屋根塗装のポイントは耐用年数とコスト?塗装おすすめの時期も解説!

今回の記事では、屋根塗装に関する初歩的な内容から屋根塗装のポイント、耐用年数など盛りだくさんでお伝えしていきます!

また、記事中おすすめの塗料なども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • 屋根塗装についての基本的な知識
  • 屋根の材質別、塗料別の耐用年数
  • 塗り替えを怠った場合に発生する問題
  • 屋根塗装で気をつけるべきポイント

そもそも屋根塗装ってなに?

見出し画像(屋根塗装とは?)そもそも屋根塗装って?と疑問に思われる方もいるのではないでしょうか?そんな方のためにも、今回は屋根塗装の意味といった基本的な内容から解説してきます。

屋根塗装とは

屋根塗装 塗装すぐ業者端的に言うと、屋根塗装とは屋根材を保護するために必要な工事のことです。

それは分かったけど、実際必要なこと?

と、ここでそう思った方、いませんか?

実はこの作業はとても大切なのです。というのも、塗装をしないで放置していると屋根の寿命が縮んでリフォーム費用が余計にかかってしまうんです。その他にも、様々な問題が生じてきてしまいます。記事の後半で塗り替えを怠った場合、起こる症状を詳しく解説しているのでそちらも参考にしてみてください。

屋根塗装できる素材・できない素材

実は屋根を塗装するといっても、塗装可能な素材と塗装不可能な素材が存在するのはご存知でしょうか?主に塗装できる素材は以下の4つのなります。

  • スレート屋根(コロニアル、カラーベストなど)
  • 金属屋根(トタン、ガルバリウム鋼板など)
  • セメント瓦
  • アスファルトシングル
反対に、日本瓦は塗装できません。基本的に日本瓦は塗装の必要がないと言われています。そもそも、日本瓦は、表面が非常に緻密であり、付着性が弱くなっているため、塗装には向かないのです。

屋根塗装はなぜ必要なの?

屋根塗装 屋根で作業する業者
屋根を塗装するメリットとしては、まず見栄えが良くなるという点があげられます

また、屋根塗装は屋根材そのものを保護する役割を担っています。つまり、外壁塗装を行うことで耐用年数を最大限維持するという目的もあるのです。

屋根の耐用年数はどれくらい?

塗装が必要な屋根の場合は、屋根材の耐用年数と、塗装の耐用年数の2つがありますが、屋根材そのものの寿命を迎える前に表面の塗装から劣化していきますので、屋根材の耐用年数の範囲内で、定期的に塗装の塗り替えを行う必要があります。

この屋根塗装のメンテナンスは、だいたい7〜10年おきくらいに必要と考えておきましょう。

また、20年おきくらいに屋根材内部の防水シートの交換が必要になっていきます。その後は屋根材の寿命に応じて交換が必要です。

まとめると…
  • 見た目の美しさに加え、屋根材保護のために屋根塗装は必要
  • スレート屋根、金属屋根、セメント瓦、アスファルトシングルの場合は塗装が可能
  • 日本瓦の場合は塗装できない
  • 屋根塗装は7~10年おきに塗装メンテナンスが必要

屋根の材質別・塗料別に耐用年数を解説!

見出し画像(材質別・塗料別に耐用年数を解説!)屋根の耐用年数は、屋根の材質や塗料の種類によって異なります。続いては、屋根の材質や塗料ごとにその耐用年数を紹介していきます。

屋根の【材質別】耐用年数をチェック!

まずは屋根の材質別に、その耐用年数をご紹介します。

材質の種類 耐用年数
化粧スレート 20年〜30年
アスファルトシングル 20年〜30年
ガルバリウム 30年~50年
セメント瓦 30年~40年
日本瓦 50年~100年

ただし、この耐用年数の間完全に放置していていいというわけではありません。

屋根材内部の防水シート(ルーフィング)が20年~30年の寿命しか無いため、最長でも20〜30年に1度はメンテナンスが必須です。

屋根の【塗料別】耐用年数をチェック!

つづいては、屋根材ではなく塗料別に耐用年数を紹介していきます。

まず基本的に、屋根に用いる塗料の種類は外壁と変わりませんが、屋根に使う塗料の耐用年数は外壁よりも短いということを把握しておきましょう。これは、屋根のほうが紫外線や雨風を直接受けやすいためです。

主要な各塗料の耐用年数は以下の通り。

塗料の種類 耐用年数
ウレタン塗料 5〜7年
シリコン塗料 6〜12年
フッ素塗料 8〜15年

各塗料について、そのメリットやデメリットをもう少し詳しく見ていきましょう。

・ウレタン塗料
ウレタン塗料のメリットとしては価格が安いことがまず挙げられます。反対にデメリットは耐用年数が短すぎることでしょうか。寿命が短いために屋根塗装では滅多に使われなくなっています。

・シリコン塗料
シリコン塗料のメリットは、特にコストパフォーマンスに優れていることです。しかし、耐用年数がやや短いことがデメリットとも言えます。

・フッ素塗料
フッ素塗料は耐久性が高いと言うメリットがありますが、その分価格も高くなっています。外壁にシリコン塗料を使う場合は、外壁と屋根の塗り替え年数を合わせるために屋根にはフッ素塗料がオススメです。

遮熱塗料という特殊な塗料もある

屋根塗装 晴れた空遮熱塗料という特殊性能を備えた塗料をご存知でしょうか?こちらは塗料グレードの分類ではなく、遮熱性能があるシリコン塗料、遮熱性能があるフッ素塗料といったように付随する機能です。

遮熱塗料は、一定の太陽光を遮断して熱の発生を抑え、室温を快適にする効果があります

遮熱塗料についてもっと詳しく知りたいという方はぜひ以下の記事をご覧ください!
屋根の「遮熱塗料」その効果とは?価格や効果を徹底比較!

塗料選びは「耐用年数」と「コスト」のバランスが大切!

見出し画像(塗料選びはバランスが大切!)塗料を選ぶ際、耐用年数のみを気にしたり、反対に費用を中心に全部決めてしまってはいけません。大切なのは、この耐用年数とコストのバランス!塗料を選ぶ際はぜひこの両方の点に注目してみてください。

安さだけで塗料を選ぶと結局損をするかも

屋根塗装 塗料の価格と耐用年数
安い塗料は基本的に耐用年数が短いため、長期的に考えると損をしやすいのです。

ちなみにコストパフォーマンスに優れているのはシリコン塗料またはフッ素塗料です。2012年には、さらにコストパフォーマンスに優れるラジカル塗料が登場しましたが、実績が乏しくて使うにはリスクが高いとも言えるでしょう。

あなたにオススメの屋根塗料は?

とにかく工事費を安くしたいのならウレタン塗料をおすすめします。コストパフォーマンスを重視する、人気の塗料を使いたい、などという場合はシリコン塗料が良いでしょう。仕上がりが長持ちするなど、寿命重視ならフッ素塗料がおすすめです。

まとめると…
  • 安い塗料は耐用年数が低いため結局損をしやすい
  • コストパフォーマンス重視ならシリコン塗料orフッ素塗料
  • 寿命を重視するならフッ素塗料
  • 最新塗料ラジカル塗料は高機能だが実績に乏しい

屋根塗装をすべき「劣化のサイン」とは?

見出し画像(屋根塗装すべき劣化のサインとは?)屋根塗装の必要性も分かった。屋根塗料の種類も分かったけど….。実際にいつ屋根塗装をすればいいの?

そんな疑問がでてくるかもしれませんが、大丈夫です!以下に塗装すべきタイミングについて解説しているのでこれを見ながら塗装する時期を検討してみてください。

色あせている

まず、屋根の色が薄くなってきたら塗り替えの時期が近いと判断してください。すぐに塗り替える必要はないですが、1年以内には塗り替えを検討することをおすすめします

カビや苔(こけ)が生えている

屋根塗装 コケが生えた外壁カビやコケが屋根全体に生えている場合も同様です。このような場合は屋根塗装の保護機能が働いていない可能性が高いため、塗替えを検討しましょう。

ひび割れがある

屋根塗装 ひび割れた外壁

屋根にひび割れがあったら早めに塗り替えを検討した方が良いでしょう。ひび割れを放置してしまうと雨漏りの原因となることもあります。そうなった場合、雨漏り専門の業者にまた修理を依頼しなくては…なんてことになってしまうので、早めに補修しておくことが大切です。

錆びている

金属屋根が錆びている場合も塗装を検討しましょう。金属屋根が錆びているということはすなわち屋根材が劣化しているサインです。

そのような状態を放っておくと、屋根の劣化スピードも早まってしまうので、気をつけましょう。

まとめると、以下の場合「劣化サイン」と呼べるので、早めに屋根塗装を検討するのが理想です。

屋根塗装の劣化サイン
  • 色褪せている
  • カビやコケが生えている
  • ひび割れがある
  • 錆びている

屋根塗装におすすめの時期は?

雨が降らない時期がやはり作業しやすいので、おすすめです。台風や梅雨は避けてください。また、気温が高い時期にするのが良いでしょう。反対に気温の低い冬は避けでください。気温5℃以下は塗装をしてはいけません。

季節としては春や夏(梅雨以外)が望ましいです。ただし、気温35℃を超えると施工不良が起こりやすくなるため真夏も注意してください。特に屋根は表面温度が上昇しやすく、気温が30℃程度でも注意が必要です。

塗り替えを怠った場合、起こる症状とは?

見出し画像(塗り替えを怠った場合起こる症状とは?)ここまで塗り替えの必要性を説明しましたが、では塗り替えを放置してしまうと具体的にどのような問題が発生してしまうのでしょうか?

屋根が錆びる

屋根塗装 錆びた屋根
金属の屋根は、塗装のコーティングが剥がれると錆びやすくなってしまいます。

錆びを放置しておくとそこから屋根材の劣化が進み、穴が開くなどの深刻な症状につながるので注意が必要です。

屋根材の変形

スレート屋根などの場合、塗装が劣化すると紫外線や雨風の影響を直接受けるため、屋根材が変形してしまう恐れがあります

屋根材が変形すると、その隙間から雨水などが侵入して住宅内部の腐食などの原因に。

屋根材の破損

屋根塗装を放置しておくと、屋根材があらわになりもろくなってきます。

こうしてもろくなった屋根材は、本来の強度であれば問題なかったような小さな飛来物でもダメージを受けて、わずかな衝撃で破損してしまう…という可能性もあるのです。

雨漏り

屋根塗装 雨漏り

屋根塗装を怠って上記のような劣化症状を放置しておくと、ひび割れ等の破損した部分から雨水が侵入して室内に雨漏りが起こってしまいます。

雨漏りは生活に支障が出るためもちろん修理が必要ですが、目に見えなくても屋根の内部まで雨水が侵食してしまえば住宅そのものの劣化につながりますので、雨漏りがおこる前に手を打っておくことが重要です。

塗装だけでは補修できない場合も?

見出し画像(塗装だけでは補修できない場合も?)

ここまでは主に屋根の塗装メインに説明してきましたが、残念ながら劣化がひどかったりした場合、塗装だけでは補修できない場合もあります。

そのような時に備えて他の方法をいくつかご紹介します。

屋根のカバー工法

このカバー工法というものは、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ね張りする工法です。

メリットは価格が安いこと、デメリットは、屋根の重量がまして住宅の耐震性が低下することや、屋根内部の劣化は補修できないといったことが挙げられます。

屋根葺き替え

この方法は既存の屋根を剥がして新しい屋根材に張り替える工法になります。

自由に屋根材が選べ、また屋根内部の劣化も補修できるというメリットがある一方で、価格が高く、工期が長いというデメリットもあります。

塗装ができない症状

屋根塗装 劣化した瓦屋根そしてどのような症状の際塗装ができないかというと、以下のような場合です。

  • 屋根が割れている
  • 瓦が抜け落ちている
  • 屋根が破損している
  • 穴が空いている
  • 屋根材内部の補修が必要な場合

このうちどれかに当てはまる場合は、上記で紹介して塗装以外の方法を検討してみるのがよいでしょう。

カバー工法と葺き替えはどちらを選ぶべき?

中にはカバー工法と吹き替えのどちらをするべきか悩む方もいるかもしれません。カバー工法は、屋根材内部の補修が必要ない場合のみ可能で、屋根材内部の補修が必要な場合は葺き替えするしかありません

カバー工法は屋根が重くなるため住宅の耐震性が低下します。耐震性を低下させたくない場合は葺き替えの方が良いでしょう。

どちらも選べる状態で価格を抑えたいのであれば、カバー工法が望ましいといえます。

まとめると…
  • 塗装以外の方法としては、カバー工法や屋根葺き替えがある
  • カバー工法は、屋根材内部の補修が必要ない場合のみ可能
  • 葺き替えは屋根材内部の補修が必要な場合に行う
  • 価格はカバー工法の方が安い

屋根塗装の気をつけるべきポイント

見出し画像(屋根塗装 気を付けるべきポイントとは?)続いて、屋根を塗装する際に気をつけるべきポイントをいくつか解説していきます。以下に紹介する内容は知らない方が意外と多いので、塗装に失敗してしまったり業者に騙されてしまった…なんてことが内容に初めから注意しておきましょう。

外壁と屋根の耐用年数は揃える

外壁と屋根の塗装を別々で行うと、足場の費用が余計にかかってしまいます。しかし、外壁と屋根の塗装を同時に行えば足場は1つでいいので20〜30万円程度の費用が節約できるのです。

このため外壁と屋根の塗料は耐用年数を揃えるとよいでしょう。

施工不良に気をつけるためにチェックするべき見積書のポイント

屋根塗装 書類を書く手

工事名、塗料の商品名が具体的に記載されているかはぜひチェックするようにしてください。

値引きが10万円以上ではないかもチェックポイントです。値引きは業者の利益を削る行為なので、10万円を超える値引きをするとは考えにくいためです。ちなみに、値引き自体はどの業者でも存在するので、値引きの額に注意するようにしてみてください。

また、基本的に訪問営業をしている業者は信用しないことが大切です。リフォームのトラブルは多くが訪問営業の業者によるものですし、優良業社はほとんど訪問販売は行なっておりません。

自社施工をしている会社に依頼するとお得

業者には2種類あって、工事を下請に依頼する業者と、自社で行う業者です。下請けに依頼する会社は工事費の他に仲介料がかかるため、費用が増えてしまいます。ハウスメーカー、ホームセンター、ゼネコン、一部の工務店は下請けに依頼するタイプの業者です。

会社のホームページに職人の写真がある業者なら自社施工をしている可能性が高いと言えます。そのため、依頼する業者を検討する際には、その会社のホームページも参考にしてみることをおすすめします。

まとめると…
  • 外壁と屋根の塗料は耐用年数を揃えましょう
  • 大幅は値引きがないか見積書をチェックしましょう
  • 工事を下請に依頼する業者ではなく自社で行う業者を選ぶ方がお得

屋根塗装は信頼できる業者に頼むのが確実!

いかがでしたか?今回は屋根塗装の基本的な内容から塗料の選び方、塗装の際気をつけることなどを中心に解説しました!また、塗装では修復がこんな場合の修復方法として、カバー工法や葺き替えをご紹介しました。

ぜひみなさんの屋根の状態に合った適切な方法で、失敗のないメンテナンスを行うようにしましょう。

外壁塗装屋根塗装適正相場を知りたい方はこちら
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