。

まとめると…
  • 足場代が見積もりに記載されているか?
  • 屋根塗装は見積書に含まれているか?
  • 「下地調整」「素地調整」などの項目はあるか?
  • 付帯部の塗装についても記載されているか?
  • 訪問営業など怪しい業者に頼んでいないか?

外壁塗装の見積もり事例3選

ここまで見積もりに関して詳しく話してきましたが、実際の事例をみた方がしっくりきますよね。今回は実際にあった外壁のみの塗装における見積り例を3つをご紹介していきます。

これらを参考に感覚をつけていただければと思います。

詐欺業者の見積り例

まずは詐欺にあった場合の見積もり例をみてみましょう。

・30坪程度の住宅で工事費用の値引き前の見積もりが300万円
・100万円の値引きをして最終的には200万円
・見積もり項目は「足場費用」「塗装費用」の2項目しか無く、使う塗料や細かい工程の記載がない
・面積や数量が「一式」ばかり

どうでしょうか?みるからにかなり怪しいですよね。適当な感じがでています…。また一式というのはなんでも含めることができてしまうため、「一式」という表現ばかりな場合は疑うようにしましょう。

詐欺ではないが信頼性が低い業者の見積り例

続いて、詐欺とまでは言いませんが、そこまで信頼性が強くない業者の見積り例です。

・30坪程度の住宅で工事費用の値引き前の見積もりが100万円
・5万円の値引きをして最終的には95万円
・見積もり項目は「足場費用」「養生費用」「下地調整」「塗装費用」「付帯部塗装」「諸経費」の項目があり詳しいように見えるが、使う塗料は「シリコン塗料」としか書かれていなくて塗料名やメーカー名の記載がない

特に注目していただきたいところが、塗料について塗料名やメーカー名の記載がなく「シリコン塗料」としか書かれていない場合です。「シリコン」とだけ名乗って安い塗料を使っている可能性があります。

信頼できる優良業者の見積り例

そしてこちらが信頼できる優良業社の見積もり例です。上記の2つと比べ、内容も細かく記載されていますよね。

・30坪程度の住宅で工事費用の値引き前の見積もりが100万円
・5万円の値引きをして最終的には95万円
・見積もり項目は「足場費用(ビケ足場)」「養生費用」「下地調整(ケレン、コーキング補修)」「下塗り」「中塗り・上塗り」「付帯部塗装(軒天井、雨樋)」「諸経費」の項目がある。
・塗料名は下塗りと、中塗り&上塗りで商品名、メーカー名が細かく記載されていて、足場費用や下地調整、付帯部の詳細も記載されている

塗料のメーカーがしっかり書かれており、また下地調整や付帯部の詳細についてもしっかり記載してあります。

「外壁塗装の費用」よくあるトラブルとは?

費用にかかわることはトラブルになりやすいのは外壁塗装の場合も例外ではありません。また、外壁塗装特有の特有のよくあるトラブルというものも存在するため、最初から理解しておくことで断然トラブルにあう確率を減らすことができるでしょう。

大幅な値引き

10万円以上の値引きをする業者は要注意です。値引き前の金額がそもそも高額すぎる危険性があるため詐欺業者の可能性が高いでしょう。

項目にない追加費用

工事を始めてみたら予想以上に劣化しているため追加費用が必要になることはあります。しかし、悪徳業者は最初は安く見積もりを出しておいて、追加工事で多額の費用を請求してきます。

そのため、何度も工事の追加を請求してくる場合は注意しましょう。

見積もりの二重計上

「付帯部」と「軒天」は原則として同じ項目になります。しかし「付帯部」と「軒天」でそれぞれ費用を計上して、二重計上をしようと考え悪徳業者もいるのです。

付帯部とは、外壁の広い面以外の細部全般を指す言葉であり、付帯部塗装と書いてある場合はどの部位が含まれるのかを業者に確認したほうがいいでしょう。

費用に関するトラブル防止のため知っておきたいこと

最後に、みなさんがトラブルに巻き込まれないために何点か知っておくと良いことをご説明します。自分はトラブルに合わないと思っていても巻き込まれる場合はあります。しかし、トラブルにあってからでも対処方法は存在します。以下でご紹介するので、何かあったときには役立てていただければと思います。

クーリングオフ制度

「クーリングオフ制度」という言葉はみなさんも一度は聞いたことがあるかと思いますが、訪問営業の業者に依頼した場合に限り、契約から8日以内なら解除が可能です

しかし、自分から業者を呼んだ場合は対象外という点に注意してください。

住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

トラブルが発生したら、まずは住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター)に連絡してみましょう。行政が関わっている相談窓口で、リフォーム関連のトラブル相談を受け付けています。

また、こちらなら過去のトラブル事例もあるため自分の例に似たケースがないか調べることができます。

まとめると…
  • 契約から8日以内ならクーリングオフ制度が適用可
  • クーリングオフは自分から依頼した場合には適用できない
  • トラブルが発生したら住まいダイヤルに相談するのがおすすめ

外壁塗装の費用は業者の選び方で左右される!

いかがでしたか?外壁塗装の費用は、使用する塗料、商品の質、職人のレベル、建物の階数以外にも様々な要因によって変動することがわかっていただけたのではないでしょうか。実際の見積り事例などよくあるトラブルもご紹介しているので、ぜひそちらも参考にしていただければと思います。

また、業者によって価格は大きく変わるため、費用が安い優良業者を選ぶことに注力することが大切です。失敗のない外壁塗装ができるといいですね!

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