「人気の窯業系サイディング、どのメーカーが良いの?」
「自分にぴったりの窯業系サイディングメーカーを知りたい」という方はいらっしゃいませんか。
最近よく聞く窯業系サイディング。色んなメーカーがありますがいったいどのメーカーが良いのでしょうか?
今回は、窯業系サイディングの基礎知識を始め、各おすすめの外壁メーカーの特徴や商品情報を徹底解説していきます。
本記事を読み終わる頃には各メーカーの特徴が分かり、あなたにピッタリ外壁を見つけることができるようになっていますよ!
- 窯業系サイディングの特徴とは?
- 窯業系サイディングのトップメーカーは?
- 窯業系サイディングでおすすめのメーカーとは?
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目次
そもそも「窯業系サイディング」とは?
初めに、最近流行りの窯業系サイディングがどのようなものなのかを解説していきます。
外観をおしゃれに彩る窯業系サイディングの基礎知識を見ていきましょう。
窯業系サイディングの基礎知識
窯業系サイディングとは、セメント質に繊維質(木質系成分)を混ぜ板状に作られたものです。
窯業は粘土や石灰岩、ケイ砂などからセメントやガラス、瓦に陶磁器などの非金属原料を高熱処理して作るものを製造する工場のことを指します。窯を使って作られるので、「窯業(ようぎょう)」と呼ばれています。
また、サイディングは板状外壁材の総称のことです。
現在では、住宅の外壁におけるシェア率が7割以上になっているので、10棟あるうちの7棟の外壁は窯業系サイディングです。
安価でデザイン性に優れているのが窯業系サイディングの魅力の一つです。
そもそもサイディングってなんだっけ?という方は、次の記事をぜひ参考にしてみてください。
サイディング外壁とは?種類やメリット&デメリットまで徹底解説!
窯業系サイディングの主なメーカー
窯業系サイディングを取り扱っている主なメーカーは以下の3つです。
- ニチハ
- ケイミュー
- 旭トステム外装
次章にて、それぞれのメーカーの特徴をご紹介していきます。
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窯業系サイディングのメーカー①ニチハ
窯業系のサイディングといえば多くの人が「ニチハ」を思い浮かべるほど住宅用建材において有名なメーカーです。
そんなニチハの特徴や商品の種類、ニチハの窯業系サイディングはどんな人におすすめなのかを解説していきます。
ニチハとは?
ニチハは住宅用建材の大手メーカーで窯業系サイディングのトップシェア企業です。
窯業系サイディングのほかに金属系サイディングなども販売しており、高いシェア率を誇っているニチハ株式会社。
本社がある名古屋を始め全国各地に広がる営業所や工場などとのネットワークを通じて、最適な情報や価値あるサービスを提供できる体制が整っています。
また、高品質のものを作りだすだけでなく、社会や顧客のニーズに耳を傾けながら環境や使う人にも優しい高付加価値のある商品を作り出すことを常に目指しているところが、多くの消費者から支持される理由なのです。
商品の種類と特徴
ニチハの窯業系サイディングは、上質な仕上がりと豊富なデザイン、そして快適な住まいづくり、建てたときの美しさを長く保つことを実現させます。
塗装の変色、褐色30年保証に対応した耐候性の優れた「プラチナコート30」や色褪せに強い「プラチナコート」などニチハオリジナルのテクノロジーが住まいの美しさや快適さを維持させてくれます。
また、外壁の汚れを雨で落とすセルフクリーニング機能「マイクロガード」が採用されていることにより、美しさを長期間にわたって保つことを可能です。
ニチハの窯業系サイディングの種類は全部で7種類あります。
ニチハの外壁材は豊富なバリエーションと素材感で選ぶことができます。洋風、和風、モダンなど自分の理想とする外観を作りだすことが可能です。
ニチハの商品はこんな人におすすめ!
ニチハの窯業系サイディングは、「人気の窯業系サイディングを使いたい!」「豊富なバリエーションの中から自分のイメージに合ったものを選びたい!」という方におすすめです。
窯業系サイディングを作るメーカーの中でもニチハは最もシェア率が高いので、メジャーなものを使いたいと思っている方にはぴったりです。
国内トップを誇る人気商品なだけあって、安心、快適に暮らしたいという多くの人の思いに応えることのできる上質な外壁に仕上がります。
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窯業系サイディングのメーカー②ケイミュー
次に、窯業系のサイディングにおいてシェア率NO.2のメーカー「ケイミュー」の特徴や商品の種類、ケイミューの窯業系サイディングはどんな人におすすめなのかを紹介していきます。
ケイミューとは?
ケイミューは、窯業系サイディングでは国内2位のシェアを誇る有名メーカーです。
各時代の最先端をいく商品やサービスを提供し、常に社会が求める住宅用外装建材を追求することで、多くの人から確かな信頼と高い評価を得られ続けています。
また、地震に強く、環境に優しい快適な家づくりに積極的に取り組んでいる企業でもあります。
商品の種類と特徴
ケイミューの窯業系サイディングには、光触媒機能がついています。
光触媒の力で汚れを分解し、雨の力で洗い流すセルフクリーニングをすることができます。
例え、雨の日の後に汚れが残ってしまっても光触媒の壁「光セラ」なら残った汚れを分解してくれるので、次の雨でしっかりと洗い流すことが可能です。
また、高耐候性もあるため紫外線による色あせも防げて、美しさを長期間保つことを実現させてくれます。
ケイミューの窯業系サイディングの商品の種類は以下の3つです。
豊富な色柄の中からあなたにぴったりのものを選ぶことができます。
ケイミューの商品はこんな人におすすめ!
ケイミューの窯業系サイディングは、汚れに強く、色褪せしにくいサイディングを求めている人におすすめです。
また、軽い外壁材を用いているため建物の総重量が抑えられ、地震の揺れによる負荷を小さくできるので大きな被害を防ぐことができ、地震が発生しても心配いりません。
窯業系サイディングのメーカー③旭トステム外装
最後に、窯業系サイディングのメーカー、旭トステム外装を紹介していきます。
ニチハ、ケイミューに続く、人気の窯業系サイディング企業です。
旭トステム外装とは?
旭トステム外装は、窯業系サイディングでは国内3位のシェア率のメーカーになります。
建材分野において世界をリードするAGCとLIXILの2社が統合して作られた会社です。
各社の技術力を活かして、フッ素コートを用いた高機能外壁材やメンテナンスの負担を減らす工法など、独自の開発技術を行っています。
商品の種類と特徴
旭トステム外装の窯業系サイディングは防火、耐候性に優れた無石綿のサイディングです。
フッ素を使った窯業系サイディング「AT-WALL」には外壁を美しく保つための様々な工夫と多彩な魅力があります。
超耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」を主として、紫外線(UV)吸収剤や光酸化反応防止剤などを配合し、色あせの進行を遅らせることを実現させました。
また、板と板とのつなぎ目が目立ちにくい「シーリングレス工法」を採用しています。
シーリングを使わないことで、シーリング切れや汚れが発生したことに対してメンテナンスを行う必要がないため、メンテナンス回数を減らすことがことができます。
旭トステム外装の商品の種類は全部で7種類になります。
旭トステム外装の商品はこんな人におすすめ!
旭トステム外装の商品は、シーリングでデザイン性を落としたくないという人におすすめです。
また、外観だけでなく断熱性や耐震性にも優れているので、安心で快適な暮らしを求めている方にもぴったりですよ。
窯業系サイディングメーカーを徹底比較!
これまで紹介してきた3つの窯業系サイディングメーカーの「シェア率」、「商品種類数」、「特徴」を比較してみました。
メーカー名 | シェア率 | 商品種類数 | 特徴 |
ニチハ | 42% | 7 | ・外壁の汚れを雨で落とすセルフクリーニング機能。 |
ケイミュー | 36% | 3 | ・光触媒機能で壁の汚れを分解。 |
旭トステム外装 | 12% | 7 | ・板と板のつなぎ目を無くすシーリングレス工法を使用。 |
どのメーカーの商品も耐候性に優れていて、美しい外壁材を保つことができるようになっています。
ニチハ・ケイミューは壁についてしまった汚れを落とす性能が優れており、旭トステム外装はシーリングを使わないことで出来上がりをより美しく見せることができます。
ニチハ:汚れを落とせる「マイクロガード」機能
ニチハオリジナルのテクノロジーの一つ「マイクロガード」は、美しい外観をいつまでも保ちたいという願いから誕生しました。
空気中の水分子を取り込み外装表面に薄い水分子膜を作ります。
そして、汚れのもととなる物質を水分子膜に付着させ、雨が降ったときに水分子膜と共に汚れは洗い流されるという仕組みになります。
雨が降れば外壁はいつもスッキリ、定期的なお掃除をしなくても美しい壁を保ち続けることが可能です。
ケイミュー:光触媒機能
雨の日も、晴れの日も太陽と雨の力でセルフクリーニングを実現させました。
壁に付着した汚れを光で分解します。雨の日に壁と汚れの間に水滴が浸透し、強力に洗いながしてくれるのです。
もし、汚れが残ってしまったとしてもまた太陽の光で汚れを分解し、雨の日に洗い流すことができるので、汚れを定期的にリセットさせられます。
旭トステム外装:シーリングが目立ちにくくなるシーリングレス工法
通常の窯業系サイディングでは、つなぎ目にはシーリングを用いるのですが、シーリングは経年劣化によって切れてしまったり傷ついてしまったりと、雨漏りの原因となることが多いです。
そこで、旭トステム外装独自の施工部材「カシシキくん」を使用することで板間でのシーリングを不要にすることを可能にしました。
雨漏りに強いだけでなく、板間をつなぐシーリング目地がないことで美しく耐久性に優れた壁面を作り出すことができるのです。
窯業系サイディングの特徴や費用について詳しく知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。
窯業系サイディングとは?その種類から価格まで魅力をたっぷり解説
メーカー選びは自分が一番何を理想とするのかで決まる!
どのメーカーにもそれぞれメリットがあるため、まずはどんな外壁にしたいのかを考えてみると良いでしょう。
例えば、汚れや色あせに強い外壁にしたいという方はケイミューの窯業系サイディングを選んだり、シーリングを使わない外壁にしたいという方は旭トステム外装の窯業系サイディングを選んでみると良いですね。
自分に合った窯業系サイディングを見つけて、満足のいく外壁作りをしましょう!
サイディング外壁の費用について気になる方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
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