サイディング外壁で家をおしゃれに!種類・価格を徹底解説!

新築の家やリフォームしたばかりの家を見ると、綺麗だなぁ、おしゃれだなぁ、と思われる方も多いのではないでしょうか?

そして「我が家もおしゃれにしたい」と考え始める一つのきっかけにも。

リフォームでおしゃれな外壁にしたいとお考えの方向けに、近頃の外壁リフォームで主流となっている「サイディング」について、徹底解説します!

そもそもサイディングって何?

外壁でよく聞く「サイディング」。普段の生活では聞き慣れない言葉ですよね。そんな「サイディング」について、基礎知識をまとめました。

サイディングとは?

「サイディング」とは、住宅・建築用語の一つであり、外壁の工法を指しています。元々は英語のsidingから来ており、外壁という意味があります。そこから「サイディング」には下見板や壁板という意味もあります。

最近よく使われる「サイディング」とは、家屋の外壁に用いられる板状の外壁材及びそれを用いた工法のことを指します。工法と外壁材が混同しないように、外壁材のことを「サイディングボード」と呼ぶこともあります。

サイディング外壁の施工方法

サイディングは、前述の通りサイディングボードを用いる施工方法です。どうするのかというと、サイディングボードを下地の上に張っていきます。窓や換気ダクト、壁の大きさに合わせて適宜カットや加工を施します。

サイディングボードは釘や専用の金具を用いて留めていきます。留め方はメーカーやサイディングボードの厚みによっても異なるため、気になるかたは業者に問い合わせましょう。

すべてのサイディングボードの取付が終わったら、シーリングを行います。シーリングはコーキングとも呼ばれますが、外壁工事ではほぼ同じものを指しています。シーリング材でボードとボードの間などの隙間を埋めて、浸水などを防ぎます。

あとは足場の撤去、清掃をして施工完了となります。

他の施工方法との違い

「サイディング」は、前述の通り「張る」工法となります。「サイディング」が普及するまで、日本では「塗る」工法が主流でした。「塗る」工法の代表的なものが「モルタル」と「タイル」です。

この「塗る」と「張る」は「湿式」と「乾式」という呼ばれ方をすることもあります。大きな違いは天候などの環境の影響の受けやすさです。「塗る」湿式工法では、乾燥させる時間が必要となるため、天気はもちろん湿度などにも影響され、施工期間が前後しやすくなります。

その点、「張る」乾式工法では、そこまで大きな影響を受けないため、雨天が続かない限りは安定して施工が行なえることもあり、「塗る」工法より施工期間が短期間で済む場合が多くなります。

まとめると…
  • 「サイディング」とは外壁の施工方法及び外壁材のこと
  • 「サイディング」の施工は「張る」
  • 「サイディング」の施工は他の工法と比べて短期間で済む

おしゃれなだけじゃない!サイディングのメリット・デメリット

それでは、サイディングで施工するとどんなメリットがあるのか、またデメリットについても確認していきましょう。

サイディング外壁のメリット①初期コストが抑えられる

タイルやモルタルと比べると、初期コストをかなり抑えることができます。理由として、材料コストが挙げられます。サイディング外壁の外壁材は工場での大量生産となるため、材料コストが抑えられ、安くなりやすいです。

サイディング外壁のメリット②工期が短い

サイディングは板状で軽量な外壁材ということもあり、他の外壁材と比べても施工期間が短くすみます。

サイディング外壁のメリット③豊富なデザイン

登場した当初こそは、デザイン性が低いと言われていたサイディングですが、今ではおしゃれな外壁を本物より安価で再現できるとあって、大変人気になっています。

サイディング外壁のメリット④耐火性、耐候性

塗装やモルタル外壁と比べると、サイディングには耐火性や耐候性が高い素材が多くあります。寒冷地域でも安心して施工できます。

サイディング外壁のデメリット①リフォームコスト

初期コストは抑えられるサイディングですが、リフォーム及びメンテナンスが定期的に必要となります。材質にもよりますが、サイディング自体は10~30年に一度、大がかりなメンテナンスが必要です。

またシーリングに関しては、サイディング本体より劣化が早いものが多いため、シーリングだけでもメンテナンスが必要となります。

サイディング外壁のデメリット②デザイン性の維持

前述のリフォームにもつながる点となりますが、サイディングで意匠を凝らしたおしゃれなデザインのものを選んでも、劣化してしまうと非常に残念な見た目となってしまうことが多々あります。シーリングの劣化やチョーキングなど、放置せず早めの対処が必要です。

まとめると…
  • サイディング外壁は初期コストが抑えられる
  • 豊富なデザインがあり、寒冷地域でもおしゃれな外壁にできる
  • メンテナンスが肝心

サイディングの種類とそれぞれの特徴は?

サイディングの材質はさまざまで、これによってサイディングは4種類に分けることができます。

続いてはこのサイディングの種類について、それぞれの特徴と合わせてご紹介します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、日本のサイディング外壁の約70%を占めると言われています。セメントと木質性の繊維を混合して作られている外壁材で、高い圧力をかけながら高温で焼き固めて作っている点はタイルに似ています。

レンガ調やタイル風、石積み調など、豊富なデザインがあるのが最大の魅力で、おしゃれなデザインもたくさん見つけることができます。

おしゃれな外壁にしたいという人は、まずは窯業系サイディングの中から選ぶとイメージに合ったものを見つけられるかもしれません。

項目 評価
耐久性 高い
防火性 高い
遮音性 高い
施工期間 短い
価格 比較的安い
デザイン性 高い

金属系サイディング

金属系サイディングは、近年人気が出てきているサイディング外壁です。スチール板やアルミ板などの金属を表面に用い、その裏に断熱材を入れている外壁材となります。

窯業系より軽い上、こちらも窯業系サイディングほどではないですがデザインは豊富に揃っています。

項目 評価
耐久性 非常に高い
断熱性 非常に高い
防水性 高い
退行性 高い
価格 比較的高い
デザイン性 高い

木質系サイディング

木質系サイディングは、天然の木材などの表面に塗装を施して作った外壁材です。天然木ならでの温かみや、決して同じものが無い木目を活かしたおしゃれなデザインにすることができます。

項目 評価
耐熱性 高い
防水性 低い
価格 高い
メンテナンス 必須
耐火性 低い
デザイン性 独自

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂を原材料とする外壁材です。他のサイディングと異なり、シーリング材をほとんど使わないという特徴があります。日本ではマイナーですが、北米では主流のサイディングです。

デザインのバリエーションが少ないため、おしゃれさという観点で言うとその他のサイディングには若干劣ります。

項目 評価
耐久性 非常に高い
耐候性 非常に高い
補修 ほぼ不要
重量 非常に軽い
遮音性 低い
デザイン性 低い
まとめると…
  • サイディング外壁の種類は全部で4種類
  • 材質によってそれぞれの特徴に違いがある
  • デザイン性重視であれば窯業系、金属系がおすすめ

おしゃれなサイディング外壁の具体例

実際におしゃれな外壁の家ってどんな外観なのでしょうか?イメージ図と共にいくつか例をまとめました。

ツートンカラー

手軽におしゃれな外壁にできる方法の一つがツートンカラーです。2色で外壁を仕上げる際は、似た色で並べるよりも、白と黒のように明るい色と暗い色であったり、ブラウンとイエローのように濃い色と淡い色といったメリハリをつけると際立ちます。

ツートンカラーで仕上げるといっても、どのように分けるかでも随分と印象が変わります。上の写真のように、縦で色を変えるか、横で色を変えるかでも随分と雰囲気が変わります。

平屋のサイディング外壁

サイディングの施工事例を調べると2階建てが多いのですが、平屋でも施工可能です。むしろ平屋のリフォームにサイディングを使うと、一気にモダンな雰囲気でおしゃれに仕上げられます。

異なる素材のサイディングを使い分ける

先に述べた4種類のサイディングの中から2種類をピックアップして使い分けたり、全く見た目が異なるサイディングを2種類使って施工することもできます。写真はシンプルな外壁とタイル調、木目調の組み合わせです。

これぞ王道!木目調やレンガ調

木目調やレンガ調は根強い人気があり、使われている家も豊富にあります。「おしゃれなレンガ(木)の家に住みたい、けど本物は費用が…」という方にはうってつけです。

アクセントや部分使いもおしゃれ


ワンポイントとしてバルコニーや窓の周りだけ別の色や素材にするのも、アクセントになり外壁の色を引き立てます。ツートンカラーの応用としてストライプも個性的でおしゃれな仕上がりになります。

一歩上のおしゃれな外壁

多色を用いることもできます。ただ、あまり色数を増やしてしまい過ぎると、ごちゃごちゃしたイメージや派手という印象を与えてしまうことにもつながるため、注意が必要です。写真のように色ごとで広く使う、ワンポイントで使う、といった使い分けも、おしゃれに見せるポイントです。

サイディングにリフォームする方法は?

「我が家の外壁もサイディングにしたい」と思っても、「具体的にどうすれば?」「どんなリフォームが必要?」ってなってしまう方がほとんどかと思います。事例別に確認していきましょう。ご自宅の外壁が何なのかも確認してくださいね。

モルタル外壁からサイディングに

以前は主流だったモルタル外壁の家に住んでいる方も多いと思います。「モルタルからサイディングに変えるにはどうしたらいいの?」という方向けに、施工の手順などをまとめました。

施工手順
  1. 既存のモルタル外壁を骨組みだけ残して撤去
  2. 新たな下地材を取り付け
  3. サイディングボードの取付
モルタル外壁からサイディング外壁へのリフォームは張り替え工事が一般的ですが、既存の外壁の傷み具合や、サイディングの種類によっては張り替えではなく重ね張りで対応できることもあります。張り替え工事の場合は、外壁内部のチェックもできるため、傷み具合が心配な方におすすめです。施工期間は約1か月になります。

サイディング外壁から新しいデザインに

今の家がサイディング外壁の方でも、築10年以上となれば、リフォームを検討している方もいらっしゃるかと思います。サイディングからサイディングへのリフォームは、2種類。モルタルと同じ「張り替え」と、「重ね張り」があります。

重ね張りの施工手順
  1. 既存の外壁の上から新たな下地材を取り付け
  2. サイディングボードの取付
「張り替え」と「重ね張り」の大きな違いは施工期間です。張り替えは約1か月かかりますが、重ね張りであれば約3週間になります。既存外壁を撤去しない分、仕上がりが早くなります。ただ、元々のサイディング外壁の種類や傷み具合によっては「重ね張り」が施工できないこともあります。見積もり依頼時に業者に確認しておくと安心です。
まとめると…
  • モルタル外壁はサイディング外壁に「張り替え」できる
  • サイディング外壁のリフォームは2種類
  • 施工方法は見積もり時に業者に確認

おしゃれなサイディング外壁は高い?その費用を解説!

「サイディングの外壁は費用がかかるイメージがある…」という方もいらっしゃるかと思います。本当に高いのか、またどうしてその費用になるのか、しっかり解説していきます。

新築の場合の施工費用

サイディング外壁の施工費用ですが、種類や家の大きさ、メーカーなどによってかなり幅があります。表にまとめましたので、参考にしてみてください。

種類 費用(約30坪の場合の目安)
窯業系サイディング 100〜200万円
金属系サイディング 120〜260万円
木質系サイディング 200~400万円
樹脂系サイディング 150〜300万円

また、ほぼ同じサイディングボードでも、厚さによって金額が異なります。お住まいの地域によっては、寒冷地仕様でないと施工できないといった場合もありますので注意が必要です。

リフォームする場合の施工費用

新築費用の相場を見ると、「じゃあリフォームは?」となりますよね。リフォーム時の施工費用もまとめました。

工法 費用(約30坪の場合の目安)
張り替え 150~200万円
重ね張り 150~300万円

新築時と同様に、選んだサイディング外壁の種類によっても金額は異なりますが、「張り替え」と「重ね張り」であれば、「重ね張り」の方がお値打ちになることがほとんどです。

結局、高いの?安いの?

サイディング外壁で費用の大変を占めるのが材料費です。サイディングの種類でも価格は異なりますが、メーカーの努力もあり、一概には言えない部分があります。

また家の構造がシンプルであるほど施工が容易になるため、費用を抑えることができます。

サイディング外壁のリフォームは、サイディングの種類や外壁材の材料費用の差額が大きいため、モノによっては高く感じてしまいますが、塗料では賄えない機能性も付与できるため、「せっかくリフォームするならより良い家にしたい」という方向きと言えます。

まとめると…
  • 新築もリフォームもサイディングの種類によって費用が違う
  • 「重ね張り」と「張り替え」なら「張り替え」がお値打ち
  • 種類ごとの価格は、木質系>樹脂系>金属系>窯業系

業者選びのポイントは?

いざリフォームしようと決意したはいいものの、どうやって業者を決めればいいのかがわからない、という方も多いのではないでしょうか?インターネットで検索するとヒットが多過ぎて混乱してしまうという方も。そんな業者選びについてまとめました。

まずは見積りから

「何からすればいいかわからない」という方は、まずは見積もりを取りましょう。リフォーム工事の依頼で見積もりを出してくれない業者はまずいません。

また見積もりは必ず複数の業者に依頼しましょう。最低でも3社から取ることで、見積もり内容を見比べることができます。2社だと、どちらが良いかの判断がつきにくいため、最低3社から見積もりを取ることをおすすめします。

どんな基準で選べばいいの?

見積もりを依頼した後は、業者を選定します。でも「どうやって決めればいいかわからない」方がほとんどだと思います。業者選定の基準は次のようになります。

見積書のチェックポイント
  1. 「税込」や「税抜」の表記があるか
  2. 内訳が「一式」でまとめられていないか
  3. 多額の値引きが適用されていないか

見積書のチェックポイント①「税込」や「税抜」の表記があるか

法律上は問題無いのですが、後々トラブルになりやすい点となります。たかが消費税と侮ってはいけません。工事費用が100万円を超える場合、税率が8%であれば消費税だけで8万円も変わってきます。安く見せるために敢えて表記していない悪徳業者の可能性もあるため、きちんと確認しましょう。

見積書のチェックポイント②内訳が「一式」でまとめられていないか

業者によって表記が異なるかもしれませんが、内訳や項目の欄に詳細が記載されていない見積書は危険です。とは言っても、諸経費や運搬費、シーリング代などは一式と記載している業者が多いです。肝心なのは材料費です。ここが「一式」と書かれている業者は要注意です。

見積書のチェックポイント③多額の値引きが適用されていないか

大なり小なり値引きがされていることは、どの業者でもあることですし、値引き自体は悪いことではありません。端数を落とすための値引きは珍しいものではありません。ただし、10万円を超すような値引きがある場合は、要注意です。本当はもっとコストが抑えられるものを大きく見せている可能性があります。

見積書以外の選定基準

他にも気を付けてほしい点が現地調査です。見積もりを依頼すると、大抵の場合は「一度お宅を見せてください」となるはずです。これ自体はおかしなことではありませんので是非来てもらいましょう。

ただ、せっかく来たのにほとんど見ずに見積もりを出すような業者は危険です。家の大きさや形状は施工する上で非常に大きな要素です。時間をかければいいものでもありませんが、あからさまに短時間で終わる業者がきちんと施工できるでしょうか?

こういった部分も、複数の業者に見積もりを依頼することで、現地調査にかける時間も比較することができますので、納得できる業者選びに繋がるはずです。

手抜き工事には要注意!

悪徳業者に限らず、施工後のアフターフォローがしっかりとしているところを選ぶのも大事なポイントの一つです。サイディング外壁であれば、メーカー保証がついているものもあります。

手抜き工事が発覚するのは大体が1~2年後になります。これはサイディング外壁の耐久性から考えると、よっぽどのことをしていない限りはあり得ません。更に悪徳業者だとこの時点で既に倒産していたり、連絡がつかなくなっている場合もあります。

見積もりや現地調査、複数社の比較といったことで避けられる可能性は上がります。少しでも後悔しない施工となるよう、面倒くさがらずにチェックしていきましょう。

まとめると…
  • 見積もりは最低3社以上から取る
  • 見積書に詳細が記載されていない業者は危険
  • 現地調査は立ち合って時間や見ているところを比較する

サイディング外壁にするなら信頼できる業者選びから

サイディングの外壁でおしゃれな家を実現させること自体は難しいことではありません。気を付けてたいのは信頼できる業者を見つけて、安心して施工を任せられることではないでしょうか。

業者が決まってしまえば、あとは過去のおしゃれな施工事例なども参考にしながら、仕上げていくのみです!

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