アクリル塗料はどんな家におすすめ?特徴豊かなオススメ製品4選も公開!

アクリル塗料はどんな家におすすめ?特徴豊かなオススメ製品4選も公開!

外壁塗装の塗料選びでお悩みでしょうか?あなたのお家に最適な外壁塗料の選ぶためには、「建材と塗料の相性」が大切です。以下の記事で詳しく説明させていただいております。ご参考になさってくださいね。

外壁塗装の塗料、結局どれがいい?塗料の種類と選び方 外壁塗装の塗料、結局どれがいい?塗料の種類と選び方
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アクリル塗料とは

アクリル塗料とは

アクリル塗料とは、1950年頃から開発・製造されている歴史のある塗料です。アクリル塗料にはその名の通り、アクリル樹脂が配合されています。

歴史のある塗料ではありますが、コストパフォーマンスが悪いため、現在では外壁塗装にはほとんど使われていません。

アクリル塗料の特徴として、一番に挙げられるのが、価格が安いということです。また、耐用年数が5〜7年と短いのも特徴の1つ。

現在ではあまり外壁塗装に利用されなくなったアクリル塗料ですが、付帯部塗装など外壁塗装の細部では現在も使われていることがあります。また、模様付けをする複層タイル仕上げやプラモデル、自動車の塗装などでは現在も利用されています。

アクリル塗料の特徴

アクリル塗料の特徴の1つとして、価格の安さとカラーバリエーションの豊富さが挙げられます。扱いやすさもあり、DIY塗料として人気があります。

耐用年数が短いので外壁塗装にはあまり向きませんが、一時的に使用するイベント用の建物などには使いやすい塗料です。

アクリル塗料の価格

アクリル塗料の価格は、1,400~1,600円/㎡ほどとなっており、塗料の中でも低価格帯に位置しています。

アクリル塗料の耐久年数

アクリル塗料の耐久年数は5~7年と短めです。

長い目で見るとコスパは悪くなってしまいますが、近いうちに建て直しや、引越しなどの可能性が高い方には、コスパのよい塗料と言えます。

塗料の耐候性とは?
塗料の耐候性とは、塗料が太陽光・気温・湿度・風雨などの自然環境に耐えて性能を維持できる性質であることをいいます。
メーカーが自社の塗料の耐候性のテストをする場合は、促進耐候性試験と呼ばれる、室内で人口の強い太陽光を浴びせる試験をします。
この試験で耐候年数をはかりますが、室内の試験のため塩害や凍害、雨などの劣化を早くする要素が含まれていません。あくまでもテスト上の年数です。

アクリル塗料のメリット・デメリット

アクリル塗料のメリット・デメリット

アクリル塗料のメリット・デメリットを知っておくことも、塗料を選ぶ際には重要なポイントですよね。

近年では使用頻度が下がってきていますが、アクリル塗料には、美しさの点でメリットも多くあります。

その一方で、耐久性などの面においてデメリットも持ち合わせています。メリット・デメリット共に知っておくことで、より理想に沿う仕上がりが期待できます。

メリット

まずは、アクリル塗料のメリットを確認しておきましょう。アクリル塗料の良さとして、ここでは4つのポイントをご紹介します。

価格が安い

価格が安いのがアクリル塗料の最大のメリットです。

初期費用を抑えたい方、すぐに塗り替える予定がある方に適した塗料でしょう。

ガラスのような仕上がり

ガラスのような美しい仕上がりも、アクリル塗料のメリットです。

その美しい塗り上がりから、自動車やプラモデルの塗料としても使われています。

作業性が良い

作業性が良いことも、アクリル塗料のメリットとして挙げられます。

1液タイプのため、混合不良になりづらく、安定した品質も期待できます。

色の種類が多い

色の種類が多いことも、アクリル塗料が選ばれる理由のひとつです。

高発色で、カラーバリエーションも多いため、希望の仕上がりの色を実現することができます。

デメリット

次に、デメリットを確認しておきましょう。アクリル塗料のデメリットとしては、4点が挙げられます。

耐用年数が短い

耐用年数が短く、 5~7年と他の塗料と比べても短期なのが最大のデメリットです。

初期費用は抑えられるものの、長期的な目で見れば、何度も塗り直しをしなければならない塗料であり、コスパが下がってきています。

劣化しやすい

劣化しやすいという特徴もアクリル塗料にはあります。

塗装は住宅を補強したり、守ったりするもの。劣化しやすい塗料では、内部の損傷や劣化の進みがはやくなってしまいます。

そのため、長期的な目線では選ばれにくい塗料になってしまうのです。

塗膜が割れやすい

塗膜が割れやすいのも、アクリル塗料のデメリットの1つです。

塗膜が割れてしまうと、そこから雨水などが浸入してしまい、内側でカビや錆などが発生してしまい、気づかぬうちに内側から劣化が進んでしまうことも…。

そのため、塗膜の割れが目立つようになる前に、再塗装が必要になります。

外壁塗装用はほとんど販売されていない

外壁塗装用はほとんど販売されていないため、取り扱っている業者さんや、扱いなれている業者さんが少なく、安心して任せられる業者さんが少ないのが、デメリットと言えるでしょう。

他の塗料との比較

他の塗料との比較

他の塗料との比較も、塗料を選ぶうえでは気になる所ですよね。他の塗料との比較を確認しましょう。

アクリル塗料を他の塗料(ウレタン塗料、シリコン塗料、ラジカル塗料、フッ素塗料、光触媒塗料、無機塗料)と比較すると、その価格は7種類の中で最も安く、耐用年数も最も短くなっています。

耐久性やメンテナンス頻度などの面で、他の塗料に劣る部分はありますが、価格や発色の良さ、デザイン性の面で他の塗料よりも優れています。

外壁塗料の正しい選び方3STEP|種類や特徴を理解して最良な外壁塗装を!

オススメのアクリル塗料商品一覧!

オススメのアクリル塗料商品一覧!

オススメのアクリル塗料を知っておくことも、たくさんある塗料の中から選ぶときには重要になりますよね。

ここからは外壁塗装ほっとらいんがおすすめするアクリル塗料商品について、ご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、4種類の塗料です。

DANタイル水性上塗

DANタイル水性上塗

楽天市場より引用

ポイント DANタイル水性上塗の特徴
メーカー 日本ペイント
分類 1液水性/上塗
対応建材 コンクリート、モルタル
価格 1,530円/㎡(ノーマル塗装)
艶タイプ つや有り、5分つや、3分つや
DANタイル水性上塗は、付着性に優れており、様々な自然環境に対応できる塗料です。また、クラックに対する追随性を上げることができます。 安全性が高く、作業時の周囲への配慮にもつながります。アクリル塗料らしく、カラーバリエーションも豊富です。
参考 DANタイル水性上塗日本ペイント

タイルラック水性トップつや一番

タイルラック水性トップつや一番

楽天市場より引用

ポイント タイルラック水性トップつや一番
メーカー 日本ペイント
分類 1液水性/化粧仕上げ塗料
対応建材 コンクリート、モルタルなど
価格 1,370円/㎡(ノーマル)
艶タイプ つや有り、5分つや、3分つや
タイルラック水性トップつや一番は、防カビ・防藻性、耐アルカリ性、耐水性を持ち合わせています。また
、臭気がないため、塗料特有の匂いが苦手な人でも安心できます。防火認定塗料なのも、嬉しいポイントです。
参考 タイルラック水性トップつや一番日本ペイント

水性ケンエースグロス

水性ケンエースグロス

楽天市場より引用

ポイント 水性ケンエースグロス
メーカー 日本ペイント
分類 1液水性/内外壁用
対応建材 (新設)コンクリート、モルタル、石膏ボード、スレート、珪酸カルシウム
(改修)新設+鉄面
価格 1,840円/㎡(新設)
1,430円/㎡(改修)
艶タイプ つや有り、7分つや、5分つや、3分つや
水性ケンエースグロスは、付着性と隠ぺい性に優れており、作業性に優れています。また、ヤニ止め性、透湿性、防カビ・防藻性も持ち合わせているため、外部・内部の汚染や劣化を遅らせることにも長けています。
参考 水性ケンエースグロス日本ペイント

オーデグロス

オーデグロス

楽天市場より引用

ポイント オーデグロス
メーカー 日本ペイント
分類 1液水性
対応建材 コンクリート、モルタル、ボード、鉄類や鉄部、塩ビ樋など
艶タイプ つや有り、7分つや有り、5分つや有り、3分つや有り、つや消し
オーデグロスは、透湿性、防カビ・防藻性を持っています。内部からの劣化を遅れさせることができます。また、耐水性、耐アルカリ性、耐酸性や耐候性も持ち合わせているため、塗膜の劣化も比較的遅いです。防火認定塗料であることもメリットと言えるでしょう。
参考 オーデグロス日本ペイント

塗料豆知識

①水性と油性って?
同じグレードの塗料でも水性か油性かの違いがあります。水性は水で希釈しますが油性はシンナーで希釈します。油性のほうが耐久性良いものの、臭いはきつい傾向が。一方水性塗料は耐久性では油性では劣るものの、きつい臭いがしません。

②1液性と2液性って?
1液タイプは缶を空ければそのまま使用できるタイプで、2液タイプは主剤と硬化剤の2種類の材料を混ぜるタイプの塗料です。
1液タイプよりも2液タイプの方が耐久性が高く、価格も高価な傾向があります。1液タイプの方が施工しやすいものの、2液タイプの方が仕上がりも良く、塗装できる素材も豊富です。

アクリル塗料はどんな人におすすめ?

アクリル塗料はどんな人におすすめ?

アクリル塗料はどんな人におすすめなのでしょうか。

アクリル塗料は、その価格の低さから、費用を抑えたい方に向いています。また、耐用年数が短く、塗直しの頻度が他の塗料よりも多くなるため、外壁のイメージを頻繁に変えたい方にも適した塗料です。

作業性の高さから、DIYが好きな方にも適していますが、業者さんに頼む場合には模様付けも可能なため、凹凸をつけた模様付け塗装をしたい人にもおすすめです。

アクリル塗料を選ぶときの注意点は?

アクリル塗料を選ぶときの注意点は?

アクリル塗料を選ぶときの注意点として、アクリル塗料と間違いやすい塗料があるということが挙げられます。

アクリル塗料と間違いやすいものとして、アクリルシリコン塗料、ピュアアクリル塗料、ラジカル制御形アクリル塗料(ラジカル塗料)、弾性アクリル塗料があります。

それぞれの特徴をご紹介します。

アクリルシリコン塗料は、アクリル樹脂とウレタン樹脂のいいとこ取りをした塗料です。耐用年数がアクリル塗料・ウレタン塗料より長く(12~15年)、コスパがいいのがメリットです。また、防汚効果が高いのも、お手入れの手軽さから人気の秘訣です。

ピュアアクリル塗料は、アステックペイントが製造している、アクリル塗料に含まれる不純物をできるだけ取り除いた塗料です。耐用年数は15年ほどで、防水性や耐久性に優れています。汚れやすく、高価な点がデメリットとして挙げられます。

ラジカル塗料は、ラジカル抑制のために、耐候酸化チタンと光安定剤を配合した塗料です。コスパがよく、チョーキングが起きにくく、低汚染性も持っているため、美観を崩したくないという希望を叶えてくれます。2015年登場と比較的新しいため、施工実績の多い業者さんを探すのは困難な可能性があります。

弾性アクリル塗料は、ゴム性の塗膜を形成するなど、弾性に優れています。そのため、防水性に優れ、ひび割れしにくいのがメリットです。耐用年数は5~7年と短めなため、コスパはあまりよくありません。

アクリル塗料は安価でデザインが楽しめる!

アクリル塗料は安価で、耐用年数が短いというデメリットもありますが、デザイン性や発色の良さなど、美しさの面においてメリットの多い塗料です。

そんなアクリル塗料について、改めて確認しておきましょう。

アクリル塗料はコンクリートやモルタルの塗装に適しています。

屋根・外壁共に塗料がありますが、近年一般的に使用されていないため、その数や種類は少なく、取り扱い業者さんを探すのは困難な可能性があります。

細部の塗装にはよく使われています。

アクリル塗料の価格帯は1,400円~1,600円ほどで、塗料の中で最も安くなっています。
メリットは、安価で、発色が良く、デザイン性に優れているところです。

デメリットは、耐久性が短く、頻繁に塗り替えをする必要があるところです。

耐用年数は5~7年と、塗料としてはかなり短めで、他の塗料に比べて、メンテナンス頻度が上がってしまいます。
アクリル塗料が向いているのは、費用を抑えたい方や外壁のイメージを頻繁に変えたい方、凹凸をつけた模様付け塗装をしたい人です。

塗料の種類とその特質をしっかりと確認し、理想の塗装が行えることを願っています。

 
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