外壁のメンテナンスは必要?種類別の工事時期やポイントを徹底解説!

外壁のメンテナンスは必要?と聞かれたらYESと答える方はどれぐらいいるでしょうか?

実は外壁のメンテナンスを怠ると、様々な問題が発生してしまいます。今回は外壁メンテナンスの必要性を含めて種類別の工事時期やポイントを徹底解説していきます!

この記事でわかること
  • 外壁メンテナンスの必要性
  • 外壁メンテナンスが必要な時期やメンテナンスの際のポイント
  • 外壁メンテナンスの種類や方法

そもそも外壁メンテナンスって必要?

見出し画像(外壁メンテナンス そもそも必要なの?)外壁のメンテンスをしたことが無い方は、そもそも外壁のメンテナンスって必要なの?という疑問が浮かんでくるかもしれません。

結論から言って、外壁のメンテナンスはとても大切です。以下ではその理由などメンテナンスの際のポイントなどを解説していくので、最後まで読み進めてください。

外壁メンテナンスが必要な理由

外壁のメンテナンスといえば、塗料を使って外壁を塗装することを指します。塗装を行うことで外壁材の劣化を防止し、錆やコケなどの発生や、経年劣化による変色や褪色を防ぐことができるのです。

外壁の塗装を定期的に行うことで得られるメリットには、主に以下の3つがあります。

  • 自然環境による風雨や紫外線、汚れといった環境ダメージを抑える
  • 美観を保つ
  • 外壁を雨水から守るための防水性

この中でも特に重要なのが、自然環境によって発生するダメージを防ぐ効果です。家は常に雨風や紫外線を浴びていますので、これらのダメージから外壁を守る保護膜として塗装が必要になります

最近では、遮熱機能や防水機能などの機能を備えた塗料もたくさん販売されており、そういった機能性塗料を使用すれば、より自然環境によるダメージを防ぐことができるでしょう。

メンテナンスフリーの外壁はある?

外壁メンテナンス 業者

メンテナンスフリーの外壁は存在しません。ほとんどの外壁で塗装メンテナンスが必要になってきます。

ただし、タイル外壁はほとんどメンテナンスが不要です。しかし、その代わりに初期工事費用が高いといったデメリットがあります。

また、サイディング材のなかでみると、樹脂系サイディングというものはメンテナンスの手間が少なくて済みます。

ちなみに「メンテナンスフリー」をうたう商品は、「寿命が長い材料をそう呼ぶ」「保証期間内はメンテナンスが必要ない」といった意味で使われているので、覚えておくと便利でしょう。

まとめると…
  • 外壁のメンテナンスは外壁の劣化を防止するために必要不可欠
  • 外観を綺麗に保つためにも外壁のメンテナンスは大切
  • どの種類の外壁もメンテナンスは必要
  • ただし、タイル外壁はメンテナンスがほぼいらない

メンテナンスの時期を外壁材の種類別に解説!

見出し画像(外壁材の種類別 メンテナンス時期)

外壁は、種類によって性質が異なるため、適切なメンテンス時期も変わってきます。

また、適切なメンテナンスを行ってもいつかは外壁材の寿命が訪れますので、ここではメンテナンス時期に加えて外壁材の耐用年数もあわせてご紹介します。

種類 全面メンテナンスのタイミング 交換までの耐用年数
イディング 10〜20年 20〜30年
モルタル 10〜20年 適切な補修を続ければ30年以上
タイル 25〜30年 30年以上
ALCパネル 10〜20年 50年以上

ここでの「全面メンテナンス」とは主に塗装を指します。ただし外壁タイルの場合、タイルそのものはメンテナンスが不要ですので、メンテナンスは目地部分の補修になります。

サイディング外壁のメンテナンスについて詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。ぜひご一読ください。
サイディング メンテナンス アイキャッチサイディングのメンテナンス時期はいつ?方法や費用も詳しく解説!

外壁メンテナンスが必要な症状・部位は?

メンテナンスが必要な症状は、外壁材の種類によって異なります。

こちらでは日本の外壁材としてよく使用されているモルタル・サイディング・タイルの特徴と、メンテナンスが必要な症状などについてご紹介していきます。

モルタル外壁

塗

モルタルは水・砂・セメントなどを混ぜたものを、コテを使って手塗りで塗り固める塗り壁のことを指します。現在ではモルタル外壁は減少傾向にありますが、昔の住宅ではよく見られた工法です。

マスチック塗装・リシン仕上げ・左官仕上げなど仕上がりの模様にもさまざまな種類があり、コテで塗った上に塗装で保護するのが一般的です。

モルタルの主な劣化症状には、ひび割れや亀裂があります。地震などで強い衝撃を受けた場合や、車の通行が多い場所では長い年月の間にひびが入りやすくなるようです。

また、表面に塗った塗装の塗膜が劣化すれば、塗装の色あせやチョーキングといった劣化症状が現れます。放置すると塗膜の膨れや剥がれなどの発生につながります。

サイディング外壁

サイディングは板状の外壁材で、外壁の表面に張り合わせて使います。工場で製造されているため品質が安定しており、職人の腕に左右されず均一な仕上がりになるのが大きなメリットです。手塗りで行うモルタルよりも安価で施工しやすく、色やデザインのバリエーションも豊富なので、近年主流の外壁材となっています

サイディングとサイディングを並べると隙間ができますが、そのつなぎ目(目地)は「シーリング」という粘着質のゴム材を使って埋めていきます

サイディングの劣化症状は、軽度なものにはチョーキングや褪色・変色、金属系であれば錆などがありますが、進行するとひび割れや反り、剥がれなどが見られるようになります。またサイディング材自体にも寿命があるので、耐用年数を超えればサイディング自体の機能が劣るようになるでしょう。

さらにサイディング外壁の場合は、シーリングのひび割れや剥離といった劣化症状もあります。シーリングの寿命はサイディング材と比べると短いため、定期的にチェックが必要です。

シーリングの劣化については、後の見出しでさらに詳しく解説していきますので、ぜひそちらもご参照ください。

タイル外壁

タイルは、粘土や土、砕いた石などを高温で焼き固めて作られます。1枚1枚が非常に頑丈なので傷や汚れに強く、耐久性や耐候性が高いのが特徴です。

タイル自体は劣化に強くても、タイルとタイルの目地を埋めるシーリングが劣化したらメンテナンスは必要です。また、物がぶつかったりして強い衝撃を受ければ、タイル自体が破損することもあります。タイルが割れたり剥がれれば、タイルの交換が必要になるでしょう。

「メンテナンス不要」といわれることもあるタイル外壁ですが、実際には完全にメンテナンスが必要ないというわけではないようです。

外壁の種類 劣化症状
モルタル ・外壁材のひび割れ
・塗装の劣化
サイディング ・塗装の劣化
・シーリングの劣化
タイル ・目地の劣化

大きく分類すると、モルタルとサイディングのメンテナンスは塗料の劣化、タイルのメンテナンスは継ぎ目のシーリングの劣化がポイントになるといえるでしょう。

外壁のメンテナンスをしないと起こる問題

見出し画像(外壁メンテナンスをしないと起こる問題)外壁のメンテナンスをしなくても大丈夫だと思っている方は少なからずいるでしょう。ですが、実はメンテナンスを怠ると様々な問題が発生してくるのです。

メンテナンスをさぼっていたら、結局余計に費用がかかった…なんてことにならないように、しっかり定期的にメンテナンスをするようにしましょう。

景観が悪くなる

ひび割れや塗装の剥がれが多発して見た目が悪くなってしまいます。また、あまりに見た目が悪くなってしまうと近所の方からクレームが入るなんてことにもなりかねません。

外壁は常に目に入るものなので、綺麗な状態を保っておきたいですよね。

ひび割れから水が浸入して外壁材を劣化させる

外壁メンテナンス ひび割れ

ひび割れなどから水が浸入して、外壁材を侵食してしまう可能性も否定できません。そのような場合は、外壁の交換時期が早まってしまい、メンテナンスをするよりも高額の費用がかかってしまいます

以下でも詳しく説明しますが、ひび割れなどから水が浸入すると雨漏れにも繋がってきます。そうならないためにもメンテナンスは怠らないよう定期的に行うことが重要でしょう。

雨漏りが起こる

ひび割れや破損部位から雨水が浸入して雨漏りが発生することもあります。そうなった場合は雨漏りを直す必要があるため、修理費用が余計に増えてしまいます。

放置すると外壁材が劣化したり、建築材が侵食されて最悪の場合は住宅の建て直しで2,000万円以上が必要となってしまうなど、必要以上に金額がかかってしまう…なんてことになりかねません。

まとめると…
  • 外壁のメンテナンスをしないと景観が悪くなる
  • メンテナンスをしないとひび割れから水が浸入して外壁材を劣化させることがある
  • 外壁のメンテナンスをしないと雨漏りが起こることがある
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外壁メンテナンスのポイント①塗料の選びかた

見出し画像(メンテナンスのポイント①塗料の選び方)基本的な外壁塗料の種類には、以下のものがあります。

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料
  • 光触媒塗料
  • 遮熱塗料
6種類もの塗料があると、どの塗料を使えばいいのかいまいち分からない方も多いでしょう。以下に塗料別に特徴を解説しているので、参考にしてみてください。

アクリル塗料

外壁メンテナンス 塗料最も安い塗料になります。また、カラーのバリエーションが豊富なうえ、ほとんどのアクリル塗料は1液型となっているためDIYでも使われることが多いです。

ただし、紫外線に弱く劣化が早い、耐用年数は6〜8年と寿命が短すぎるなどの理由で、現在はほとんど使われていません。

ウレタン塗料

こちらも塗料の価格としては安いのではないでしょうか。特徴としては、伸縮性に優れており、樹脂の柔らかさは塗料の中でも目立ちます

耐用年数は8〜10年で、寿命が短いため近年では使う頻度が低下している傾向にあると言えるでしょう。

シリコン塗料

外壁メンテナンス 塗料②

コストパフォーマンスに優れた塗料て、耐用年数は10〜15年と比較的長く持ちます。日本の住宅で最も利用されている塗料であり、種類も豊富といったメリットがあります。

迷ったらシリコン塗料を選びましょう、と言われるくらいメジャーな塗料です。

フッ素塗料

フッ素塗料は、塗料の中でも価格が高いです。耐用年数は15〜20年で、耐久性が高くメンテナンスの手間が少ない塗料となります。費用は高いですが、コストパフォーマンスの面で言えば優れていると言えるでしょう。

また、外壁に汚れが付着しても接着面に水が入り込み、汚れが落ちやすいといったメリットがあります

光触媒塗料

光によって汚れを自動で分解する特殊塗料で、耐用年数は15〜20年で、非常に高価格です。トイレメーカーのTOTOが主に販売していましたが、現在は終売しているため使用頻度が低下しています。

また、少し細かい内容になりますが、「超親水状態」といって塗膜が水を弾く状態になっています。そのため雨が降ったときに分解した汚れを洗い流してくれるので、他の塗料と比べ汚れにくいと言えるでしょう。

遮熱塗料

外壁メンテナンス オレンジの家

太陽光を遮断して熱の発生を抑制する特殊塗料です。独立した塗料グレードの種類ではなく「遮熱性能を備えたシリコン塗料」「遮熱性能を備えたフッ素塗料」というように塗料の性能の1つとして分類されています。

遮熱塗料はシリコン塗料、フッ素塗料が特に多いです。価格は一般塗料の1〜3割増しといったところでしょうか。

塗料の種類や特殊機能を備えた塗料については、以下の記事でも詳しくご紹介します。
外壁塗装の「塗料」どう選ぶ?塗料の種類から特徴まで徹底比較します!

外壁メンテナンスのポイント②シーリング(コーキング)補修

見出し画像(メンテナンスのポイント②シーリング補修)続いて、外壁のメンテナンスをする際のポイントをいくつか解説していきます。

シーリングとは?

シーリングとは、水密性・気密性を目的として、サイディング材の目地を埋めて水の浸入などを防ぐゴム状の材料を指します。

シーリングの役割

外壁メンテナンス シーリング

シーリングの役割は、①サイディングの目地の隙間を埋めると同時に②ひび割れなどの隙間を埋める役割もあります

目地の部分にシーリングを施さずにいると、気温の変化によって生じる外壁材の収縮や膨張に対応できなかったり、外壁材の間から雨水が入ってきたりします。結果的に外壁に大きなダメージを与えてしまうことは想像できるでしょう。

補修が必要なシーリングの劣化状況

シーリングがひび割れると、外壁材の内部に雨が浸入してしまいます。またシーリングがサイディングから剥がれていたり、シーリングが目地から完全に分離していたりするような場合は早急に補修が必要になります。

まとめると…
  • シーリングとは外壁材の目地などを埋めるゴム材部分
  • シーリングはひび割れなどの隙間を埋める役割もする
  • シーリングが目地から完全に分離していたら補修が必要

外壁メンテナンスの種類と方法

見出し画像(外壁メンテナンスの種類と方法)外壁のメンテナンスの中には、自分で行えるメンテナンスもありますが、業者に頼まないとできないものもあります。

ここではその区別を解説していきますので、メンテナンス方法を検討する際に参考にしてみてください。

自分で行えるメンテナンス

外壁メンテナンス 電卓と虫眼鏡

外壁の洗浄は業者に頼まずとも自分で行うことができます。ブラシとホースを使って汚れやカビを洗浄してください。その際に、外壁に傷をつけやすいため塗装が劣化する可能性が高いので気をつけましょう。

業者によるメンテナンス

外壁の洗浄
外壁の洗浄は高圧洗浄機を使って洗浄します。主にひび割れなどの部分補修となりますが、コーキングやパテを使って穴埋めし、塗装するという流れになります。

・塗装メンテナンス
外壁のメンテナンスの場合は、外壁全体のひび割れなどを補修した後に塗装していきます。

・外壁材の張り替え
外壁材の張り替えは、外壁材を全面的に張り替えることになります。自分でもできますが、自分でメンテナンスを行うと外壁を傷つけて劣化させる可能性が高くなってしまいます。

まとめると…
  • 外壁の洗浄は自分で行うことができる
  • ただし、自分で行う際、外壁に傷がつく可能性があるので業者に頼む方が安全
  • 外壁メンテナンスの場合は業者依頼した方が確実
  • 外壁材の張り替えも業者に依頼した方が確実

外壁メンテナンスのよくある質問

見出し画像(外壁メンテナンス よくある質問)

最後に、外壁メンテナンスに関してよくある質問を紹介しておきます。

Q.自分でペンキを塗ってもいいの?

外壁メンテナンス 刷毛A.1年以内に剥がれても大丈夫ならOKです。労力と時間、材料を無駄にしたくないのなら業者に依頼するのが確実でしょう。

Q.仕上がりに満足できない場合は?

A.そのような場合は業者に相談してみましょう。簡単なものなら無償で対応してくれる可能性もあります。

ただし、契約内容と大きく違わない限り、塗装後は対応してくれないケースが多いです。そのため見積もり段階で色や素材選びは具体的に打ち合わせをすることが大切です。

Q.塗り替えの費用はいくらくらい?

外壁メンテナンス 費用について考える人A.全面的な塗装だと30坪程度の住宅で70〜100万円です。

外壁塗装の費用の詳細を知りたい方は、次の記事もぜひ参考にしてください。
外壁塗装の費用相場が全てわかる!リフォーム価格の計算方法&注意点

Q.悪徳業者の見抜き方は?

A.訪問営業の業者には依頼しない方がいいです。見積額が高すぎるなら詐欺、安すぎるなら手抜き工事の危険性があります。塗料の商品名を具体的に記載していない見積書を提出してきた業者は避けるようにしましょう。

定期的な外壁メンテナンスが修理費用を抑えるコツ

いかがでしたか?外壁のメンテナンスは必要不可決ということがおわかりいただけたかと思います。

メンテナンスを行わないと結果的に修理費用が増えてしまうので、定期的に業者に依頼するのが良いでしょう。その際は悪徳業者に引っかかる可能性もあるので、信頼できる業者を選ぶようにしてください!

 

外壁メンテナンスの重要性について知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
外壁塗装って必要ない?外壁塗装の必要性とすべきタイミングを解説!

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