【超基本】外壁塗装の見積書の正しい見方|単価を知れば騙されない!

外壁塗装をする際、「いくらかかるのか?」は気になるところですね。業者から高額の見積もりを出されても、「これが相場ですよ」といわれれば納得せざるを得ません。しかし、見積書の金額や工事内容が適正であるかということは、素人にはなかなか分からないもの。

そこでこの記事では、見積書のチェックポイントや業者の選び方など、見積もりについて徹底調査してみました。また、実際の見積書をシミュレーションし、詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • 外壁塗装における見積もり項目・費用相場は?
  • 外壁塗装の見積書をシミュレーション!
  • 塗壁業者を選ぶ手順やポイントは?
  • 見積書でチェックするポイントや安く抑えるコツは?

何をどう見ればいい?見積書のチェックポイント!

何をどう見ればいい?見積書のチェックポイント!
見積書を見る機会はあまり多くありませんよね。そのため、見積書をしっかり確認する必要があると言われても、何をどう見れば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、見積書を見るときのチェックポイントについてご紹介していきます。

①項目ごと単価は適切か

外壁塗装の見積書は平米単価×平米数で値段が計算されています。ですので騙されないためには正しい単価を知るのが不可欠。ここでは、各項目ごとの単価相場を紹介します。

単価相場と大きく値段が違う場合には注意が必要です。使う塗料は、メーカーによっても価格が異なるので、実際に記載されている塗料名で調べてみると価格相場が分かります。

【項目別】
まずは、外壁塗装の見積もり表に書かれている項目別の単価の目安をまとめてみました。以下の金額を目安にして確認してくださいね!

項目 平均単価
足場の仮設(設置・解体) 700〜950円/㎡
養生 350〜450円/㎡
高圧洗浄 150〜250円/㎡
下地処理 200〜2,000円/㎡
下塗り 500〜1,200円/㎡
仕上げ塗り(中塗り・上塗り) 塗料別の表を参照
付帯部の塗装 軒天井     900〜1,500円/㎡
破風板     500〜800円/㎡
雨樋      400〜1,200円/㎡
諸経費 工事総額の5〜15%

塗料や材質によって、価格に幅があるものもありますが、上記が平均相場と言えますので、見積もり表と合わせて確認の目安にしてくださいね。
【塗料別(仕上げ塗りの詳細)】
次に、塗料別の平均価格を表でご紹介します。単価は全て1㎡あたりで、3度塗りの場合を記載しています。

塗料タイプ 平均価格・商品例
アクリル塗料 1,400~1,600円
商品例:ニッペ DANフレッシュ
関西ペイント アスカⅡ
ウレタン塗料 1,700~2,200円
商品例:ニッペ ファインウレタンU100
関西ペイント アレスレタン
シリコン塗料 2,300~3,000円
商品例:ニッペ オーデフレッシュSi100Ⅲ
エスケー化研 (https://gaihekitosou-hotline.com/cleanmildsilicon)クリーンマイルドシリコン
ラジカル塗料 2,500~3,000円
商品例:ニッペ パーフェクトトップ
水谷ペイント ナノコンポジットW
フッ素塗料 3,800~4,800円
商品例:AGC ルミステージ
ニッペ ファインフッ素
光触媒塗料 4,200~5,000円
商品例:TOTO ハイドロテクトECO-EX
日本特殊塗料 エヌティオ
無機塗料 4,500~5,500円
商品例:ニッペ セラミックトップg
関西ペイント アレスダイナミックMUKI

それぞれの塗料により、価格や耐用年数等の差異がありますので、それぞれの塗料タイプの確認も忘れずに!
外壁塗料の正しい選び方3STEP|種類や特徴を理解して最良な外壁塗装を!

そもそも平米単価って?
「平米単価」とは、1㎡あたりの価格のこと。
㎡(平方メートル、平米)以外に使う単位としては、m(メートル)、「架㎡」または「掛㎡」(かけ平方メートル、かけ平米)があります。
よく記載されている「平米」と「坪」の違いも聞くに聞けないですよね。この2つにも、実は違いがあります。
1平米は1㎡を指し、1坪は約3.3㎡を指します。平方メートルは外壁の面積などに使い、坪は不動産の面積で使うことが多いです。

②塗装する面積は適切か

塗装する面積は、塗装する面積=外壁全体-塗装しない部分+外壁以外という計算によって導くことができます。

外壁以外の付帯部分がどれだけあるか、塗装しない窓等の面積がどれだけあるかで多少変動しますが、大体延べ床面積×1.1~1.4で出すことができます。

表の参考値や、自分で計算してみた値と大きく違う数値が見積書に記載されている場合は、注意が必要です。

坪ごとの塗装面積については③の表を参考になさってください!

③合計金額が高すぎたり安すぎたりしないか

日本の平均的な家のサイズである40坪の家で、費用相場は100万円前後と言われています。どんなに家が広くても、一般的な家ではなかなか200万円を超えることはありません。

ほかの業者と比べてあまりに費用が安すぎる場合にも注意が必要です。手抜き工事や費用が後からかさましされる可能性があります。大幅な値引きにも注意しましょう。

合計金額の相場も紹介するので参考にしてください。

延坪数 塗装面積 外壁塗装費用
10坪 40 25万~30万円
20坪 79 50万~60万円
30坪 119 70万~90万円
40坪 158 90万~120万円
50坪 198 120万~150万円
60坪 238 150万~180万円
70坪 277 180万~210万円
80坪 317 210万~240万円
90坪 356 230万~270万円
100坪 約400㎡ 260万~300万円

坪数は延べ坪です。

費用の相場と計算の方法については、以下の記事も参考になさってくださいね。
【令和3年更新】外壁塗装の費用相場はいくら?内訳と計算方法を解説【保存版】

④項目がきちんと記載されているか

①で紹介したような項目の記載がほとんどなく、まとめられている場合にも要注意です。

数量が「一式」という記載しかない場合は気を付けましょう。足場や塗装など、平米数が正しく出せるはずのところで、「一式」だと誤魔化されている可能性もありますので、慎重に確認しましょう。

また、二重計上されていないかのチェックも重要です。「付帯部塗装」の項目があるにもかかわらず、「軒天井」「破風板」「雨樋」の項目が別にある場合は、二重計上している可能性が高いため、確認しておきましょう。

チェックポイントに当てはまったら業者に相談を!

もちろん、チェックポイントに当てはまったからと言って必ずしも悪い業者とは限りません。

ですから、気になる点を見つけたらきちんと業者に問い合わせてみることが大切です。
見積書を鵜吞みにせず、きちんと確認をするようにしましょう。

「外壁塗装ほっとらいん」でもご相談を受け付けていますので、是非ご活用くださいね。

優良業者選びならお任せ下さい
外壁塗装ほっとらいんなら… 本当に安心できる塗装業者なのか…?と頭を悩ませる必要はありません。 何十件も塗装業者を検索する手間も必要ありません。 第三者目線で選んだ信頼できる全国300社越えの優良加盟店の中からピッタリの業者を紹介します。
60秒で完了!

無料で相談をする▶

▼あわせて読みたい記事 「塗装屋」ってどんな職業?優良な塗装業者を見分ける方法【完全版】 「塗装屋」ってどんな職業?優良な塗装業者を見分ける方法【完全版】

外壁塗装の工事費用の内訳

塗装の工事費用の内訳
ここまで重要なチェックポイントを紹介してきました。細かい単価を中心にみてきましたが、全体的な費用の内訳は以下のようになっています。見積書の金額を確かめる際の参考にしてください。

材料費

材料費は、総工事費用の20〜30%程度を占めています。

下塗り塗料、仕上げ塗料、シーリングなどの材料費がここにあたります。塗装面積や選ぶ塗料によって大きく変わってくるのがここになります。

工事費

工事費用は総工事費用の30〜50%程度を占めています。

ここに業者の利益や、工事の際に発生したゴミの廃棄料金、足場などの道具代が含まれています。事務手数料や税金などもここに含まれますので、重要な金額と言えます。

人件費

人件費は、総工事費用の30〜40%程度を占めています。

塗装作業や足場設置の手間賃がここに当てはまり、作業をしてくれる方へのお金です。

外壁塗装の見積書をシミュレーションして業者を判別しよう

外壁塗装の見積書をシミュレーションして業者を判別しよう

一般的な見積書の構成をお分かりいただいたところで、さっそく実際の見積書をいくつかシミュレーションしてみましょう。見積書の書き方で、信頼できる業者であるかどうかが判別できるケースも珍しくありません。

ここでは、塗装業者を下記の3タイプに分け、それぞれの見積書の特徴やチェックすべきポイントを詳しく解説します。

  • 詐欺業者の見積書
  • 詐欺ではないけれど信頼性が低い業者の見積書
  • 良い業者の見積書

外壁塗装の「平米単価」について詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひご一読ください。

詐欺業者の見積書の例

ひとつ目のシミュレーションはこちら。

まず「工事名」の欄ですが、ここには工事の「項目」、つまり具体的な工事内容が記載されるべきところです。この見積書では項目が書かれていないため、どのような工事を施すのかが不明ですね。

「数量」が「一式」としか記されていないのも悪い点です。使用する数量によって費用が割り出されるのですから、具体的な数字が書かれていなければなりません。「一式」としてある場合は、あとで追加費用を請求される可能性が高いです。

また、値引き額が大きすぎる業者も良い業者であるとはいえません。詐欺業者の中には、多額の値引きをするためにもともとの金額を多く見積もるケースもあります。

詐欺業者の見積書のポイントのまとめは以下の通りです。

  • 工事内容がほとんどわからない
  • 数量が「一式」としかない
  • 値引き額が大きすぎる

上記のような見積書を出す業者は、悪徳業者であるケースがほとんどです。
安ければ安いなりの理由があります。手抜き工事や施工不良でマイホームを台無しにしないためにも避けたほうが無難です。

詐欺ではないけれど信頼性が低い業者の見積書の例

次にご紹介するのは、「詐欺業者とはいい切れないけれど、信頼しない方がいい業者」の見積書です。

特徴は、「工事名」のようにきちんと記載されている部分と、「一式」のように漠然とした表現で書かれている部分との両方がある、中途半端な見積書であること。たとえば、「塗装」には塗料の種類やメーカーが書いていませんし、「付帯部工事」もどの部分の工事であるかが記載されていません。明瞭性が低く、不十分な点の多い見積書であるといえるでしょう。

この見積書のいい点と悪い点をまとめてみます。

  • いい点:塗装の種類・単価・数量が記載されている
  • 悪い点:塗料の商品名が書かれていない
  • 悪い点:付帯部(「軒天井」「破風板」「雨樋」など)がまとめられている
  • 悪い点:ほとんどの項目の数量が「一式」となっている
上記の見積書では詐欺とまでは言えませんが、優良業者でもないグレーゾーン。トラブルが起こる可能性が高そうですから、こちらも避けた方がいいでしょう。
とはいえ、地域密着の職人気質の塗装屋さんも多いです。不安を感じたら、塗装屋さんに質問してみる第三者機関に相談するのが良いでしょう。

良い業者の見積書の例

それでは最後に、優良業者の見積書のシミュレーションを見てみましょう。

合格といえるポイントは以下の通りです。

  • 足場の種類が記載されている
  • 塗料の商品名とメーカー名が記載されている
  • 付帯部の項目が個別で記載されている
  • 値引き額が10万円を超えていない
  • 数量が細かく記載されている

最低でもこのような見積書か、さらに細かい見積書を出す業者は信頼できる業者であるといえそうです。

大切なお住いなのですから、適正価格で安心して任せられる優良業者を見つけてくださいね!

見積もり費用に差があるのはなぜ?

見積もり費用に差があるのはなぜ?
費用の相場は様々な要因によって変動しており、必ずしも一律ではありません。そしてこれをなんとなくでも知っているのと全く知らないのとでは、自分が塗装をする際の費用見積もりのしやすさが全く変わってきます。

今回は、費用に差が出る理由として、以下の3つを挙げます。

  • 築年数
  • 会社の規模
  • 塗料の色の使用数

それでは、ひとつずつ詳しく解説していきます。主に表を使ってまとめてあるので、比較する際に活用してみてください。

築年数

築年数で老朽化の度合いが変わるため、金額が変動する可能性があります。30坪の場合だと、10年〜30年では以下のように変わっていきます。

築年数 費用
10年 70万円程度
20年 75万円程度
30年 80万円程度

表を見てわかる通り、10年ごとに5万円程度高くなっていくと考えておくといいかもしれません。

会社の規模

また、依頼する会社の規模によっても費用は変わってきます。大手の場合は大量発注などによってコストカットが望めます。そのため、比較的安い費用で塗装を行うことができる可能性があります。

他には、地域密着の業者で自社施工をしているなら場合も費用が安くなりやすいと言えます。全国区の業者は下請け会社に依頼している可能性が高いため、その場合仲介料がかかってしまいます。そうなると高額な請求をされてしまうため、なるべく自社で施工している業者に依頼するようにしましょう。

自社で施工をしているか下請け会社に依頼しているか調べる方法としては、その会社のホームページを見てみると良いでしょう。職人の写真を多く使用している業者は自社で工事を請け負っている可能性が高いと言えます。

以下に、会社の規模ごとの費用の相場を表にまとめたので、参考にしてみてください。

企業規模 費用の特徴
中小企業で全国区 地域密着型よりも費用が2〜3割程度高くなる傾向がある
大手企業で全国区 地域密着型よりも費用が1〜2割程度高くなる傾向がある
中小企業で地域密着 自社施工をしていれば安い傾向にある
大手よりはコストカットが難しいためやや高くなる傾向がある
大手企業で地域密着 自社施工をしていてコストカットもできるなら最も安い傾向にある

また、上記のものは目安であり確実性があるわけではありません。だいたいの割合として参考にしていただければと思います。

塗料の色の使用数

続いて塗料の色の使用数についてですが、色の数が増えるほど作業量が増します。そのため、多くの種類の色を使うほど費用が増える場合があります。

例えば、1色で70万円の工事の場合、2色で80万円、3色で90万円、4色以上だと100万円になる可能性があります。

さらにメーカーが作れない色を指定した場合は業者が作らなくてはいけないため調色作業が発生し、費用が更に数万円増えることもあるので注意が必要です。

費用が多少かかっても色にこだわりたいという人は値段は特に気にしなくてもいいかもしれませんが、逆になるべく費用を抑えたいという費用重視の方は、最初から知っておいた方が確実ですよね。

外壁塗装で見積もりを依頼する業者を選ぶポイント

外壁塗装で見積もりを依頼する業者を選ぶポイント
外壁塗装の業者を探す方法をご紹介しましたが、依頼する業者に信頼がおけるか? 大切な家を安心して任せられるか? ということはどうやって見分けたらいいのでしょうか。

工事が始まってから悪徳業者だと分かっても後の祭りです。そこでここでは、信頼できる業者・信頼してはいけない業者の特徴や見分けるポイントをまとめてみました。ぜひ、実際に業者を選ぶ時の参考にしてくださいね。

相見積もりをする

「相見積もり」とは、複数の業者に同じ工事条件で見積もりを依頼すること。相見積もりをすることで、業者が提示する工事内容や費用を比較することが可能です。また、相場の価格を知ることもできますね。最低でも、3社以上の相見積もりをするようにしましょう。

たとえば、1社だけ必要ない工事内容を追加していたり、費用が高すぎたり安すぎる場合は、詐欺業者である可能性が高くなります。そのような業者は、見積もりの段階で断るようにしましょう。

現地調査をきちんと行ってくれる業者を選ぶ

正しい見積もりのためには、丁寧な現地調査が必須です。丁寧な現地調査を行うためには、時間がかかりますので、所要時間が短すぎる場合は注意が必要です。

また、現地調査は良い業者であるかを実際に会って判断できる絶好のチャンスでもありますから、現地調査をしない業者は信用できません。

外壁塗装の専門会社を選ぶ

外壁塗装や屋根塗装なら、外壁塗装専門の会社に依頼するのが重要です。防水塗装の業者や、大工では専門外なため、仕上がりに保証ができません。

自社施工の会社なら中間手数料も取られないので、費用を抑えることも可能です。

保証内容を確認する

塗装後は何年間の保証があるのかチェックするようにしましょう。その際に、保証の年数が短すぎるもの、長すぎるものには注意が必要です。特に、会社の創業年数以上に保証をしている場合は詐欺の可能性が高まるため、気をつけましょう。

「リフォーム瑕疵保険登録業者」であれば倒産してもリフォームを受けられる制度があるので業者に事前に確認しておくことも忘れずに。

外壁塗装に必要な見積もりを30秒でおさらい!

外壁塗装の見積もりに必要な見積もりのポイントをおさらいしましょう!

外壁塗装の見積もりにはどのような内訳があるの?

材料費、工事費、人件費の3つが大きな項目です。総工事費における割合は材料費が20〜30%、工事費が30〜50%、人件費が30〜40%が目安になります。詳しくはコチラ


見積書から詐欺業者を判断するポイントは?

工事内容がほとんどわからない、数量が「一式」となっている、値引き額が大きすぎるなどがあります。それ以外にも、塗料の商品名の記載がなかったり、付帯部がまとめられたりしていたら、注意しましょう。詳しくはコチラ


良い業者の見積書と判断するポイントは?

足場の種類が記載されている、塗料の商品名・メーカー名が記載されている、無理な値引きがない、数量が細かく記載されている、などがあります。詳しくはコチラ


外壁補修について気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
外壁の補修|業者の費用相場からDIYでのやり方まで解説!

あなたも外壁塗装ほっとらいんに情報を掲載しませんか?
加盟店募集中!詳しくはこちらをクリック
外壁・屋根塗装の費用 を今すぐチェック▶︎▶︎
Close Bitnami banner
Bitnami