「無塗装サイディング」とは?メリット・デメリットを詳しく解説!

国内の外壁材で圧倒的なシェアを誇っているサイディングボード。各メーカーからさまざまな商品が販売されており、そのデザインの豊富さも魅力の一つですよね。

しかし、中には「イメージしている色合いの商品がない」といったお悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時にぜひ検討していただきたいのが、「無塗装サイディング」を使用するという選択肢です。

この記事では、無塗装サイディングって何?という基本的な知識から、無塗装サイディングのメリットデメリット、具体的なデザイン例までくわしくご紹介します。

無塗装サイディングの施工を検討中の方も、無塗装サイディングって何?という方もぜひ最後までご覧ください!

この記事でわかること
  • 無塗装サイディングとは?そのメリットとデメリット
  • 無塗装サイディングのデザイン例
  • どんな人に無塗装サイディングがおすすめ?

そもそも「無塗装サイディング」ってなに?

無塗装サイディングとは国内の新築戸建住宅の約90%はサイディング外壁が採用されているというほど、圧倒的メジャーな外壁材であるサイディング。広く普及しているだけあり、質感や色味の異なるさまざまな商品が販売されています。

しかし、それだけたくさんのサイディングがある中でも、イメージとぴったり合うサイディングがなかなか見つからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなお悩みを解決する救世主ともいえるのが、今回ご紹介する「無塗装サイディング」です。あまり広く知られていませんが実はとっても便利な無塗装サイディングとは、いったい何なのでしょうか?

無塗装サイディングとは?

無塗装、と聞くと「外壁塗装」をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでいう「塗装」は、サイディングを製造する過程の「色付け」のことを指します。

通常、サイディング材はさまざまなデザインに塗装された状態で販売されていますが、無塗装サイディングは下塗り処理を施しただけの状態で販売されています。何のデザインもついていない「ただの白い板」をご想像いただくとわかりやすいかもしれません。

もちろんただ白いサイディングを設置するわけではなく、施工時に現場で塗装を行いますので、各メーカーで販売されているものとは異なるオリジナルカラーのサイディングを作ることができます。

無塗装サイディングのメリット

無塗装サイディング メリット無塗装サイディングとはなにか、ということがおわかりいただけたところで、続いてはそんな無塗装サイディングのメリットについて見ていきましょう。

あえて真っ白な状態で販売されている無塗装サイディングですが、実は見た目以外のメリットもあるんです!

自分好みの色にできる

これは言うまでもありませんが、やはり自分の思った通りの色にできるというのが無塗装サイディング最大のメリットです。

施工の現場で色を調合するため、まさに思い描いたとおりの色合いを再現することができます。市販のサイディングに気に入ったものがない、という方や、他にはない個性的な色に仕上げたい、という方にとっては非常に大きいメリットですよね!

コーキングの劣化を防げる

劣化したコーキングコーキングとは、サイディング同士の隙間を埋める目地を指します。

通常のサイディングだと、すでに塗装をした状態のサイディングボードをつなぎ合わせるのでコーキングの上から塗装することはありませんが、無塗装サイディングの場合コーキングの上から塗装を施すため、コーキング材が劣化しにくいというメリットがあります。

コーキング材は紫外線などに弱く劣化が進みやすいのですが、上から塗装をすれば塗膜が保護してくれるため、通常よりも劣化しにくく、コーキングの補修頻度を減らすことができるのです。

まとめると…
  • 既製品にはない自分好みの色の外壁にできる
  • コーキングごと塗装するのでコーキングが劣化しにくい
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無塗装サイディングのデメリット

他にはないメリットを持つ無塗装サイディングですが、一方でデメリットもないわけではありません。続いては無塗装サイディングのデメリットについても解説していきます。

工程が増え工期が伸びる

通常のサイディングボードであれば、工場から送られてきたボードをそのまま設置すればOKですが、無塗装サイディングの場合は現場で塗装を行わなければならないため、通常の設置工事よりも手間がかかります。

手間がかかるということはその分工期も長引いてしまいますので、通常よりも長い期間ご自宅に足場などが設置されていることになり、これをストレスに感じるという方もいらっしゃるようです。

費用が少し高くなる

現場塗装を行うことで増えるのは、工期だけではありません。現場での工程が1つ増えることになりますので、施工にかかる費用も若干高くなります。

使用する塗料によっても費用が変わってきますので一概にいくら増えるとは言えませんが、おおまかな目安としては、塗装済みサイディングを設置する場合の約1.2倍はかかると想定しておきましょう。

こまめなメンテナンスが必要

製造時に着色する通常のサイディングボードに比べ、現場で塗装する無塗装サイディングはやはり塗装の質が若干劣ってしまいます。

そのため一般的なサイディングよりも塗装の劣化が早く、せっかく思い通りに仕上げた外壁が数年で色あせてしまう、といったケースも。

塗装当時の色合いをキープするためにはこまめに塗装しなおすことが必須となりますので、設置後のランニングコストもある程度覚悟しておかなければなりません。

まとめると…
  • 現場での作業工程が増えるため、工期も費用も通常よりかかる
  • 塗装済みサイディングに比べると塗装が劣化しやすくメンテナンスコストがかかる

無塗装サイディングにはどんなデザインがある?

無塗装サイディング デザイン例着色はされていない無塗装サイディングですが、求める仕上がりに応じていくつかデザインも用意されています。

ここでは無塗装サイディングのデザインについていくつかご紹介します。

フラット

フラット 無塗装サイディングその名の通り、平坦な形状のサイディングボードです。

やや無機質ですがどんな街並みにもマッチしやすくシンプルなデザインといえるでしょう。

木目調

木目 無塗装サイディングこちらは木目の模様を再現した無塗装サイディングです。

木質系サイディングといって木材を原料としたサイディングボードも販売されていますが、あまりメジャーな外壁材ではないためかなりのコストがかかってしまいます。一方木目調の無塗装サイディングであれば、手軽に木目風の外壁に仕上げることができるのが魅力。

もちろん色合いも自由に決めることができるため、オリジナリティあふれる外観に仕上がります。

スタッコウォール調

スタッコウォール調のサイディングボードは、塗り壁のような凹凸を再現したデザインです。目の粗い凹凸があるぶん、フラットなデザインよりも親しみやすい仕上がりになります。

こちらも実際に塗り壁の外壁にするよりも手軽に施工できるため、質感にも色合いにもこだわりたいという人におすすめのデザインです。

シャトーウォール調

シャトーウォール調 無塗装サイディングシャトーウォールというとあまり聞きなれない言葉ですが、画像のように西洋の城壁を再現したようなデザインです。

スタッコウォール調とやや似ていますが、コテで塗ったような模様が高級感をプラスしてくれます。

無塗装サイディングと塗装済みサイディング、どちらがいいの?

無塗装 塗装済み 比較ここまで無塗装サイディングの特長についてたっぷりとご紹介してきましたが、メリットもデメリットもあるためいざ選ぶとなると躊躇してしまうのではないでしょうか?

無塗装サイディングと塗装済みサイディング(化粧サイディング)の特徴について、ここでもう一度整理してみましょう。

無塗装サイディングが向いている人

無塗装サイディングの最大の強みは、やはりご自身で外壁の色を自由に選択できる点です。

どうしてもこの色・このデザインにしたいというイメージがはっきりと固まっており、そのイメージに合うサイディングが見つからない…という方は、無塗装サイディングを選ぶことで思い通りの色に仕上げることができるでしょう。

また、他にはないオリジナルの外壁にしたい、というようなこだわりがある方にも無塗装サイディングがおすすめです。

塗装済みサイディングが向いている人

塗装済みサイディング一方で、デザインよりもコスパ重視、という人は塗装済みのサイディングがおすすめ。

無塗装サイディングは設置時点での費用が若干高いことに加え、その後のメンテナンスに関してもこまめな再塗装が必要になりますので、長期的に見てもややコストがかかります。

デザイン面で強いこだわりがなく、なるべく失敗を避けたいという慎重派の方は、塗装済みのサイディングを選んだほうが安心です。

また、工期を短く済ませたいという場合も無塗装サイディングより塗装済みのサイディングを選びましょう。

まとめると…
  • とにかく見た目にこだわりたいなら無塗装サイディング
  • コスパ重視・安定志向なら塗装済みサイディングが無難

色選びにとことんこだわるなら無塗装サイディングがおすすめ!

世界に一つのマイホームですから、細部までとことんこだわりたいという方は少なくないはず。100%理想の外壁に仕上げたいなら、無塗装サイディングは手軽にその願いをかなえることができるとても優秀な外壁材です。

ただし、こだわって施工する分それなりに手間とお金がかかってしまうという側面も。無塗装サイディングと塗装済みサイディング、どちらを選ぶかぜひ慎重に検討してみてくださいね!

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