外壁塗装の「平米単価」相場は?【価格一覧表】業者比較のポイントも

いきなりですが、「平米単価」ってご存知ですか?

また、塗装費用の内訳や費用の相場を理解していると自信を持って言える方はどれぐらいいるでしょうか?

意外と知らない方が多いですが、知らないままだと損をしてしまうことも…。今回は誰でもわかるように、外壁塗装の「平米単価」相場から業者比較のポイントまで分かりやすく解説していきます。

なんだか難しそうで分からない…という方も安心してください!価格一覧表なども活用しながら順番に覚えていきましょう。

この記事でわかること
  • 塗装費用の内訳やそれぞれの単価相場がわかる
  • 塗装の費用を安くする方法がわかる
  • 業者を選ぶときのポイントがわかる

そもそも「平米(㎡)単価」とは?

「平米単価」という言葉は普段あまり使う場面がないので、初めて聞いた、という方もおそらく多いでしょう。

外壁塗装の単価を計算する際には、この「平米単価」の概念が必要になっていきます。以下で詳しく解説していくので、ぜひこの機会にマスターしてしまいましょう!

「平米単価」とは1㎡あたりの価格

ます結論から言うと、「平米単価」とは1平方メートル(㎡)あたりの単価のことを言います。また、㎡(平方メートル、平米)以外に使う単位としては、m(メートル)、「架㎡」または「掛㎡」(かけ平方メートル、かけ平米)があります。

「平米」と「坪」の違い

これよりも皆さんに馴染みのある言葉で、「坪単価」というものがあります。おそらくほとんどの方が一度は聞いたことがあると思います。では、この「坪単価」の「坪」、「平米」とは何が違うのでしょうか?

答えは、示す大きさの違いです。つまりこの2つでは、表す面積の大きさが異なるのです。1平米は1㎡のことを指しますが、1坪は約3.3㎡を指すのです。この定義の違いを認識していないと、間違った計算をしてしまうのでぜひ覚えておきましょう。

ちなみに、平方メートルは外壁の面積などに使い、坪は不動産の面積で使われることが多いです。

まとめると…
  • 「平米単価」とは1㎡あたりの単価のこと
  • 「坪」は約3.3㎡を指す
  • 平方㎡は外壁の面積、坪は不動産の面積によく使われる

外壁塗装の工事費用の内訳

では、費用の内訳はどうなっているのでしょうか?主に覚えておきたいものは、「材料費」「工事費」「人件費」の3つ。そして、それぞれに「相場」と言われている値段というものが存在するので、覚えておくと便利でしょう。

以下でひとつずつ詳しく解説していきます。参考にしてみてください。

材料費

材料費は総工事費用の20〜30%程度の割合になります。主な材料費は、下塗り塗料、仕上げ塗料、シーリングなどです。

また、塗料には何種類か存在しており、各塗料ごとに相場の値段が異なります。ちなみに塗料の値段はその塗料の耐久年数が主に関係してくると思っていただいて大丈夫です。

各塗料の費用の相場は以下の記事を参照してみてください。
(塗料の値段が記載してある関連記事導入)

工事費

工事費は、総工事費用の30〜50%程度を占めます。主な内容は、業者の利益、ゴミ廃棄料金、足場などの道具代など。

ちなみにこの「足場代」とは、外壁塗装の足場代とは、足場を組むのにかかる費用のことを言います。そして、これに関して皆さんに注意していただきたいのは、「足場代が無料」とうたっている業者です。

注意
足場代というのは基本的に1m²あたり約700円~1000円と言われており、大きさによっても異なりますが、通常、20万程度かかります。

平均でこれだけかかるのに、足場代が無料なんてあり得ませんよね。そのため、「無料」をアピールしてくる業者はどこかに裏がある可能性があります。例えば、異常に塗料が高かったり、通常値段がかからない部分で余計に値段を取っていたり。

「無料だからお得」「安ければいい」ということではありませんので、相場の値段と照らし合わせてしっかり確認するようにしましょう。

人件費

人件費は総工事費用の30〜40%程度を占めています。主な内容としては、塗装作業や足場設置の手間賃などです。

また、経験が長いベテランの職人とまだ経験の浅い素人の職人とでも費用が変わってきます。それだけではなく、工事の期間が伸びれば伸びるほど費用がかかってしまうので、経験のある職人になるべく短い期間で塗装えおしてもらうのが一番効率が良いでしょう。

 

なんとなく理解していただけたでしょうか?以下にざっくりポイントを表でまとめたので、もう一度確認してみましょう!

項目 総工事費用中の割合 主な内容
材料費 20〜30% 下塗り塗料、仕上げ塗料、シーリングなどの材料費
工事費 30〜50% 業者の利益、ゴミ廃棄料金、足場などの道具代
人件費 30〜40% 塗装作業や足場設置の手間賃

「外壁塗装の平米単価」の相場はどれくらい?

ここでは、外壁塗装の平米単価の相場について解説していきます。少々細かいかもしれませんが、各項目ごとに覚えておくといざ相場に見積もりをする際役立つでしょう。

足場の単価相場

足場の単価相場は800円/架㎡ほどになります。足場の単位は架㎡(掛㎡)となり、架㎡とは、外壁から1m離れた場所に足場があると想定して計算する場合の単位を指します。

養生の平米単価

こちらは、足場につけるメッシュシートなどを指します単価相場は400円/架㎡ほどとなっています。

高圧洗浄の平米単価

高圧洗浄とは、外壁の洗浄という意味です。そのため「高圧洗浄の平米単価」というとそのまま「外壁の洗浄費用」のことを言います。

そして、単価相場は200円/㎡ほどになります。

下塗りの平米単価

こちらは下塗り塗装の費用のことです。単価相場は、約800円/㎡ほど。

仕上げ塗料の平米単価

仕上げ塗料の費用のことです。また、塗料の種類によっても価格が変わってきます。

単価相場は、ウレタン塗料で2,100円/㎡ほど、シリコン塗料で2,700円/㎡ほど、またフッ素塗料で3,700円/㎡ほどとなっています。

種類 単価相場
ウレタン塗料 2,100円/㎡
シリコン塗料 2,700円/㎡
フッ素塗料 3,700円/㎡

付帯部塗装の単価相場

付帯部とは、外壁の広い面以外を指す総称です。部位によっても価格が異なります。単価相場は、軒天井で1,100円/㎡ほど、破風板で600円/mほど(m単位が基本ですが、㎡の場合もあります)また雨樋では800円/mほど(m単位が基本)となっています。

種類 単価相場
軒天井 1,100円/㎡
破風板 600円/m
雨樋 800円/m

諸経費の費用相場

諸経費とは、ゴミ廃棄量や業者の経費などの一式の費用を指します。ひとつひとつが細かく、含まれる項目が多すぎるため「一式」と表記されることが多いです。相場は工事総額の5〜15%ほど

※上記の内容をまとめたものが以下の表になるので、ぜひもう一度確認してみてください。

項目 費用
足場の相場単価 800円/架㎡ほど
養成の平米単価 400円/架㎡ほど
高圧洗浄の平米単価 200円/㎡ほど
下塗りの平米単価 800円/㎡ほど
仕上げ塗料の平米単価 ※塗料によって異なる
付帯部塗装の単価相場 ※部位によって異なる
諸経費の費用相場 工事総額の5~15%ほど

 

塗装面積の求め方は?

では、実際に塗装面積の求め方を説明してきます。覚えてしまえば難しいことは無いので、まずは計算方法をみてみましょう。

外壁の面積の求めかた

外壁の面積を求める方法はいくつか存在します。

  • メジャーで実際に計測
  • 図面から計算
  • 計算式から求める
・メジャーで実際に計測
メジャーで実際に計測する場合は、細かい数値が明確にわかるというメリットがあります。

・図面から計算
図面から計算する場合は、主に図面が残っている場合や、計測が困難な場合などに利用されています。

・計算式から求める
おおよその塗装面積を出す場合は、「坪数×3.31」あるいは「延べ床面積×1.1〜1.4」で求められます。ちなみにこの方法で出した数字は正確ではないので注意しましょう。「延べ床面積」とは、建物のすべての床面積で、2階建てなら1階と2階の床面積を合わせたものです。

屋根の面積の求めかた

屋根の面積は、「屋根投影面積×屋根の勾配伸び率(1.001〜1.414)」で求められます。

屋根投影面積とは、屋根を真上から見た場合の面積のことを指します。また勾配伸び率とは、屋根の勾配に応じた倍率です。

両者を掛け合わせることで正確な屋根の面積がわかります。

まとめると…
  • 外壁面積の求め方はいくつか存在するため状況に応じて使い分ける
  • メジャーで計測する場合は、細かい数値まで知ることができる
  • 図面が残っている場合や、計測が困難な場合は図面から計算する
  • 計算式で求める場合は、「坪数×3.31」または「延べ床面積×1.1〜1.4」
  • 「屋根投影面積×屋根の勾配伸び率」で屋根の面積が出せる

外壁塗装の費用を安くするための3つのコツ

外壁塗装に費用がかかってしまうのはしょうがないけど、できれば安くしたい…やはりそう思ってしまいますよね。極端に安くなることは普通ありませんが、適切に安くする工夫は誰でもできます。

以下にその方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

相見積もりをする

複数の業者に同じ工事条件で見積もりを出してもらい、価格や工事内容を比較して安い業者を選ぶ方法です。

ひとつの業者のみだと、提示された値段が高いのか安いのか判断がつきません。複数の業者に見積もりを出してもらえば、仮に不当に高い値段を提示してきた業者がいたらすぐに気づきますよね。

手間はかかるかもしれませんが、不当に高い値段を払ってから後悔するよりはいいのではないでしょうか?ぜひ面倒臭がらずに相見積もりをするようにしましょう。

自社施工をしている会社に依頼する

業者の中には、作業を下請け会社に丸投げするケースがあります。そういったケースの場合、知らないうちに仲介料をとられているため費用が高くなってしまうのです。

自社で施工をしている業者であれば、そのような仲介料などを払う必要は無いため、費用を安く抑えられます。

自社で施工をしているか確認する方法としては、会社のホームページを確かめて、職人の写真を掲載しているかどうかをチェックしてみるのがよいでしょう。職人の写真がある場合は自社施工の可能性が高いと言えます。

悪徳業者にだまされないようにする

高額な見積書を提出してきたり手抜き工事をしたりする業者に依頼すると、無駄な費用がかかってしまいます。できるだけ信用できる業者に依頼するのが得策と言えるでしょう。

信用できる業者の見分け方は次の項目でご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

まとめると…
  • 複数の業者に見積もりを出してもらい比較する
  • 下請け会社に施工を丸投げしている業者ではないかチェックする
  • 悪徳業者に騙されないように気をつける

業者を比較する際の4つのポイント

業者を比較する際には、いくつかポイントがあります。以下で主に4つのポイントを紹介するので、業者選びで迷っている際は確認してみましょう。

相場より明らかに平米単価が高いor安い業者は危険

相場より高すぎる場合はまず詐欺を疑いましょう。反対に、安すぎる場合も怪しいです。安すぎるということは手抜き工事を行なっている可能性があります。その場合、後からまた修理が必要になり、結局また費用がかかってしまうので、注意が必要です。

20年以上の歴史がある業者がおすすめ

歴史が長い業者であれば悪徳業者の可能性が低いです。なぜなら、悪徳業者である場合、は10年程度で悪評が広まって倒産しやすいと考えられるからです。

例えば、昔から利用している業者を知人が紹介してくれた場合などは比較的安全と言えるでしょう。

「塗装技能士」の資格を所持した職人がいるかどうか確認

外壁塗装では「塗装技能士」という国家資格があり、知識と経験があることの証明となっています。特に「1級塗装技能士」の資格を持っている職人が多い業者なら信用しやすいと言えます。

素人の職人に頼むとベテラン職人に頼んだときより安く済むかもしれませんが、工事が雑だったりミスがあったりする可能性が高くなってしまうのでなるべく避けましょう。

工事完了後のアフターケアが万全かどうかチェック

施工後の保証をつけている会社を選ぶようにしましょう。保証が何もない業者は、施工後責任を取る必要がないため、手抜きな工事をする悪徳業者の可能性があります。

ただし、逆に30年保証といった長過ぎる保証や、業者の創業年数以上の期間を保証している場合も悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。

まとめると…
  • 相場より安すぎるor高すぎる場合は注意
  • 職人が「塗装技能士」の資格を所持しているかどうかチェックしよう
  • 工事完了後のアフターケアは万全か?

外壁塗装の単価がわかれば費用相場がわかる!

外壁塗装の平米単価について理解していただけたでしょうか?

ご自宅の正確な塗装面積を把握するためにはプロの業者に計測してもらう必要がありますが、こういった基本的な知識を身に着けておくことで、業者から不当な金額を請求されるのを未然に防ぐことができます。

今回ご紹介した業者の選び方なども参考に、納得できるリフォームを目指しましょう!

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